もっと遊ぼう! Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <OCEAN STAGE> -2022.2.12,13-

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楽しさだけで包まれるライブになると思っていたけれどやっぱり感情が揺さぶられるシーンも多かった6thライブ OCEAN STAGE

ドームの大きさに圧倒されて

そこで輝くAqoursが眩しくて

でも一周して「楽しかった」という思いで満たされて

そこにはAqoursのこれからを感じさせてくれるような想いやテーマがギュッと詰め込まれていて、あの2ndライブとは全く違った楽しさがありました。

OCEAN and Rock

いつもこんなことはしませんがドリコンに引き続き今回もセトリを予想していました。今回は会場によってOCEAN STAGE, SUNNY STAGEと銘打ったセトリになると公式から名言されていたため、ある程度雰囲気は予想できるかなと思っていましたが今回は違う角度からぶん殴られました。

けっこう自分なりにちゃんと考えて予想したんですけどね。2曲目にHop? Stop? Nonstop!が来た瞬間「あ、もう何も分からん」と思わず笑っちゃいました。
もう予想するのやめようかな…

デュオトリオ、ソロ、ユニットのどれかは入れてくるだろうと思っていてじゃあロックって考えるとユニットでロックテイストな楽曲来るのかなぁなんて思ったり。
もちろん ”ロックをテーマに” と全曲ロックで通すとは言っていないので自分の考えが極端すぎました。でもデュオトリオはぜってぇやってほしいと心のどこかで思っていた自分がいたので本当に嬉しかったです。

毎回かなり楽しみにしているライブ前のOPBGM、5thとかドリコンみたいなクソエモBGMだったらどうしようかと思っていましたが今回も海をイメージするサウンドから爽やかなロックテイストへの切り替わりが自然で素晴らしかったです。


-KU-RU-KU-RU Cruller!-

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伊波杏樹さんのポニーテールに殺されてしまった…
脳が完全にこれに支配されてしまった1日目、ずるい

イントロのピンボール音が鳴ってステージ上の☆が順番に光る演出をライブの特殊イントロか!?と思ってしまうぐらい混乱してました。普通にMVでありました。
”新衣装をライブの1発目に見て脳の処理が追い付かなくてバグる" って感覚、中毒性があって本当にいいですよね。見て聞いて五感をフル活動させて吸収すべき箇所が多すぎるのにだいたい伊波さんばっかり見ていた。ゆるしてくれ

 

 

-DREAMY COLOR-
-夢で夜空を照らしたい-

百歩譲って夢で夜空を照らしたいをやったのはいいんですよ、でもDREAMY COLORとの共通点であり繋がりを感じたときはその意図にため息が漏れました。


ランタン、なんですよね

言われてみれば当たり前だけどそういった共通点を紐解いてセトリとして表現してくれるのは嬉しいですね。

DREAMY COLORは特に2日目のバックステージの見え方が圧巻で、最後横並びになるところが所謂カメラで抜かれそうな斜め前からの構図として肉眼で見られたのが本当に感動しました。最後9人が右手を突き上げていく振り付けがこれからの決意を表しているようで本当に好きなんですよ

DREAMY COLORが終わってから暗転したステージ
3人ぐらい引き上げる姿を目撃してから次の曲が始まるまでわずか数秒
6人曲ってあったか?と思ってから脳内データベースで夢で夜空を照らしたいを検索する前に曲が始まりました。
先日のAZALEAで初めて見ましたが正史の6人による披露を間近で、しかも2回も見ることができて1stライブをLVで見てからいつか現地でこの6人が歌っている姿を見たいと思った夢が叶った気がしました。サビでみかん色のブレードを左右に振るのは感慨深かったし、ステージ周りのファン全員が同じ動きをしているのも目に入る位置だったのでそれも相俟って感動しましたね。

デュオトリオのときもそうでしたが、スタンドから暗転したバックステージの人影がけっこうはっきり見えるので、3人いなくなったり2人でてきたりして「えっ次何?」となる数秒がけっこう緊張しました。
きっと愛奈ちゃんは裏で私も踊りたいと駄々をこねていることでしょう。

 

-MY LIST" to you! (1年生ver.)-
-少女以上の恋がしたい (2年生ver.)-

みなさんはAqours楽曲の禁止カードと言われて何を思い浮かべますか?

想いよひとつになれ

MIRACLE WAVE

Thank you, FRIENDS!!

Next SPARKLING!!

色々なベクトルで心に刺さる禁止カードを思い浮かべることでしょう
が遂に「Aqours楽曲を学年で歌う」という暴挙に出ました。これはいけません。

正直個人的には「刺さった」というよりAqours楽曲を学年でやるんか!という「驚き」の意味の方が大きいですね。

マイリスは曜のイメージがあるので2年生、少女以上はルビィのイメージがあるので1年生と逆じゃない?と思いましたがその固定観念を壊した割り振りがよくて
ありがたいことに2日目にトロッコがこちら側に来てくれましたので特に少女以上は新鮮に感じました。

 

 

-幕間(Aqours楽曲ロックアレンジ)-

デュオトリオ後とWATER BLUE NEW WORLD後
Aqoursのナンバリングシングル+ユメユメ+クルクルのロックアレンジが流れました。
個人的にはHPTのアレンジが優勝ですね。明らかにギターのロックな部分が全面に出てて最高にテンションあがりました。
開幕の君ここだけ残念で、明らかに歌に後付けしてリズムが合っていない感が否めず…
他はけっこうよかったので是非他の楽曲も聴いてみたいところです。

最初はユメユメやって青ジャンやらないの?って思ったんですが、実際に楽曲として披露したことで「お前らアレンジで聞くだけじゃ物足りねぇだろ!!」と概念ぶち壊しAqoursが垣間見れた感じがしてすげー良かったです。
初めにRiko jump High!!流れた瞬間「あっ次TAKUYAさんじゃん」と謎の感情に支配された僕の気持ちは心の内に閉まっておきますね。

P.S. 生首アニメは埼玉に温存ですか?楽しみにしてます

 

 

-Aqours Pirates Desire-
-Daydream Warrior-
-君の瞳を巡る冒険-
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斉藤朱夏小林愛香逢田梨香子のターン

センターステージで自分の背丈より高い大旗をぶん回す朱夏

一人だけセレブのようなモフモフをつけて存在感抜群だったきゃん

カッコいい衣装の方が好きだなぁと心で呟きながら見てた逢田さん

それぞれのカッコよさが際立ってましたね
黒とピンクを基調にしたゴージャスな私服にも見える新衣装、この3曲にカッチリハマってました。上の画像のようにステージのライトが終始暗めだったこともあり、衣装の黒が映えて終始ダークな雰囲気を醸し出していました。
そしてまさかのデイドリとスリワンをぶった切るという贅沢、オタクの好きを知っていて知った上でこういうことしちゃうAqoursちゃんニクいですよ。
確かにスリワンはオレンジ→太陽を連想させるのでSUNNY STAGEでの披露は間違いないでしょうね。
ちなみに昔からデイドリのおすわパートが大好きなことで有名ですが初めて右のブレードだけエメラルドにして一緒に打ち砕かれました。満足感が凄かったです。

 

 

-恋になりたいAQUARIUM-
-WATER BLUE NEW WORLD-

いや恋アクやるんかい!
直前のロックアレンジで恋アクやっていたので普通にこないと思って完全に油断してました。否、そのあとにWATER BLUE NEW WORLD来る方がもっと予想外でした。

ドリカラ→夢夜空のランタンよろしく、今度は青というイメージカラー繋がりで選んだのか
何にせよ久しぶりに浴びたWATER BLUE NEW WORLDは情報量が大きく…カウントダウンライブの配信を見ていいなーと思っていたので嬉しかったなぁ
これ、この曲だけで沸いた感情なんですが、歓声の無いWATER BLUE NEW WORLDはもちろん初めて聞いたわけで曲への没入感が本当に凄かったです。
余計な音が無いからそうなんだけど、リハーサルを見ているとか、配信を見ているとかそういうレベルじゃなくて…今ここでラブライブ!決勝を戦っているAqoursがそこにいるという、ステージ上で踊る彼女たち以外が一切視界に入ってこないでそれしか見えない感覚っていうのかな。それを没入感という言葉で片づけていいのか分からないけどとにかくそういう感覚が味わえました。凄かった

 

-青空Jumping Heart-
-冒険Type A, B, C!-
-Step! ZERO to ONE / AqoursHEROES-
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1stライブから一貫してAqoursの "絶対的なメインテーマ曲" と言っても過言ではないこの曲

Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ - Aqours storeis

俺たちの青ジャンが新衣装になって帰ってきた!
1日目はMCで言われるまで気付かなかったんですが、2日目は普通に遠目でもキラキラ度が爆上がりしているのが分かりましたね。ここで心の内を吐露しておくのですが、SUNNY STAGEでみら僕の衣装が進化することを心待ちにしております。

冒険Typeはセンターステージ横左右からバックステージに集合していくトロッコ曲で、
1日目はふりの「じゃあ来いよぉ!(高音)」にバカほど高揚し
2日目は眼前にちょうど3年生が来て鈴木愛奈さんに「さあ来いよ!!」で挑発ポーズをされたので挑発に乗ってしまいました。本当にありがとうございます!

続いてバックステージ前から左右二手に分かれるトロッコ

自分は1stライブには現地に行っていないけれどトロッコに乗って彼女たちが歌っている姿を見て何故か1stライブで水色のアンコールTシャツを着て歌っている姿がフラッシュバックしたんですよね。

Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ - Aqours storeis

今回もこれでした。トロッコが近かったので余計にそう感じ部分もありますが、やっぱり1stライブリバイバルでしたね…
伊波さんも言ってたけれど頭ぶんぶん振るぐらい楽しむ人が出るのも頷ける

さっき調べて知ったんだけどAqoursHEROESはそもそも披露回数が少ない(海外公演、ファンミを除くと2nd神戸以来だけど収録されてない)ことも相俟って僕が現地でかつAqours9人で見たのは今回が初めてだったんですよね。
だけど全く新鮮な気持ちにならなかったのは1stのBDは擦り切れるほど見たからだし、それでもテンションがぶちあがったのはそれは映像で見たものだったから、っていうわりと自分ので感じた感情を冷静に分析して言葉にできるぐらいには成長したのかな。

 

-涙×-
-MIRAI TICKET-

表現するのが難しいと思っていたけれど公式がまさにこのタイミングの景色を切り取ってくれたのでよかったです。
あんなに煌びやかな衣装を身に纏っているAqoursがいるのに、そこを暗くして天井に目を向けさせるという贅沢さ、まさに会場全体を使った演出でため息が漏れましたね
青ジャン衣装、センターステージでの涙×
これ、3rd福岡で同じく青ジャン衣装でキセキヒカルを歌った情景と重なったんですよねー青ジャンの衣装はいつも「始まり」と「これから」を歌う衣装にぴったりなんだと改めて思いました。

そしてありがとうMIRAI TICKET
披露回数はそこそこ多いけれどステージ上の平場で披露されたのは2nd埼玉以来、もちろん聖地名古屋で披露されたのは初めて
青ジャンの衣装で披露されたその曲はアニメ1期の頃の千歌たちを彷彿とさせるようで、でもどこか「あの頃」から余裕を感じさせるような所作や佇まいを節々に感じることができました。叫ぶ千歌を見守って目くばせする曜と梨子が、まるでデュオトリオを歌って自分の気持ちに気付いて本当に心から笑いあって千歌の背中を見守っているように見えて、こういったまた別の解釈を得られて勝手に感動してました。
ミラチケ言えばセンターステージ、そうなんすよね…

 

-not ALONE not HITORI-

虹がかかりましたね
本当にね、こういうことが自然にできちゃうラブライバーは本当に凄いと思う。5thのときも全く同じこと思ったけどやればできるんですよ。今はうかつに声も掛け合えないのに本当に凄い
実はTwitterでこの企画が水面化で動いていたのは知ってましたが別に肯定も否定もする気持ちもなく観測者になってました。だってその場になってみないとどういう感情で何が起こるか分からないじゃないですか。自然にそうなったら流れに乗ろうとは思ってましたが

 

だからその愛を受け取ってくれたふりが歌い出しで号泣しちゃうのも頷けるし涙がこぼれる他のメンバーも印象的でした。

まさに今だね!

とありちゃんが言ったとおり、Aqoursもファンも一人じゃないし別に自分が企画したわけではないですがこちら側の愛が少しでも伝わったのかなって思いました。


伊波「Aqoursは色んな壁を乗り越えてきて…」
ぼく「えっ?もうMC始まってる?」

そんな笑いポイントはさておき、アンコールTシャツもめちゃくちゃギラギラして特別仕様になってましたね。カウントダウンライブのときからメンバーカラーのフリフリを着てたりなんかお姉さん感が出てて凄く良かったです。


Thank you, WINTER VACATION…

どれほど発売を待ち、どれほど現地で見られることを待っていたか
SUMMER VACATIONが発売されてからWINTER VACATIONの発表を心待ちにして、デュオトリオの組み合わせでワクワクして、ぐ~りんぱがトリオになったときはめっちゃ嬉しかったけれど

ライブやイベントが次々と中止になって、オンラインライブ-LOST WORLD-は観たけれどやっぱり素直に100%楽しめなかった自分がいて

デュオトリオも間がかなり空いての発売だったからこのときは「あっ今度出るんだ」って自分でもびっくりするほど楽しみにはなっていなかったことを思い出して
でもこのアルバムが発売されてから聴いて、昨年の年始は思い立ったようにふらっと沼津の5周年展示会に足を運んで、そこで自分の中で空白だった時間を取り戻せたような気がして

このアルバムが発売された前後の自分の心情
Aqoursから心が離れていたけれど、やっぱり心待ちにしていたこのアルバムにどこか救われた気がして曲がどうこう以前にアルバム自体に思い入れがあるんですよね。なのでこの4曲の感想は1曲ずつ綴っていこうと思います。


-涙が雪になる前に-

黒基調のロックテイストでシックなパンツスタイルの衣装が何よりもカッコよくて、でも果南と鞠莉のすれ違いを歌った感動を誘う楽曲になっていて
LOST WORLDでこの演出があったか全く覚えてないのでまっさらな気持ちで見ていましたが、スクリーンにアニメ1期9話のシーンが流れていてでもそれとは対極に歌唱している間ずっとすれ違うような演出がなされていました。

しかしアウトロで向き合った2人がなアニメシーンとシンクロするように最後はハグをして暗転しました。最後の最後まですれ違う2人を見ていると目の前で演劇を見ているような錯覚を覚え、
ストーリー性もそうですがアニメとのシンクロと「あの」シーンを最後に持ってくる演出が最高にグッときました。
2人のパフォーマンスを見てより好きな曲になりましたね。


-キモチもユメも一緒だね!-

4曲のなかでは一番ノれるポップな曲
と思いきやそこに孕んだ2人の心情を歌った歌詞は実際のAqoursとも繋がりを感じ、未来予知畑亜貴が天才と呼ばれる所以を再認識せずにはいられませんでした。

あのさ…ひとりで出来るけど
ふたりがもっといいな もっといいんだ!

恐らくここの歌詞はルビィと花丸、どちらの心情とも取れるんですよ。実際1番はルビィ、2番は花丸がこのパートを歌っています。

この曲を楽しみにしてノリノリでブレードを振っていた僕は、1番のこの歌詞に辿り着いたとき

「あ、ルビィから花丸に向けたメッセージじゃん」
「ふりからきんちゃんへのメッセージじゃん」

と感じました。
そういう意味ではないし偶然そうなっただけなのは分かっているんですが、ラブライブ!にはこういうことが起こる曲がたくさんあるんですよね。だからこの歌詞の意味を勝手に感じ取って今目の前で「2人」で笑顔にこの曲を歌っていることが何よりも嬉しくて、楽しいノれるだけの曲じゃないんだなと思えました。

 

-Misty Frosty Love-

曜の心情を歌った切なくもどこか温かみを感じる楽曲
WINTER VACATIONの中で唯一キャストから曲のイメージについて明確に言及されており、アニメ1期の千歌と梨子の関係性を見た曜の気持ちを歌っています。

「温かみを感じる」と言ったのはそんな曜のセンチメンタルな気持ちを汲んだ梨子が「それでもそんな曜ちゃんが好きだよ」と言わんばかりの包容力を感じる梨子と逢田さんの表現力を感じたからです。このデュオトリオを実際にAqoursメンバーが作ってライブを披露したと考えるならば、曜ちゃんめちゃくちゃ凄いと思うんですよね、こんなに自分の気持ちを素直に吐露するなんて
でも曜ちゃんならこうやって言葉にすることでしか自分の気持ちに素直になれない不器用さも持っているような気もしていて、そこをうまく梨子が包んであげるっていうのかなその関係性が素敵だなって思いました。

でもこの楽曲は涙が雪になる前にとは違いパフォーマンス上最後まですれ違った2人を演習して終わるところが非常に印象的です。僕はここの解釈が理解できなかったので有識者の方がいらっしゃたら是非教えてください。

 

 

-Party! Party! PaPaPaParty!-

待ってたぞぐ~りんぱ
LOST WORLD後の配信で伊波さんが言っていた「千歌ちゃんは普段こんな顔しないけどこの2人とだから(こんな顔する)」という言葉が理解できた気がしました。

私たち自身、メンバーのこと一人一人大切に思う気持ちと、メンバーに会いたいと思ってここに会いに来てくれている皆さんがいないとAqoursのステージは、Aqoursの物語は進んでいかないと思っています。
なので皆さんも一緒にこのラブライブ!サンシャイン!!Aqoursという物語の先の先の先を一緒に作ってくださいますか?? -Day2-

伊波杏樹

Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ - Aqours storeis

ふと先日のドリコンでの伊波さんのMCを思い出しました。
アニメや劇場版、MVのある楽曲はもちろんですが "それ以外" の楽曲はよりAqoursキャストがステージでパフォーマンスをすることでその楽曲に色を付けて彼女たちの物語の続きを歩み進めることができます。
それが今回のデュオトリオの4曲にぴったりと当てはまり「彼女たちの物語のなかで歌われたかもしれない楽曲」になったんですよね。これがAqoursのこれからなのだと。

Aqoursのバレンタインソングが生まれた瞬間でもありました。

 

進化し続けるディレクション

そこまで注視していたわけでもありませんでしたが今までの演出もありつつカメラやスクリーンの映像も進化してましたね

まず涙が雪になる前に
2人の歌う後ろ姿が映され客席のぼやけたキラキラが綺麗に映っていたことが印象的でした。隣で歌っているのにあえて1枚のスクリーンに縦割りした2人を映した

キモチもユメも一緒だね
2人の曲なのに4分割されたスクリーンに所狭しと映る2人
どこを見ればいいのか分からなくなってあわあわする別の意味のわちゃわちゃ感がスクリーンからも伝わってきました。
公式のツイートで知ったのですが天井にルビまるのメンバーアイコンが映されたらしいですね。そこまで目が行かなかった…

Daydream Warrior
ラスサビ前のダンスでは自席に向かってけっこう光量のライトが向けられて眩しかったこともありチラッとスクリーン見てたんですがなんすかあれ
キレキレダンスを踊るきゃんたちが残像というかわざとボカしたような映像になっていて、スピード感のあるダンスが一瞬止まって見えるような不思議な感覚に陥りました。

Step! ZERO to ONE
こ れ
特に1日目のカメラマンさん有能すぎる
だ〜いや〜のとこで絶対、100%意図的にありちゃんをぶち抜きまくってて「分かってるー!」って思いながら一人で笑い転げてた。ありそうでなかった演出


あ、くるるんだ!わーい

 

ありちゃん

これどこのトピックに入れようか迷ったんだけど入らないし無理やり入れるもんでもなしむしろ今回はこの人を推していきたいので切り出しました。

ほんとね、この2日間終始バカ楽しそうにしてたありちゃんが印象的だったんですよ。
ドリコンのときも感じたんですが、いつもなら楽しさを爆発させることはしてもダイヤのようにクールな佇まいが根幹にあるんですよ。
でも今回は小宮有紗さん…ではなくてありちゃん🤗って心の呟きが漏れるぐらい素の彼女が鎮座してて、ダイヤ置いてけぼりのありちゃんオン・ザ・ステージみたいな感じ(?)でそれが最高に微笑ましかったです。

私たちはどんどん進化し続けていきたいなって思って行動にしているつもりなんですけど、こうして皆さんが変わらない景色を作ってくれるっていうのも本当にめっちゃ幸せだなって思います。-Day1-

小宮有紗

かと思ったら虹の景色に言及していいこと言ってくれて
変わってしまうって怖いし切ないけどAqoursは "進化" してるんだよね。そう再認識させてくれました。
まあ結論MC以外もテンションがナゴドから飛び出るぐらいバカ高くてあぁ本当に楽しいんだなぁっていうのが死ぬほど伝わってきて良かったですね、えぇ

 

 

SUKI for you, DREAM for you!

もうね、このライブこれを聞きにきたと言っても過言じゃないんですよ

サブタイトルにして語り始めるぐらいには好きなんすよ

Aqoursで好きな曲は?」という問いに対しては
「何だその漠然とした質問は?」と逆に質問し返すぐらい、好きという言葉の意味が曖昧になってしまうぐらいAqoursの楽曲は色々なベクトルで好きが溢れている。

楽しくてぶちあがる曲

心に染みてエモーショナルになる曲

ライブで聞くと大化けする曲

ライブで聞くとアニメーションのシンクロと相俟ってアガる曲

本当に全部ひっくるめて純粋に好きな曲

ざっと好きな曲を噛み砕いてもこれだけ色々な好きがあるんですよね。
ちなみにこの質問をされたら僕はとりあえず「未来の僕らは知ってるよ」って答えます。

なーんてもうSUKI for you, DREAM for you!について話す前から好きの定義を論じているわけですが、ここらへんの話は掘り下げたら永遠に語れる気がするのでまたの機会に。

じゃあSUKI for you, DREAM for you!はどの好きになんの?って話ですよ
これはね、間違いなく「楽しくてぶちあがる曲」部門にノミネート
というかまあAqoursの新曲が出るたびにあっ好きだわとは思うけれど、これはなんというか脳天をガツンと殴られたような衝撃的な曲でμ'sでいうノーブラに匹敵するライブぶちあがり曲が遂にきたなっていうのが第一印象でした。

もちろんAqoursにも盛り上がる曲はありますよ。スリワン、青ジャン、届星、HPTなどなど
また面倒なオタクみたいなこと言いますけれど「盛り上がる」にも色々あると思っていて…個人的にはギターやドラムのサウンドバチバチに鳴ってる曲が「盛り上がる」って僕は思っています。多分スリワン、青ジャンetc…はその中でも「コールが楽しい」に分類されるのかなって分析してます。
だから今のご時世現地でコールができなくても、単純に家で曲を聴いているだけでも、曲のサウンドのみだけで十二分にテンションがアガる曲という意味でぶちあがりが約束された曲がきたな、と感じたわけです。
最短で結論に辿り着く前に色々外堀を埋める説明をしながらでしたが、まあなんとなく言いたいことは伝わったでしょう。

そんなこんなで楽曲が発売されてからはもちろん、ワンチャンドリコンでもやるかなぁと思っていたので年末あたりからは狂ったように聴いてました。ジムではいつも音楽聞いてるんですけど毎回鬼リピートしてました。

セトリ予想ではアンコールの一発目にぶちかましてくる予想だったのですが最後の最後でしたね。


みんなーーー!!だいすきーー!!


この叫びを聞いてから曲が始まるまでは数秒しか無かったけれど、この楽曲の歌詞が全部頭の中で言葉となって再生されて反芻して

「あぁこのライブでAqoursが伝えたかったことってこれだったんだ」

と全てが結びついて天を仰ぎました。あんなことすると思わなかったから本当にずるいよって思いました。ちなみに最後のMCが終わってからこの曲が始まるまで、特殊イントロを流しながらキャストがステージに散らばりみんなにありがとうを伝えに来てくれたんですが、いや…うん分かったから…早く曲始めてくれ…と生殺し状態になってました。

好きだって 好きだって 好きだって思うから伝えたくなっちゃう
分かちあえたら嬉しいよ

曲名になってるから当たり前と言えば当たり前だけど、何回出てくんだよ!ってくらい好きというワードが出てきて…それを伝えて、分かち合いたいねというメッセージが詰まった曲なんですよね。ライブで披露されるまでは「お互いの好きをぶつけ合える曲」としか捉えてなくて、決してそれは間違いではなかったんですがそれだけじゃなかったんですよね。

Aqours9人のパフォーマンスが、笑顔が、もう一人一人の体から放たれる ”好き” のエネルギーが今日一番と言っても過言ではないくらい昂っていて爆発していたんですよね。
もうこれ挙げたらキリがないので印象に残ったところだけ。

朱夏、きゃんがバックステージに来てくれて体が飛んでっちゃうんじゃないか心配になるぐらいキレッキレを絵に書いたダンスしてくれた

ありちゃんが「はいはい! はいっそうです! 聞いて聞いてよ」のとこでノリノリで振りをしてた

伊波さんは顔がくしゃくしゃになるぐらいの笑顔で普段なら絶対やらん指ハートしてくれた

逢田さんとふりさんは二人でちょっかい出し合って爆笑してた

確かに2日間ともめちゃくちゃにぶちあがったけれどしっかりキャストを見る冷静さは持ちながら楽しめたかな

パッパラッパッパッパトゥーイェイ委員会を設立します

"遊ぶ" ってAqoursのテーマ

OCEAN and Rockが今回の表のテーマだとしたら
「遊ぼう」が裏テーマなんじゃないか

ふとそんなことを思いました。
きっかけはMCで色んなキャストが口を揃えて言っていた「もっと遊ぼう」「遊びに来てください」
で、そういえばAqours楽曲って曲に「遊ぶ」が入る楽曲多いよなぁと思ってセトリ見返してみたんですよ。

謎を謎を解いて このセカイで遊ぼうよ

君の瞳を巡る冒険

よしもっともっと遊ぼうよ!

冒険Type A,B,C!!

やれるから!もっともっと遊ぼう

SUKI for you, DREAM for you!

いやいやいやもうそうじゃん!!!
脱出ゲームが主題になっている君瞳や冒険Typeはともかく、SUKI for youに関してはMC後の本当にラストに歌ったということもあり、もっとAqoursと遊ぼう!というメッセージを感じずにはいられませんでした。
そして他にも遊ぶが入ってる楽曲あるよね?と思い調べてみた結果

嵐がきたら 晴れるまで遊ぼう

未熟DREAMER

だから遊ぼう ここで遊ぼう 今日は遊ぼう!

Landing action Yeah!!

とまらないよ とまらないよ あふれそうな想いは
世界中で遊びたいって 心からの希望

スリリング・ワンウェイ

いっしょに全力で遊ぼうよ(がってん!ぜんりょくオーライ)

君のこころは輝いてるかい?

空色カーテンオープン 海色ゲートウェルカム
遊びましょ!

恋になりたいAQUARIUM

また遊びましょう(Oh, yeah!)また遊びましょう(Oh, yeah!)

We‘ll get the next dream!!!

とりあえず思いついた順に書き連ねてみたけど多すぎてドン引きしてる。なんとなく多いっていうのは理解してたけどこんなにあったんですね…調べたわけでもないので抜けてるかもしれないけど

こうなると別に今回のライブが特別遊ぶをテーマにしたわけではなく、Aqoursというアーティストのテーマなのではないか、となんか話が大きくなりそうな気がしてきました。
Aqoursとファンが一緒に物語を作り上げていく姿を畑亜貴節で表現すると「遊ぶ」なのかな、なんて考えたり
Aqoursはいつだってチャレンジャー」というきゃんの言葉がありますが本当にそのとおりで、この言葉を借りるなら「Aqoursはいつだって"みんなと遊ぶ"という遊び心を持ってるパフォーマー」なんだなと心から思いました。

 

DREAMY CONCERTを経て


今回ナンバリングライブとしては5th以来実に2年8か月ぶりの開催

しかし6thライブを語る前に5thと6thの間にEXTRA LoveLive!と銘打ったDREAMY CONCERTを開催したことに意味を感じました。
あのステージでは2年半ぶりにAqoursに会えた嬉しさが凄くて終始感動しっぱなしでした。あのライブはファンとAqoursがお互いの距離感や大好きの気持ちを思い出しながらそれを確かめ合えた空間だったのではないかと思っています。
全ては昇華できないかもしれないけど悔しいことや悲しいこと「色んな壁を乗り越えて」が少し叶ったんじゃないかなと

もしこのライブが無かったら本当に久しぶりのワンマンライブになっていたわけで、もしそうなったらうまく言葉にできないけれどお互い手探りな状態になってしまったと思うんですよね。
だからDREAMY CONCERTを開催したことは、2021年最初で最後のワンマンライブを開催したことと同時に5thと6thを繋ぐ、ファンとAqoursを繋ぐ大きな意味を持ったライブだったんですよ。

だから今回の6thライブはそういう気持ちは一旦忘れて楽しさ満点のロックなライブにしてやろうぜ!というAqoursのメッセージだと勝手に感じ取り…OECEAN STAGEと銘打ったセトリは最初から最後まで予想外の連続で、楽しませてやろう!というAqoursの気持ちが十二分に伝わってきた最高なライブでした。彼女たちはいつだって僕たちの予想の遥か上を行くんですよね。だけどそれがまた嬉しくて…

大好きだけのお祭りの権化2ndライブ再来は予想していたけれど、あのときより色々なことを知ってきたからこそ、単純に楽しいだけでは済まない感情になったことが最高に心地よくて、久々にライブ後充足感だけに満たされました。マジで何年ぶりだ??
しかもすぐ次が約束されていること、こんな幸せなことはない。

予想もうやめようかな、と言いつつ絶賛セトリ予想中なのでもはや当たらないことに快感を覚えている気がするけれど「もっともっとAqoursと遊んでいたい」そんな気持ちにさせてくれるAqoursにずっと着いていく、その気持ちで我らがホームステージに向かいます。待ってろメットライフドーム!(※この名称は2022年2月28日まで有効です)