AqoursライブMC総選挙

これまでのライブMCを振り返ったときに各キャストの名言ってなんだろう、
いやもちろん全部名言なんだけれど…自分の心に残ったMCってなんだろうとふと思いました。
各キャストの名言や迷言は数あれど、単純に自分の心に刺さった印象的なMCを選んで見ることに

個人的には先日のValentine's Day Concertを皮切りにAqoursの2023年がスタートなぁと感じているので、ライブを振り返って反芻する意味でもBlu-ray見たりブログを見返したりしながら考えました。

各キャストのMCに二つ名をつけるなら

伊波杏樹
Aqoursの名言製造機

斉藤朱夏
距離の近さ、等身大の姿

逢田梨香子
素直な感情、素直な言葉


諏訪ななか
これまでの思い出を胸に


高槻かなこ
ラブライバーの代弁者


小宮有紗
夢は声に出せば叶う


降幡愛
いつだって彼女と一緒


鈴木愛奈
全てを包み込む優しさ


小林愛香
その瞬間をとびきりの笑顔で



こんな感じ。わりと芯を食ってる気がしてます。というわけでAqoursライブMCで打線組んでみた!


スターティングオーダー

1番(遊)

この9人だったら色んな壁を壊せていけるって私は凄く思ってて

今回も分厚い壁がずっと2年半あったけど壊せました

Aqoursって凄いんだなって…Aqoursなんですけど笑 自分で思いました
うちのメンバーすげぇなって!

斉藤朱夏Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ Day2)

普段あまり自分寄りの話をしない朱夏が珍しく壁という言葉を使って2年半の思いを口にしたセリフ
最後はちょっとおちゃらけてるのはあぁいつもどおりだなと思いつつ、ずっと高い壁があったという困難を笑顔で「壊しちゃったぜ」と半分Aqoursを誇示するような表情もとても印象的でした。

 

2番(二)

私は

ラブライブが大好きで

Aqoursが大好きで

沼津が大好きで

ヨハネが大好きで

Aqoursの10人目のみんなが大好きで


小林愛香Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ Day1)

2年半前にこの場所で大きな輝きを見たこと、「今日何か夢が叶った気がします」と言った後に紡がれた言葉
いつも楽しさと嬉しさで高揚感を隠しきれないきゃんが、地に足着けてひとつひとつ言葉を噛み締めながら発していたことがとても印象に残っています。

 

3番(捕)

会えない期間が続くこともあるかもしれない

だけどいつかまた会えると信じてずっとAqoursを好きでいてほしい

逢田梨香子Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ Day2)

この言葉が心に響いたからこそ自分はDREAMY CONCERTで全てが報われた気がしました。
逢田さんがこのとき伝えたかった意図とその捉え方は違ってしまったかもしれないけれど、形を変えて多くのファンを救った言葉だったのではないでしょうか。

 

4番(中)

高海千歌が言ってました

変わっていくことを恐れない彼女が一番カッコいいと私は思いました

これから変わらないものも変わっていくものも全てを受け入れて走っていく彼女を信じて、私は高海千歌として全てを懸けて生きたいと思います

Aqoursに命を懸けて!


伊波杏樹Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ Day2)

彼女は名言が多すぎるので一番迷いました。でもやっぱり直近で一番胸に響いたのはこれかなって
アニメのキャラクターを演じる上で簡単に「命を懸ける」なんて言えない。でも彼女が発したこの言葉は紛れもない真実だと誰もが信じて疑わない気迫を感じました。

 

5番(一)

Aqoursが次に進むために必要だったのは

"この2年半という時間だった"

ってことをこれから証明するために今までできなかったこと、今だからできることができたらいいな


高槻かなこAqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ Day2)

これを聞いて高槻かなこ完全復活を感じた人も多いはず
ただでさえ言葉の選び方が上手くて決して悲観的ではなく未来を見据えたこのセリフを復帰一発目でかませる彼女はマジでカッコよかった。
伊波杏樹という天才4番バッターがいなければ4番張れるポテンシャル持ってると思う。


6番(左)

今まではラブライブ!サンシャイン!!Aqoursの物語を作ってくれていたんですけど

今度はAqoursラブライブ!サンシャイン!!の物語を作っていかなきゃなって思いました! 


降幡愛(Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <SUNNY STAGE> Day2)

伊波さんよろしくふりもアニメとしてのAqours、キャストとしてのAqoursの在り方を語ってくれた言葉
そんなの前からだよと思いつつも、ふりとして、ルビィとして両者の決意に聞こえました。


7番(三)

"こうだったな" って

Aqoursのライブってこうだったなっていうのを今日改めて2年半ぶりに感じさせていただいて…これがラブライブ!だなっていうのも改めて感じました

Aqours9人で作って、みなさんと一緒にこの空間を作るっていうのが、これがやっぱり "ラブライブ!だった" 、 "Aqoursだったな" っていうのが今日改めて感じました

鈴木愛奈Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ Day2)

この頃からにゃーちゃんは泣かなくなりました。
しかし、以前よりさらにファンに寄り添ったことを言ってくれるその温かさと同時に、ライブができたという内に秘める熱い思いを同時に感じることができた言葉でした。


8番(右)

3rdとか4thあたりのときにみんな「この9人で、この9人で」って ”この9人で” を凄い強調して言ってたと思うんだけど、またこの東京ドームのステージにこの9人だけで戻ってこれたっていうのが凄い嬉しくて、9人欠けずにまたここに戻ってこられて…

東京ドームに2回立つアニメシリーズって…無いじゃん?

Aqours二度目だけど来年は幻日のヨハネがあったり、EXライブがあったりまだまだ2度目の東京ドームでも終わりじゃないってところが今日のお知らせでもまたみんなに伝えられたんじゃないかなと思います

だからまたこの9人でステージに立ち続けてまだまだ新しい歴史を刻んでいきたいと思います

諏訪ななかAqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <WINDY STAGE> Day2)

普段多くは語らないおすわがかなり饒舌に、しかも4thのときの情景を思い出しつつ話し始めたことが非常に印象深かったです。
やはり4thが深い思い出になっているのはファンも同じなので「あっ、あのときのことを思い出しながらパフォーマンスしていたんだな」と同じ気持ちを共有できた気がしました。


9番(投)

アイドルは永遠じゃないからこそみんなが追いかけたくなったりするんですけど

『9人のAqours』は永遠であってほしいなと思いました

だから、これからももっともっと頑張って、みなさんがついてこられるように頑張りたいと思います!


小宮有紗Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ Day2)

5thで逢田さんと双璧をなす名言
どこか全員のMCがふわふわしている雰囲気のなか当たり前のことだけど核心をつかれて聞き入ったのを覚えています。
5thがAqoursの物語として一区切りということを誰しもが分かっていたからこそ、婉曲的な言葉選びで”私たちはもっと輝きたい”と伝えてくれたことが嬉しかったです。


結論

 

みんなドリコンでいいこと言いすぎ


それと色々見返してて思ったのは伊波、逢田、高槻は特にいいこと言いすぎ。あとおしゃべりがうまい。
本当はここに書ききれないぐらい素敵なMCがたくさんあって…
いつか公式でMC集出してくれない?ってレベルよ本当

何にせよパフォーマンスだけではなく言葉でも人を魅了する彼女たちは本当に魅力的で、やっぱりこのMCが毎回ライブの楽しみになっている自分がいます。

受け止め方は人それぞれあると思うけれどそのとき感じた素直な気持ちを吐露してくれるからこそこんなにも自分の心に残って、響いているんじゃないかなと改めて思いました。


おまけ

ちなみに伊波杏樹さんの名言が多すぎて途中で「伊波さんの名言で打線組んでみた」をやろうかと思ったレベル
せっかくリストアップしたのでここに供養します。


1番(二)

私たちがありがとうなのにみんなが「ありがとう」って言ってくれて
なんかこれっていい言葉見つからないけど

”相思相愛だな”って思いました!

伊波杏樹Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 埼玉公演 Day1)

永遠に終わらないキャストvs.ファンの「こっちがありがとうだよ!!」
その論争に終止符を打つ相思相愛
対戦ありがとうございました。


2番(三)

好きなものをずーっと好きでいることが難しいっていうことくらい誰だって知ってるかもしれないけれど、みんなも思うことは沢山あるかもしれないけど、Aqoursのことをずーっとずーっとそれでも好きだと言ってください!!!!

Aqoursが好きかー!!!??

ラブライブ!サンシャイン!好きかー!!!??

私の始まりはラブライブが好きだー!って気持ちだった
それがこうして大きなところでみんなに届けられることがとっても嬉しいです!
ありがとうございます!

伊波杏樹Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ Day1)

珍しく声を荒げて矢継ぎ早に発した言葉
「それでも好きだと言ってください」
素直な感情に混ざったちょっぴりのわがままが当時の気持ちを表していてビターな気持ちになりました。


3番(一)

Aqoursのストーリーをこれからどうしていくかを9人揃ってそれぞれメンバーに対して思っていることがたくさんあって…
このステージがないと私たちは彼女たちの道を走っていくことができないと思うんですよね
私たち自身、メンバーのこと一人一人大切に思う気持ちと、メンバーに会いたいと思ってここに会いに来てくれている皆さんがいないとAqoursのステージは、Aqoursの物語は進んでいかないと思っています
なので皆さんも一緒にこのラブライブ!サンシャイン!!Aqoursという物語の先の先の先を一緒に作ってくださいますか?? 


伊波杏樹Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ Day2)

Aqours第二章に向けた気持ち
4thのときもそうでしたが、このライブも18人でステージに立っている光景が浮かぶほどにこの先の物語に対する苦悩と決意を魅せられた気がしました。


4番(中)

高海千歌が言ってました

変わっていくことを恐れない彼女が一番カッコいいと私は思いました

これから変わらないものも変わっていくものも全てを受け入れて走っていく彼女を信じて、私は高海千歌として全てをかけて生きたいと思います。Aqoursに命を懸けて!


伊波杏樹Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ Day2)

割愛!


5番(捕)

普段絶対に思わないんだけど、ほんの少しだけ怖いと思っていました

だけれども、みんながこうしてみかん色をたくさん振ってくれて、Aqoursに会いに来てくれて、Aqoursが大好きだ!っていう想いを思いっきりぶつけてくれたから、本気でぶつけてくれたから、私は6公演全てやり切ったと思ってます
それを見届けてくれたみんな、本当にありがとうございます

私はこうしてAqoursのみんながいたから跳べたし、千歌ちゃんがいたから跳べた
そして、みんながこうして私たちを一生懸命一生懸命大好きだ!と支えてくれたことによって……跳べた!!

(中略)

今日私たちに会いに来てくれたみんな!LVの全世界のみんな!、この会場にいる全てのみんなに大きな拍手をお願いします!!


……みんなのその愛と思いやりと優しさが大好きです

伊波杏樹Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~ 福岡公演 Day2)

3rd福岡Day2は全てが名言
でも何と言っても最後の「この会場にいる全てのみんなに大きな拍手」
ゆうきみの合唱然り、”これ”がラブライブ!サンシャイン!!だな、みんなで作る物語なんだなと体全体で実感した瞬間でした。


6番(投)

私も千歌ちゃんもちょうどあのあたりぐらいで伝説のステージを見ました

憧れのステージを見ました

9人で初めて作った思い出でした

そして私たちは1回目の東京ドームに立ちました、でも今回は二度目です

責任もプレッシャーもたくさんそれぞれが抱えながら最高のパフォーマンスをするために、私は千歌ちゃんとメンバー一人一人とそうやって二人三脚でそれぞれで歩んできてこの9人の力がここのパフォーマンスに発揮できていたんではないかと思います
みなさんそれが楽しいと思ってくれましたか!?

伊波杏樹Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <WINDY STAGE> Day2)

二度目の東京ドーム
朱夏も言っていたけれど僕たちが想像するより遥かに「2回目の東京ドームに立つこと」の重みは凄まじかったことが手に取るように分かりました。
責任、プレッシャー…だけどそれを本当に最高のパフォーマンスに昇華してくれたAqoursのリーダーは最高に輝いていました。


7番(左)

9人じゃないと意味が無いので…
繋ぐ手が減ってしまっても、駆け抜ける足が減ってしまっても、私にとってそれはAqoursと言い切れるのかという苦悩が、しばらくあったので……

私たちは "9人で" Aqoursです。それを信じて、大事に想って、命を懸けて駆け抜けたいと思います

伊波杏樹Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ Day1)

言葉に詰まる伊波さん
でもそこに美しさを感じてしまうほどの詩的な言葉
改めて「この9人でAqoursです」という意味と、それは当たり前ではなく彼女たちの研鑽の賜であることを感じた瞬間でした。


8番(右)

この8人が側で支えてくれるから、私は真っすぐ前を向いて”ありがとう”の気持ちを歌やダンスや言葉で伝えられるんだなって、この8人に感謝していますし、皆さんにも感謝しています。本当に本当にありがとうございます。

2ndライブの最終公演で私は「3rdライブ、絶対びっくりさせてやるからなぁー!!」って言ったと思うんですけど有言実行できたかな?

これからももっともっとびっくりさせてやるからなぁー!!!


伊波杏樹Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~ 埼玉公演 Day2)

伏線回収
千歌としてMIRACLE WAVEで跳んだことを経て、昂ぶる感情とこれから始まる3rdライブツアーへの高揚感を感じる言葉に聞こえました。
本当に毎回びっくりさせてもらってますよ、えぇ。


9番(遊)

私はこのツアーを通してここがファイナルと言う場所だと考えたときに

「誰のために」「何のために」この先の未来をどうやって描くか、みなさんにどんな顔をして会ったらいいんだろうかとか
どんな笑顔を届けられるんだろうかとかたくさん色んな事を考えました

それはやっぱり…会えなかった期間が長かったからのように感じました


伊波杏樹Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <WINDY STAGE> Day1)

誰が為に
本当にどこまでもファンの喜ぶ姿を考えてくれているなと感じるとともに二度目の東京ドーム、ツアーファイナルという陽の部分と、会えなかった期間が長すぎたという陰の部分を余すところなく語ってくれました。


先発

遠くから私たちに会いに来てくれる人がこんなにもいるから、輝き続けなきゃいけないし絶対に努力は怠っちゃいけないって凄く思います


Aqours最高!っていう気持ちをこうやって共有できている今日が、一番最高な日なんじゃないかなって思います

伊波杏樹Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~ 埼玉公演 Day1)

努力の化身が語る努力
この時期はAqoursの言葉によく鼓舞してもらったことを思い出します。


中継ぎ

今色んなそれぞれの想いがあると思いますが、どのひとつひとつの想いもひとつも間違っていないと思います
Aqoursに届いてます!たくさんの愛!想い!言葉!

伊波杏樹Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <SUNNY STAGE> Day2)

「どの選択も間違っていない」「その選択も勇気」
常に前向きな言葉をかけてくれる彼女の言葉は、この時節柄本当に心に染みました。Aqoursが大好きならば、その想いはどれも間違ってはいないんだと。


抑え

やってきてよかったなぁー!!

伊波杏樹Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ Day2)

ありがとなぁ!これからもよろしく!!











あれ、こっちが本編?

なんどだって約束! Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <WINDY STAGE> -2022.6.25,26-

Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <WINDY STAGE>

伝説となった4thライブから4年弱
あのときの約束を果たすために約束の地にAqoursが帰ってきてくれました

WINDY STAGEのテーマソングを手掛けた4人を加えパワーアップした浦の星交響楽団を従えた加藤達也船頭のもと始まったライブは、どこか4thライブを彷彿とさせる部分がありつつもキャストも演奏者も笑顔が印象的で、でもどこか余裕すら感じさせるパフォーマンスを見せてくれました。

それは今まで積み上げてきたものなんて通過点に過ぎないと言われているようで

私はこのツアーを通してここがファイナルと言う場所だと考えたときに

「誰のために」「何のために」この先の未来をどうやって描くか

みなさんにどんな顔をして会ったらいいんだろうかとか

どんな笑顔を届けられるんだろうかとかたくさん色んな事を考えました。

それはやっぱり…会えなかった期間が長かったからのように感じました。 -Day1-

伊波杏樹

一度は中止になったドームツアー

しかし自らの手でもう一度そのチャンスを手繰り寄せたAqours

会えない期間が続き止まっていた時間は昨年末から動き出し、多くの人の想いを乗せた6thライブの千秋楽は東京ドームという最高の舞台で幕を開けました。

Aqours2回目となる東京ドームは階段を登った瞬間に広がる景色を見たときの感覚が当時とはまた違うもので
僕たちはもちろん、一番悔しい思いをしてきたAqoursたちがようやくここでライブを出来るというある種これまでの全ての鬱憤を晴らしてやろうという気持ちの昂りを感じました。


でもライブで見せてくれる姿はやっぱりいつものAqours

その等身大な彼女たちが常にがむしゃらに前へ進む姿はずっと変わっていなくてそれが何よりも嬉しかったです。

 

 

新・浦の星交響楽団

俺たちの浦の星交響楽団が音楽界の重鎮を引き連れて帰ってきた!

4thライブでおなじみのメンバーが数多くいらっしゃることに喜びを感じつつオーケストラの演奏者より一段高い場所に見慣れたギターたちが準備されていました。

本間昭光

TAKUYA

MEG

Kanata Okajima

その出で立ちや佇まいは浦の星交響楽団の四天王と呼ぶにふさわしい圧倒的なオーラを放っており、改めてえげつないメンバーを連れてきたなと感じました。

4thライブではしっとりめの劇伴を中心にAqours楽曲はキセキヒカルの演奏だけでしたが、このWINDY STAGEでは本当に驚きの連続で…

真の意味で浦の星交響楽団が奏でる演奏の迫力を肌で感じたと言っても過言ではありませんでした。

-なんどだって約束!-

Main theme of Lovelive! Sunshine!!で始まったことが何よりも嬉しくてあのときの情景が蘇りました。

顔なじみの演者の皆さんを見つつ何度聴いても胸高まるAqoursのテーマ曲を聴き終わり曲が始まりました。

眼前に広がる超横長の巨大スクリーン

9人の姿が、その全身が余すところなく映し出されて「圧倒される」という言葉がぴったりで

いつか…それは今だった
待ってた この日を待ってたよ

遠く離れてたときも
ココロはずっと一緒だったと

なんどだって約束!

本当にこれなんですよね

初めて曲を聴いたときは正直この東京ドームで披露されるということをあまり想像できていなかったこともあり、歌詞の意味をしっかり呑み込めていなかったかもしれません。

6thライブが幕を開けてOCEAN STAGE、SUNNY STAGEと繋いできて、Aqoursとして時間は動き出したけれどこの東京ドームという場所を特別な場所と捉えて歌っているような気が僕にはして、当たり前なんだけれど「ここで披露するために生まれた曲なんだ」と確信しました。

サビで9人がダンスするところは本当に圧巻で…

横一面の巨大スクリーンでパフォーマンスする彼女たちがはっきりを見えたことはもちろん、あのときは想像していなかった色んな壁を乗り越えて今この場所に地に足付けて歌って踊っているんだなと思いつつ、なんとも形容したがたいふわふわした感情で見ていた自分を客観視していたという不思議な感覚でした。


-未体験HORIZON-

Aqours、開幕2曲目もう何来るか分からない説Part2

これは本当にド肝を抜かれました。そしてなんどだって約束!に引き続いてこの曲もオーケストラの演奏が奏でられました。

現地では聞き入る余裕はありませんでしたが、配信で聞くとイントロやアウトロで音が混じり合っていない箇所での管楽器、特にフルートの伸びやかかつ軽快な旋律がまるで蝶のヒラヒラとした羽ばたきを表現しているかのように聞こえて鳥肌が立ちました。

今回はアップテンポな楽曲の演奏が多かった浦の星交響楽団でしたが、こういった細やかな表現力にも目を見張るばかりでした。

WINDY STAGEへ! ようこそー!

未ホラが披露された驚きと興奮のなか一方で冷静な自分がいて、言ってくれるかな?と密かに期待していました。
ラブライブ!フェスよろしく、きんちゃんを筆頭にAqours9人でスタートダッシュかましてくれたこの2曲はWINDY STAGEが特別なものであると象徴しているかのようでしたね



-Brightest Melody/想いよひとつになれ-

ほぼ同数となってDay1,Day2で異なる楽曲を披露することとなったオーケストラ生演奏楽曲リクエスト投票

そんなキセキが起こるのかという気持ちと同時にこの2曲が選ばれたから生まれたストーリーがあったんだなと実感せずにはいられませんでした。


ー心の羽よ君へ飛んでけ!からBrightest Melodyへの流れー

ー4thライブで完成したと思われた想いよひとつになれ

披露されてしまえばそれが「正解だった」「これしかない」と言えてしまうほどにAqoursの楽曲はどれも素晴らしいですが、なんかもう最初からこうなる運命だったのではないかと錯覚してしまうほどでした。

1日目に披露されたBrightest Melody

僕は劇場版で特にSaint SnowがBelieve Again披露後に淡い桃色の羽がAqoursをもとに届いて青に色づきながらBrightest Melodyを歌い始めるシーンがめちゃくちゃ好きなのですが、本当にその演出を自分のなかで補完して反芻しながらこの楽曲を味わうことができました。

それは間違いなく今回劇場版の劇伴が多く奏でられたことが大きくて、楽曲を通してラブライブ!サンシャイン!!のストーリーを再現させてしまう壮大さに息をのみました。
心の羽よ君へ飛んでけ!からの流れについては後述しようと思います。

 

そして2日目に披露された想いよひとつになれ

この曲は4thライブで完成したと思っていたし、Aqours9人曲として披露されたこの曲の完成系を見たと勝手に線引きをしていました。
でもそれは「9人で披露する」という形が完成しただけでありこの曲の持つポテンシャルはそんなものではありませんでした。

ピアノの旋律が美しいオーケストラの音色はもちろん、逢田さんが笑顔満点でパフォーマンスしていたことが何より印象的で嬉しかったです。

9人でこの曲を歌うのが夢だったから…
Aqoursのみんなやスタッフさんだったり、"私の帰ってこれる場所" を作ってくれて本当に感謝しています。 フォーメンションけっこう変わって大変だったと思うけど、みんな嫌な顔ひとつしないで練習してくれて…
みなさんも温かく受け入れてくれて本当にありがとうございます。

逢田梨香子

想いはひとつに Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ -2018.11.17,18- - Aqours storeis

1回目の東京ドームでは、本来そこにはいなかった梨子を他のAqoursメンバーが迎え入れてくれたことに対する感謝と同時に、こういった苦悩やある種申し訳なさのような感情があったのかもしれません。だから楽しさよりもその迫真のパフォーマンスに目を奪われ、でもそれが感動を呼びました。

そして2回目の東京ドームでは1日目、2日目ともに千歌や曜の目をしっかり見て

ほんとに楽しいね、この曲!

逢田梨香子

想いはひとつに Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ -2018.11.17,18- - Aqours storeis

そう訴えかけているようにしか見えなくて
大切な曲であることは変わらないけれど体全体で楽しんでいることを表現してくれた彼女のパフォーマンスを見て

あのとき完成はしたけど、"Aqoursが進化し続ける" ってこういうことなんだな

と心から思いました

 

 

その軌跡も通過点に

EXTRA Love Live!と銘打ったDREAMY CONCERTを経て、あの場所でDREAMY COLORという楽曲を浴びて Aqoursの第二章がここから始まる そう感じました

雲が流れるように、風の赴くままに Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <SUNNY STAGE> -2022.3.5,6- - Aqours storeis

今回の6thライブ、特にこのWINDY STAGEではあのとき感じた予感の片鱗を見た気がして、また新たなAqoursの姿を見ることができました



-9人で歌わない9人曲-

これはOCEAN STAGEから一貫して取り入れられており新しい試みだと感じました。最近はダンス曲をトロッコにしたりと同じ楽曲でも違った色を見せてくれるAqoursですがパフォーマンスする人数を減らすのはかなり挑戦的だなと

"MY LIST" to you! -1年生ver.-

少女以上の恋がしたい -2年生ver.-

待ってて愛のうた -3年生ver.-

しかし尖った言い方をするとOCEAN STAGE、SUNNY STAGEで披露された曲たちは所謂カップリング曲なんですよね。さすがにラブライブ!サンシャイン!!のストーリーを彩る楽曲は9人以外では歌わないか…
僕もそう思っていました。



Awaken the powerのイントロが流れた瞬間、驚きと興奮とやってくれたなという半分呆れたような色んな感情が入り混じりました。
そうだよ、4thライブでもここで歌ったんだよな…
そんなことを考えながら1年生のパフォーマンスに目を向けていました。細かい振り付けや歌割まで目が行き届かなかったですが、この曲を涼しい顔で贅沢にもトロッコで披露してしまうところがこの4年で成長した1年生を体現しているようでした。
それは間違いなくSaint Snowにも届いていたはずです。

 

だから未熟DREAMERが始まった瞬間はメインステージに立つ3年生の姿がもはや崇拝すべき尊い存在に見えたことは決して誇張表現ではなく
恐らく「これが見たかった」というAqoursファン全員の夢を叶えてくれた瞬間だったのではないかと思います。この楽曲に残された最後のピース、それはそう初代Aqoursが1年生時の衣装で披露すること
どれだけ時間がかかっても楽しみに待っていたいと思います。



-意味を生んだ曲の流れ-

これは個人的に6thライブ全体を通して裏MVPと言ってもいいほど感銘を受けたポイント

DREAMY COLOR → 夢で夜空を照らしたい
Next SPARKLING!! → i-n-g, I TRY!!
心の羽よ君へ飛んでけ! → Brightest Melody
本編ラストを飾った smile smile ship Start!


ライブが終わって改めてセトリを見たりライブの情景を思い出しながらその意味に気付きましたがもうセトリ考えてる人天才すぎますね


DREAMY COLOR → 夢で夜空を照らしたい

OCEAN STAGEで封切られたこの流れはDREAMY COLORのサウンドがアップテンポな曲調からアウトロに向かってゆったりと波音を煽るローテンポな曲調に様変わりする点も大きなポイントだと感じます。

そしてどちらにも共通するランタン

波音さざめくアウトロを聴き終えた後に始まる夢で夜空を照らしたいのイントロの流れは名状しがたいほど綺麗な流れで、DREAMY COLORと夢で夜空を照らしたいのMVが脳内で再生されつつ朝焼けのオレンジの光を浴びるかのような会場のブレードが本当に綺麗でした。

曲調は違えど「この曲の順番は明らかに意図したものでは?」と最初に感じた部分でしたね


Next SPARKLING!! → i-n-g, I TRY!!

間違いなく6thライブ史上最も ”意味が生まれた曲順”

みなさんはAqours楽曲の禁止カードと言われて何を思い浮かべますか?
想いよひとつになれ
MIRACLE WAVE
Thank you, FRIENDS!!
Next SPARKLING!!
色々なベクトルの禁止カードを思い浮かべることでしょう

もっと遊ぼう! Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <OCEAN STAGE> -2022.2.12,13- - Aqours storeis

OCEAN STAGEのときにこんな話をしていますが、やっぱりNext SPARKLING!!は5thライブで千歌たちの物語の区切りを付ける上で大切な曲でした。だから次に披露するときはある意味その思い出を壊さず、それでいてその披露が意味を持つもにしないといけないーいわばハードルが上がった曲だと思っていました。
だから5thライブではやらなかった

1,2年生と3年生が別の場所で歌い、映像でシンクロさせる

このパフォーマンスには本当に度肝を抜かれました。
極めつけはラスサビも1,2年生だけで歌うことで本当に劇場版のストーリーをなぞった演出はさすがの一言です

Next SPARKLING!!をエモーショナルな感情だけではない、5thと全く違った感情で見られたのはAqoursがあのときから突き進み続けてこの楽曲ですら通過点してしまったからかもしれません。

そして歌い繋がれる3年生だけで始まるi-n-g, I TRY!!
もとの歌い出しが3年生からである曲の意味を十二分に示してくれてた演出は卒業していく切なさと新しい始まりを示している歌詞にマッチしており、スクリーンに流れるアニメのストーリーも相俟ってこの曲が持つ本当の意味を知った気がしました。



心の羽よ君へ飛んでけ! → Brightest Melody

前の2つはわりとライブ中でも意味に気付いた人が多いと思いますが、後々セトリを見てこれ気付いたときは鳥肌が立ちました。

北の大地から息吹いた桃色の羽根が、Aqoursの待つ沼津で青に色づき、想いのバトンが繋がるー

それはまるで劇場版のあのシーンを疑似的に再現しているようで

決してBelieve Againが披露されたわけでもオーケストラでBrand-New Flyingが流れたわけでもありません。曲の本質は違うかもしれないけれどBrightest Melodyの直前に持ってくる曲は間違いなくこの曲しかない、そう感じました。


本編ラストを飾った smile smile ship Start!

これもずるいですよね
Aqoursのこれからの新たな始まりを示すには十分すぎます

Next SPARKLING!!やBrightest Melodyなど劇場版の曲をどこか勝手に神格化してしまっている自分がいて、先も述べたように正直次披露するとしたらハードルが高いのではと勝手に決めつけていました。でもそんな固定観念Aqoursがぶっ壊してくれました。

それはDREAMY CONCERTでは始まりを歌ったsmile smile ship Start!が6thライブの千秋楽の本編ラストを飾ってくれたことに他なりません

大切な楽曲であることは変わらないと同時に、DREAMY CONCERTから始まったAqours第二章は言ってしまえば「なんだってアリ」
それは彼女たちの成長を示すことでもあり

イマはイマで昨日と違うよ


という歌詞からもAqoursの根幹を再提示してくれる象徴でもありました



夢は声に出せば叶う

小林愛香高槻かなこはかつてこの大舞台で各々の言葉でセンター曲を掴み取る宣言をしました

誰が一番輝いていたかなんて本当は決めるべきではないけれど彼女たちの「これまで」を知っているからこそこの2人がWINDY STAGEで最高に輝いていたと感じました。


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自他共に認める善子への愛

それは今も昔も変わらないけれど、ここ数年表舞台でAqoursを引っ張っていってくれたのは間違いなく彼女だと僕は思っています。

生放送、浦ラジ、AqoursCLUB、いつも誰よりも頑張っていたことは恐らくここで述べるまでもないことかもしれません。

いや、頑張っているという表現は彼女には不適切ですね。それはきっと彼女にとっては至極当然で、当たり前のように見せてくれる彼女は本当に眩しいです。

JIMO-AI Dash!を歌ったときに、なんかこの歌詞が全てだなって思っちゃって…
みんなが待っててくれるからもうこの場所が大好きで仕方がないんですよ! ここが「ただいま」って言える大きな舞台、暖かい場所だなって凄く感じました。 -Day1-

小林愛香

変わるもの、変わらないもの Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ -2021.12.29,30- - Aqours storeis

大好きで仕方ないんですよ!

嬉しくて仕方ないんですよ!

いつもうまく言葉で表現できないもどかしさを体、表情で伝えるときに彼女がよく使う言葉
この言葉が彼女の口から出たときは、本当にこの場所を楽しんでいる高揚感が伝わってきます。

9人の姿を想像しただけで嬉しく嬉しくて・・・

幻日のヨハネ、アニメ化決定
涙を流して胸がいっぱいで言葉に詰まるその表情だけで彼女の込み上げる想いが全て感じ取れました。

こんなに健気にラブライブ!サンシャイン!!と向き合って愛してくれている彼女だから、オーケストラに乗せたDeep Resonance、ラブライブ!シリーズで前例のないソロ曲完全初披露、幻日のヨハネのアニメ化はそんなきゃんへのご褒美なのかなって思いました。


小林愛香「迷冥探偵ヨハネ」披露に観客どよめきで漆黒の羽東京ドーム外野側いっぱいに広がる!高槻かなこギター手に演奏や“リトルデーモン”を奪う?【Day2ロングめレポ・前編】20

その努力は誰にも見えないけれど

ソロ曲でさも当然のようにギターを弾きながら堂々と歌う姿は努力と自信の表れで、力強い彼女が帰ってきたなと感じずにはいられませんでした。

過去に花丸として在るべき苦悩を吐露してくれましたが、この6thライブで披露された2つの楽曲を聴いてやっぱり僕には彼女の自信しか感じなくて

Aqoursが次に進むために必要だったのは "この2年半という時間だった" ってことをこれから証明するために今までできなかったこと、今だからできることができたらいいな -Day1-

高槻かなこ

変わるもの、変わらないもの Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ -2021.12.29,30- - Aqours storeis

記憶に新しいDREAMY CONCERTでの名言 「今だからできる」というフレーズを思い出しました。決して自棄しているわけではなく地に足を付けて放っていると確信できるその言葉に意味を感じました。
きんちゃんと花丸、正反対な性格に見えるけれどこの日のきんちゃんのMCを聞いてどこか2人がさらに寄り添いあった姿を見た気がしました。ただ花丸の言葉を使ったそれだけかもしれませんが、あの一瞬間違いなく2人が手を取って言葉を伝えてくれたような気がしてとても心に染みました。

雲が流れるように、風の赴くままに Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <SUNNY STAGE> -2022.3.5,6- - Aqours storeis

DREAMY CONCERTでの言葉と、それを受けてのSUNNY STAGEから感じ取った彼女のパフォーマンス、過去の自分が全部書き留めていましたね

WINDY STAGEのスタートダッシュをぶちかました未体験HORIZON、そのさりげなさがたまらなくカッコよかったソロ曲

復活という言葉が適切かは分かりませんが、4年前に宣言した夢を自らの手で実現させてきた帰ってきた彼女もまた最高に輝いていました。

 

 

二度目の東京ドームに立ち 

この数年間やりたいことがうまいことできない世の中だったりしてすごい向かい風がきついなーって感じで私たちも思ってはいたんですけど

今日は素敵な追い風がグッて私たちを押してくれた気がして、本当に今日は素敵な風が吹いてくれたなって嬉しく思いました。 -Day1-

鈴木愛奈

 涙が似合うにゃーちゃんがMCであまり涙を見せなくなってから半年以上が経ちますが、その鞠莉にも見える凛々しい姿にはまだちょっと慣れなくて

でも自分の中では1日目のMCのなかで特に心に残ったメッセージでした。
それは向かい風というものが、Aqoursキャストもファンもある意味共通認識として同じく辛く歯がゆい思いをしてきたからで、それをにゃーちゃんの優しい言葉で紡いでくれたからに他なりません。

"素敵な追い風" というのが自分たちのことだと、そんなおこがましいことは思いませんが2日間のあの空気感を一緒に作ることの一助になっていたのならこんなに嬉しいことはありません。

3rdとか4thあたりのときにみんな「この9人で、この9人で」って ”この9人で” を凄い強調して言ってたと思うんだけど、またこの東京ドームのステージにこの9人だけで戻ってこれたっていうのが凄い嬉しくて、9人欠けずにまたここに戻ってこられて…

東京ドームに2回立つアニメシリーズって…無いじゃん?

Aqours二度目だけど来年は幻日のヨハネがあったり、EXライブがあったりまだまだ2度目の東京ドームでも終わりじゃないってところが今日のお知らせでもまたみんなに伝えられたんじゃないかなと思います。
だからまたこの9人でステージに立ち続けてまだまだ新しい歴史を刻んでいきたいと思います。 -Day2-

諏訪ななか

 最後は涙目になりながらもいつも以上に饒舌にその想いを伝えてくれるおすわに僕はただただ喜びを感じていました。

それは、どうだAqours凄いでしょ?というこれまで培ってきた自信から生まれる問いかけにも似た感情が伝わってきて
おすわは過去の思い出というか、みんなの言葉とか情景をけっこう鮮明に覚えている節があってそれを言葉で表現してくれるところが大好きです。

 

東京ドームを目標に掲げて私たちはやってきたんですけど、じゃあ東京ドームを達成したらAqoursは次どうするの?どこを目指すの?って自分に問いかけながら過ごしていた時間があって…やっぱりアニメーションとかも無いしね… -Day1-

逢田梨香子

俺たちの代弁者逢田梨香子さん

2日目に幻日のヨハネが発表されたことを思い返すと「この展開知ってたのによく言えましたね??」と思ってしまいましたがそれはご愛嬌
伊波さんも言っていましたが、東京ドームというそれは大きな目標を成し遂げた次は一体何を目標にするのか、そう言葉を発してくれました。

今回のライブを含めてやっぱりとんでもないコンテンツだと実感しました。

言ってしまえばラブライブ!サンシャイン!!はアニメ全26話、映画1本の展開のみ
最新の映像コンテンツは2019年1月が最後です。それなのにもかかわらず先日6周年を迎えて今なお邁進し続けています。

繋いだバトンの先に -Guilty Kiss to CYaRon!- - Aqours storeis

最後のアニメーションが公開されてから3年半、それなのにその勢いが増すばかりで
もちろんキャストの想いは違うかもしれませんが、それでも好きだし好きでいられるAqoursが本当に凄い

でも今日ステージに立ってAqoursを好きでいてくれる人がこんなにたくさんいて、それだけで不安とかが一気に無くなって、どんな状況になってもどんな環境になってもAqoursAqoursで居続けられる、どんな形でも大丈夫だって大きな自信になった気がします。 -Day1-

逢田梨香子

だから最後に言ってくれたこの言葉で、目標を意識しすぎずにAqoursAqoursらしくいることが大切だと改めて教えてもらいました。


1回目の東京ドームってやっぱり凄いプレッシャーがあって…
1回目よりもみなさんに成長した姿を見せたいなって凄く思ったんですけど成長できてたかな!? -Day2-

斉藤朱夏

誰よりも元気と笑顔が似合う彼女が流した涙はとても輝いて見えました

彼女にとっては成長したから泣かないのではなく、成長したからこそ色々なモノを背負い感じるものが大きくなったから泣いてしまったのかなと僕は思いました。

2回目だから楽しさ溢れるライブになるだろうという予測は決して間違いではなかったけれど、同じ場所、ひいては東京ドームに2回立つという2回目のプレッシャーは並々ならぬものであったのだと背筋が伸びる思いでした。


誰か一人でも東京ドームに足を運んでくれるのであればそりゃ私たち9人が力を合わせて一人のためにやるパフォーマンスだって凄い大事だと思っていてそれがこんなにもたくさんの人たちに届いてるってことがまず嬉しくて…

(しいたけとかよいつむちゃんとか)みんなみんな沼津からここ東京ドームにパワーをくれたような気がしました、会場からこの今の時間まで。

それはラブライブサンシャインにたくさんたくさん皆さんに浸ってもらいたいという愛で出来上がったこの場所だと思います。その愛で私たちを照らしてくれて 素敵に彩ってくれた全ての皆さまに大きな拍手をお願いします! -Day1-

伊波杏樹

お待たせしました、伊波杏樹さんによる演説のお時間です

DREAMY CONCERTの頃から伊波さんの最後のMCにはより一層魂のこもった叫びになったと僕は感じていています。
声優さんからアニメーション、いやもうラブライブ!というコンテンツはアニメーションという域を超えているからかもしれませんがアニメーションに対して「命を懸けて」というワードはなかなか出てきませんよ。

始まりは3rdライブツアーだった「全ての皆さまに拍手」
これができることへの喜びと、これができるAqoursってコンテンツは本当に愛されているんだなという喜び

会場を一体にする伊波さんの言葉の力はやっぱり凄くて、あなたがリーダーだからこんなにも愛されているんだよって伝えたい

 

私も千歌ちゃんもちょうどあのあたりぐらいで伝説のステージを見ました
憧れのステージを見ました
9人で初めて作った思い出でした

そして私たちは1回目の東京ドームに立ちました。でも今回は二度目です。

責任もプレッシャーもたくさんそれぞれが抱えながら最高のパフォーマンスをするために、私は千歌ちゃんとメンバー一人一人とそうやって二人三脚でそれぞれで歩んできてこの9人の力がここのパフォーマンスに発揮できていたんではないかと思います。みなさんそれが楽しいと思ってくれましたか!? -Day2-

伊波杏樹

これ改めて見るだけで涙腺が緩む

決して自分だけではなく周りのメンバーへの気遣い、否、以心伝心ができているから自然と出てくる言葉
当たり前だけどメンバーと同じ時間を過ごして全てを見て、知って、引っ張っている彼女の口から、「私たちはやるだけのことはやった、胸を張ろう」と言って

どうだ、うちらAqours凄いだろ!?

とメンバーを誇らしげに自慢しているようにも聞こえる圧倒的な自信を携えた彼女の言葉が何よりも重くて、でもそう言ってくれるに相応しいパフォーマンスだったからこそ僕は全力の拍手を送ることしかできませんでした。


約束の地に集ったチーム・Aqours

振り返ってみるとナンバリングとしては直近の4th, 5thライブを作り手の方が凄く大切に思ってくれていて、それを6thライブで新たな形に昇華させてくれたそんなライブだったように受け止めました。

再びこの地でライブを彩ってくれた浦の星交響楽団の皆さん
ライブ前から会場を盛り上げてくれたレポーターさんの紹介から始まり、カメラアピールから既に一緒にライブを作り上げる感がビシビシと伝わってきて本当に嬉しかったです。
今回はアップテンポで激しい楽曲を演奏する機会も多く、多くのAqours楽曲にまた新しい命を吹き込んでくださったことで新たな音が生まれた気がします。
カトタツこと加藤達也さんが額に汗を滲ませながら本当に楽しそうに指揮をされているところも本当に印象的で、先にも言いましたが浦の星交響楽団を含めて「全員で作り上げるライブ」であったと思いました。


画像

そして新しくメンバー入りした四天王のみなさん

出番が少なかったのがちょっぴり残念ではありましたが、東京ドームで異彩を放つこの4人のパフォーマンスの凄さは音楽素人にも十二分に伝わってきました。


この曲は東京ドームでやることを考えて作った
ドームだとステージの前後で音が届くまでに2~4秒の差があり速い曲だとどんどん次の音がきてしまう

たまたまTAKUYAさんのスペースを覗いたときにお話していた裏話ですがこういうところまで考え抜いているのか……と音楽会のレジェンドと言われる所以を知りました。

youtu.be

もちろんYouTubeにアップされている作曲ドキュメントもライブ前に視聴しましたが、なんというか動画上では現れない音楽に対する考えの根底や感覚に近いものに触れられた気がしました。
これは一部だけかもしれませんがAqoursの楽曲がこんなに多くの人たちの手に触れて生まれていることを改めて知ったことでやっぱり製作者の愛を感じずにはいられません。

Aqoursの新しい武器、と言ったら失礼かもしれませんがまた是非Aqoursや各ユニットのライブでご一緒してほしいなと心から思います。

 

 

そしてAqoursのみなさん

誰かが「18人で」と言っていたけれど、一度はあと一歩のところで手が届かなかった東京ドーム

それを今度は自らの手でもう一度掴み取って実現させる力は本当に千歌たちAqoursを見ているようでした。
そのひたむきな努力と愛はいつでも本物で本気なんだと僕たちを奮い立たせてくれます。

6/30で結成7周年を迎えるAqours

人生で7年間も変わらず応援して愛することができるこのコンテンツ素直にすげーなと思うと同時に、その7年前とAqoursに対する自分の想いが何一つ変わっていないことが「Aqoursすげーな」と思う理由だと思います

それはAqoursキャストがいつも口を揃えていう

Aqoursはまだまだ走り続けます

私たちはやりたいことまだまだたくさんある

みんなで一緒に夢を追いかけていきましょう

これに尽きます

いつも最後のMCで笑顔で、だけど真剣な面持ちでAqoursのこれからを語ってくれる彼女たちを見ると誰だってわくわくするし胸が高鳴るんですよ

だから毎回ライブに行く度にAqoursの現在地とAqoursへの期待値が更新される瞬間が大好きで

7年間もコンテンツを追いかけていれば彼女たちの考えていることとか想いがちょっぴり分かったような気がするときもあるけれど、いつも予想を裏切ってくる彼女たちを見て「あ、まだまだ何も知らないな」と新たな一面を見られる瞬間も大好きで…

着いてきてくれますか!?

という言葉は、いつだって最大瞬間風速で駆け抜けるAqoursに本当に着いてこられるか?
とその覚悟を問われているようなメッセージにも聞こえます。

高海千歌が言ってました。 変わっていくことを恐れない彼女が一番カッコいいと私は思いました。 これから変わらないものも変わっていくものも全てを受け入れて走っていく彼女を信じて、私は高海千歌として全てをかけて生きたいと思います。Aqoursに命を懸けて。 -Day1-

伊波杏樹

変わるもの、変わらないもの Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ -2021.12.29,30- - Aqours storeis

そりゃあ7年経てば変わるものも変わらないものも星の数ほどあります。でもそれはどんなコンテンツにも言えることで

DREAMY CONCERTで彼女が放った魂の叫びはそれこそあなたが一番カッコいいよと思うと同時に、この言葉を聞けたから「なんだAqoursって昔と何も変わって無いじゃん」という安心感を得ることができました。


初音ミクとのコラボCD、沼津ファンミ、新たなアニメ展開、リアレンジアルバム、EXライブ

7周年の迎えたラブライブ!サンシャイン!!というコンテンツの勢いはさらに加速していきます。

2月から始まったAqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~
各STAGEで色んな表情を色んな形で見せてくれたAqoursはどこまで駆け抜けるのか

今という瞬間を全力で駆け抜けるAqoursの8年目は誰も予想できない場所まで行ってしまうのかもしれません

 

雲が流れるように、風の赴くままに Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <SUNNY STAGE> -2022.3.5,6-

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6thライブ SUNNY STAGE
たくさんの思い出が詰まっているこの会場はやっぱり特別で、たくさん笑ってたくさん泣いてライブ中幾度となく過去のライブがフラッシュバックしました。

この2日間のライブはもちろんこの先のAqoursも自分たちの想像の域を超える速度で駆け抜けていくことを確信したSUNNY STAGE

このような状況下でたとえ声が出せなくても、Aqoursの愛を感じAqoursへ愛を伝えることが叶ったような2日間でした。

SUNNY music coming

-太陽を追いかけろ!-

Aqours、開幕2曲目はもう何来るか分からない説

来ました太陽を追いかけろ!
やってくれるだろうなとは思っていたけれどそりゃあ2曲目だとは思わずめっちゃ声出ちゃいました。特に2日目は開演時間が早かったこともありちょうど西日がメインステージ左側に日が差して綺麗に照らされていたんですよね。
本当に曲のとおり太陽に向かって突き進んでいくAqoursが体現されていてなんか思わずため息が出ました。
そして開幕のKU-RU-KU-RU Cruller!もそうだったんですが愛奈ちゃんのコブシの利いた歌声がいつも以上に響き渡っていた気がして、この曲に関しては久々に9人verを聞いたというのもあるかもしれませんがライブ初っ端から魂のこもった美声を聞くことができて高まりました。

 

-スリリング・ワンウェイ-

Daydream Warrior → スリリング・ワンウェイ
約束されたぶち上がり曲のゴールデンルートが帰ってきた

今回のSUNNY STAGE全体で振り返っても声を出していないのに終わったら疲労を感じたし腕が取れるぐらいブレードを振った記憶が強いです。その大半はやっぱりこのスリワンで、9人のパワーとエネルギーは本当に凄くて最高に盛り上がりました。
両日とも三塁側にギルキス+伊波さんが来てくれて、もちろん歌ってハチャメチャに楽しそうな4人が見られてこちらもそれ以上のテンションでブレードを振りまくっていたわけなんだけど問題は伊波さん。自分が歌っていていないときに周りのアリーナスタンド席のファンをこれでもかってぐらい煽りちらかしていた姿がマジでイケメンだった。これでぶち上がらないわけがないし、こっちの盛り上がりっぷりをみていつもの満面の笑みを見てこちらもご満悦

 

-届かない星だとしても-

Aqoursとしての披露は久しぶりだったなぁ

歓声がなくてもクラップで盛り上がれるしサビの振り付けはキャッチーだからみんなでできる。同じく久しぶりに披露されたスリワンとはまた違った楽しさを感じることができました。
声出しができないことで逆にキャストのダンスや表情をより集中して見られるのは最近気付いたことではないけれど、自分はダンスを振りコピするぐらい見ているわけではないのでこの曲に限らず「あっここの振り付けこうだったんだ~」という発見が毎回あるので良い点でもありますね。直近のラブライブ!フェスのときはもうなんかテンションがおかしくて猛り狂っていたのでちょっと俯瞰して見られるのも良き
そして毎回楽しみにしている2番Aメロの堕天ゾーン、今回はすわきんきゃんりかという大所帯かつ新しい組み合わせで新鮮でした。


-WONDERFUL STORIES-
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そうだ、Aqoursにはラストを飾るに相応しい曲がまだあったじゃないか

意識の外から殴られたような感覚で、でもよく考えたらこの曲で〆るのがなんか当たり前のような気がして不思議な感覚に襲われましが、その正体はわりとすぐはっきりとしました。青空Jumping Heartの衣装で披露されたことなんですよね。
3rdではアンコールTシャツ、4thではThank you, FRIENDS!!の衣装で披露されており実はAqoursの物語を背負った衣装ではないんです。かと言って劇中どおり制服でもなかったわけですが

アニメの始まりを表す青空Jumping Heartの衣装で
アニメの終わりを表すWONDERFUL STORIESを披露する

という構図に気付いた瞬間鳥肌が立ちました。
一瞬違和感があるように感じますが劇中千歌たちはこれまで物語の中で着た衣装とともにWONDERFUL STORIESという楽曲を歌い刻んでいきました。その限られた時間で過ごしてきた思い出たちを全部追体験して歌いながら昇華していくというAqoursの生き様見た気がして…

みなさんはAqours楽曲の禁止カードと言われて何を思い浮かべますか?

想いよひとつになれ

MIRACLE WAVE

Thank you, FRIENDS!!

Next SPARKLING!!

色々なベクトルの禁止カードを思い浮かべることでしょう

Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <OCEAN STAGE> - Aqours storeis

一旦衣装の話は忘れてこれまで披露されてきた公演との対比をしたいと思います。
以前Aqoursの禁止級の楽曲の話をしましたがWONDERFUL STORIESって準伝みたいな立ち位置だと思うんですよね

3rdライブにおけるこの曲は
「千歌たちAqoursの物語が節目を迎え、また新たに夢が始まろうとしている」

4thライブにおけるこの曲は
「伊波さんたちAqoursキャストの夢が形になり、また次の夢へと歩み始める」

僕はこう捉えました
千歌たちAqoursの夢を現実の世界で実現させることができるのは彼女たちしかいない。だから "彼女たち" と彼女たちの夢が叶ってこそまた次の夢が始まる。そう感じました。 3rdライブではまだ彼女たちの夢はまだ夢半ばだった。でも千歌たちの後を追うように彼女たちも夢を形にすることができた。
伊波さんが千歌に「分かったよ」と語りかけるようにこの台詞を言ったと考えると、より自然にこの言葉が入ってきました。改めて "WONDERFUL STORIES" のメッセージ性の強さ、そして終わりと始まりを歌うに相応しい曲だと感じました。

想いはひとつに Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ -2018.11.17,18- - Aqours storeis

3rd, 4thそれぞれで披露されたWONDERFUL STORIESは「全くの別物だった」と僕は考えていますが、6thでもさらに別の意味を持った曲となりました。
このときはまだ劇場版や5thまで物語が辿り着いていないため正確には僕の解釈は道半ばといったところでした。千歌たちAqoursの物語が一区切りついたのは劇場版で、伊波さんたちAqoursの物語が一区切りついたのは5thだったんですよね。
劇場版をなぞる形となった5thではちょっぴり本筋とは逸れてしまうこともあり披露されることはありませんでした。

だから "Aqours第二章" の6thライブで披露されたこの曲は

今度はAqoursラブライブ!サンシャイン!!の物語を作っていく

と高らかに宣言した彼女たちの邁進の鐘を鳴らすように聞こえて
もう進むなんて言葉では片づけられない程突き進んできたAqoursがまだ「いつかまた始まるんだよ」と次のステージへ手を伸ばそうとする姿は本当に勇ましく、明るい曲調だけど過去も未来も全部ひっくるめて今を生きる彼女たちが眩しく見えました。

6thのラストを飾り、そして青空Jumping Heartの衣装という「これしかない」という形でこの曲の持ってきた物語の汲み取り方に感動せずにはいられませんでした。



Here it comes Solo Concert !!!!!!!!!

このときをずっと待っていた…
全人類が待ち望んだコットンキャンディえいえいおー!、そして大好きなあこがれランララン
セトリ予想はしていなかったけれど明らかに変わるだろうと想像していた学年別歌唱ゾーンの後、その一曲目は…

-PURE PHRASE-

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「ピンク色に彩られていく景色」って知らないんだけど何????

ラブライブ!フェスの開演前、スクリーンでこの曲の改めて聴いてMVを見て泣いてた記憶。いい曲なんですよ
ソロ曲ゾーンが始まることの驚きと喜びとあのトランクの中身(※ギルキス2ndのソロ曲MC参照)のことを思い起こして情緒不安定になっていました。ソロ曲では唯一新・サイド花道を通って歌唱してくれたのですが、ラスサビ前に逢田さんが本当に目の前で止まってくれたんですよね。向こう側を向いてライトに照らされたワインレッドの髪と立ち姿が梨子ちゃんとシンクロしていて息をのみました。
今回のライブではキャストへのライティングのレベルがめちゃくちゃ進化していると感じたのですが(涙雪、涙×など)キャストの後ろ姿をエモーショナルに映してキャラクターの姿を投影させているように感じました。


-Never giving up!-

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演者:伊波杏樹 on stage

Aqoursのライブを見に来ているはずなのに、伊波杏樹さんは高海千歌を演じているはずなのに、伊波杏樹という一人の役者のパフォーマンスを目の当たりにしたような気がしました。
そんなこと言われても伊波さん嬉しくないかもしれないけれど、やっぱりソロ活動やライブを追わせていただき彼女の人となりや性格、生き様を知っている身としてはそう見えてしまいました。どこかOne More Sunshine Storyを彷彿とさせるミュージカル調の楽曲でしたが、ヌンチャクよろしく華麗にステッキを振り回す姿やその佇まいからそう感じたんです。
One More Sunshine Storyのときは体全体を使いステージを駆け回って明るい100%の千歌ちゃんを感じられたんですが、Never giving up!ではちょっと大人びた姿と歌詞で千歌ちゃんらしさを感じさせてもらうことができました。

「向かってみようよ、きっとなんとかなる!」
やるしかないねっ

セリフ口調なこともありこの歌詞が千歌ちゃんの全部だなって
上で言っておいてあれですが僕は大人っぽくなること≠成長だと思っていて、純粋に「新たな一面を見られた」って感じています。だから大人っぽい姿を見せてくれるようになった千歌ちゃんがただただ微笑ましかったです。


-突然GIRL-

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衣装が無限に好き

CYaRon!2ndライブぐらいからの朱夏ちゃんの髪色と髪型本当に好きです。毛先のくしゃくしゃ具合と海兵さんのような白を基調とした衣装はもう将来の曜ちゃんそのもので、Beginner's Sailingよりもテンポがゆっくりだけどだからこそイントロからより海を空を感じる楽曲になっていて歌詞も入ってきますね。
多分千歌ちゃんが好き、千歌ちゃんに会いたいっていう曜ちゃんの気持ちを歌っていると思うんですが

元気すぎて迷惑かな?ゴメンねっ!

この歌詞が細かい曜ちゃんの気を遣える素敵な性格が現れてる部分がけっこう好きだったりします。
そしてアウトロ
まさかステージから飛び降りて ”海へ飛び込む” を表現するとは。スクリーンには朱夏が飛び込む部分に水しぶきの演出が施されていたので本当に海に飛び込んでいるようでした。
3rdでステージから飛び出して

6thでステージから飛び降りた女

斉藤朱夏渡辺曜



-Perfect SEKAI-

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ぉねいちゃと主演:黒澤ダイヤは別人

AZALEA2ndで見事に心を斬られた楽曲。一枚目と二枚目の写真同一人物なんて信じられないですね。
曲も歌詞もMVも衣装も刀も全部良いのは分かっているしありちゃんカッコいい以外の感情が出てこなかったので困っていましたが、今回見て改めて思ったのは途中のラップテイストな部分がMVの颯爽と流れる歌詞と併せて見るとよりカッコよさが伝わってくるなと思いました。
そもそもこの曲に関してはステージ上のダイヤ様がカッコよすぎるので以前はほぼMVを見ていなかったのですが、元々華やかかつ大胆なMVを大スクリーンで見るとより煌びやかな和の世界を感じることができました。



-コットンキャンディえいえいおー!-

話す必要ある??

1日目にソロ楽曲が披露されたことで2日目に披露されることは約束されました。問題はいつ来るか、なわけです。でも僕は見てしまったんです。直前の少女以上を歌い終えた2年生トロッコが去っていく最中、ステージ右に

無 限 の お 菓 子 ボ ッ ク ス が 置 か れ て い る こ と を

そしてメインスクリーンに映し出された死ぬほど見覚えのあるシルエット

皆さん!お待たせしました!
お待たせしすぎたかもしれません!
遂に、遂に歌います!
Love & Peace!黒澤ルビィでコットンキャンディえい、えい、おー!

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ファンの気持ちを代弁してくれたニュース速報に「ほんまそれ!」とツッコミを入れて楽曲が始まったわけですが、ぉねいちゃが登場してからというものの笑いすぎて膝から崩れ落ち前半の記憶がほとんどありません。
いやね、ありちゃん以前からバックダンサーで出たいって言ってたのは知ってたけどあそこまでするとは思わないですよ。真顔とはっちゃけのギャップを使いこなす彼女は無敵です。
ティンパニー、大量マイク、ラジオ、シンバル、かき氷、チョコバナナ、パールちゃん人形
ありちゃんがふりにせっせとこれらの小道具を渡しながら忠実にMVを再現している様子は笑いの中にも感心すら覚え、さらに「一番近くで妹を応援する姉」の姿を重ねてみることができもはやこれ2人で完成する曲だった??と思うほどでした。
ちなみにパールちゃん人形はスタンドからだとただの白いマネキンにしか見えなくてちょっと怖かったです。

主演:降幡愛
バックダンサー:小宮有紗
小道具:小宮有紗
ファン:小宮有紗

MCでも触れていましたが是非9人で披露してほしいですね…!
CYaRon!2ndライブで披露されなかった理由が
黒澤ダイヤ役小宮有紗がいることで完成するから」説好きです


-あこがれランララン-

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やっちゃっていいよ!

2週目のソロ曲ではMV込みで一番好きな曲です。まずMVの話からすると人間っぽさを感じる動きと等身大のセリフ、かつアニメではあまり見なかった快活さを感じる表情を見せてくれたことが一番刺さりました。女の子っぽさ全開でコミカルだけど全く軽く感じない。いやむしろ花丸の葛藤や気持ちを描いている部分やラスサビ前でアニメの一部分を切り取った絵を映す部分では感動するほどで、見終わった後は多幸感で満たされる素晴らしいMVです。
そしてきんちゃんはMVの最初に登場する魔法使いの恰好に箒を携えて登場しました。
AZALEA2ndでDI DIAがこの曲を流して黄色に染まった会場を思い出しなんとも言えない気持ちになりながら笑顔でパフォーマンスする彼女を見つめていました。

完全に余談ですがコットンキャンディえいえいおー!というAqoursの新しい爆弾が投下された後、全く臆することなく見事に歌い上げて会場を黄色の花丸で染め上げたという意味でもきんちゃんを素直に褒めたたえたいです。


-タテホコツバサ-

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可愛い全振り津島善子

ギルキス2ndではステージで台座に乗ったきゃんがパフォーマンスする姿を見て白の津島善子がアイドルになったらこんな風に歌って踊るのかなと想像していました。
白の善子、黒のヨハネの一面を持った彼女の白い部分はアニメではほとんど描写されることはなかったですが、きゃんがそれを演じることでそれは現実になりこれが

物語の先を作っていく

ことなのだと改めて思いました。

新曲が発表される度に「ライブ楽しみだな」と普通のコンテンツだったらそもそも考えもしない”2.5次元脳”に気付いたらされてること、キャラクターのPVが無くてもキャストのライブを楽しみにしていること。

繋いだバトンの先に -Guilty Kiss to CYaRon!- - Aqours storeis

やっぱり善子とヨハネをどっちも愛して表現してくれるきゃんあっての彼女だし、これからも "そういうこと" に期待できるAqoursが凄く楽しみです。


-もっとね!-

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半袖で登場しなくてよかった…

「マジで」を連呼するほど寒がってたおすわが真っ白なワンピース姿で登場しなくてよかったと心底思いました。僕らのチケット代がおすわの上着に化けた話はさておき、とても透明感のあるこの楽曲は海を連想させてくれます。というか果南のソロ3曲は3曲全て海や水を連想させる爽やかな楽曲だと思っていて、曜ちゃんと同じくらい海を連想させてくれますよね。曜=元気、果南=爽やか といった対比でしょうか。
今度は暖かい、いや熱いぐらいの真夏に聴いてみたい曲です。


-Shiny Racers-

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鈴木愛奈センターステージスタンドマイク一本勝負

私の居場所はセンターステージだ!と言わんばかりの圧倒的な存在感
曲が始まる前から、にゃーちゃんがセンターステージに登場した瞬間に「やっぱりこの人の居場所はセンターステージだよな、マジで分かってる」と一人ほくそ笑んでいました。
3rdから一貫してセンターステージでスタンドマイク一本でソロ曲を披露するAqoursの歌姫は、その構図だけでカッコよくて
今回はNew winding roadとは180°異なるまさにロックンロールにぴったりなロックな楽曲で。"同じ" 場所で "違う" 景色を見せてくれました。

 

閑話休題

全体的にいい話ばかりでこの話どこにも突っ込めねぇなと思ったのでここで供養します。
今回のツアー(まだ終わってないけど)のMCである意味MVPなのは間違いなく諏訪ななかさんでしょう
その落ち着いた口調から放たれる歯に衣着せぬ物言いを毎公演楽しみにしていましたが、特に地元埼玉に帰ってきてからの発言の切れ味は凄まじく、両日とも腹抱えて笑わせていただきました。
ここでその迷言を振り返ってみましょう

(ナゴヤドームは)ちゃんと閉じてるドームだから...  -名古屋Day1-

埼玉はちょっと遠いかなぁ〜            -名古屋Day2-

ここは花粉が凄い                 -埼玉Day1-

暖かい所でライブしたい              -埼玉Day2-


極めつけはマジで寒いから始まった埼玉2日目

ダイヤの挨拶見てたけどみんなのキラキラが赤だったからこれがマジで炎だったらいいのにって

普段ぽわぽわしてマイペースなのに「マジで」連発するほど寒かったんだね…素の諏訪ななかさんほんますこ


以上


変わらない景色、変わらない思い出

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ベルーナドームはたくさんの思い出が刻まれてて、みんなもきっと色んな思い出が蘇ってたんじゃないかなって思います! -Day1-

高槻かなこ

あのときはこういう感情じゃなかったな…でも今回は同じ曲でもちょっと切なくなったり。熱い曲なんだけど泣きそうになったり…
色んな感情が沸き上がってきて同じ曲でも時間が経つごとに曲も成長していってるんだなって思ったりしました。 -Day2-


逢田梨香子

まさに今回の6thライブはこの2人の言うことが全てで

特にここメットライフ改めベルーナドームの会場となった2nd, 3rd, 5thライブがやっぱり思い起こされて、「同じ曲でも切なく感じて泣きそうになる」っていう逢田さんの気持ちに死ぬほど頷いていました。

特に自分の心に一番刻まれたのはWONDERFUL STORIESでした。

青ジャン衣装、センターステージでの涙× これ、3rd福岡で同じく青ジャン衣装でキセキヒカルを歌った情景と重なったんですよねー青ジャンの衣装はいつも「始まり」と「これから」を歌う衣装にぴったりなんだと改めて思いました。

Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <OCEAN STAGE> - Aqours storeis

2nd, 3rd, 5thって言ってんのに3rdだけじゃねぇかっていう点は無視していただき、先程も書きましたが涙×のように青ジャン衣装で披露されたことが一番大きな意味を持っていたんじゃないかなと感じました。

そして逢田さんは最後にこう言ってくれました

変わっていってしまうものもあるかもしれないけど、でもやっぱり変わりたくないものもたくさんあるし…
Aqoursは7周年目も変わらずに9人で走っていきたいなって思ってます -Day2-


逢田梨香子

DREAMY CONCERTで一つのテーマとなった「変わるもの」「変わらないもの」
そこにひとつ「変わりたくないもの」が加わりました。
それは誰の心にもあるし人間のエゴかもしれないけれど、あがいてあがいてあがきまくる千歌たちAqoursの物語を背負って進み続けてきた彼女たちが言うに相応しい、いや彼女たちが使うべき言葉だと感じました。
そのがむしゃらに進み続ける姿勢と、どこまでも飽くことない向上心だけは何年経っても変わりたくない。それがAqoursなのだと改めて教えてもらったような気がしました。

皆さんの人生をAqoursで彩れているんだなと思うと、一緒に彩っていくんだなと思うと嬉しく思います。 -Day2-

伊波杏樹

そしてそんな過去のライブの情景を思い起こしながら曲を浴びた今回のライブでは、少なくともこの6年間自分の人生はAqoursで彩られて、Aqours中心に自分の時間が流れていてそれがとても幸せなことだなと感じていました。
だから伊波さんの言葉を聞いたとき「それはこっちのセリフだよ!」と心の中で思いつつ、キャストの皆さんも同じ気持ちでいてくれるんだなと暖かい気持ちになりました。

今色んなそれぞれの想いがあると思いますが、どのひとつひとつの想いもひとつも間違っていないと思います。Aqoursに届いてます!たくさんの愛、想い、言葉! -Day1-

伊波杏樹

久しぶりにライブを行ったCYaRon!2ndライブの頃から伊波さんは僕たちの行いについて「間違っていない」「正しい」と力強く背中を押してくれます。
そんなに言わなくても伝わってるよ!と思ってしまいそうになりますが、彼女がそういうことを言葉にすることにどれだけの力があるか知っているからこそ一周回ってもう何度だって想いを伝えてほしいと思いました。

花丸ちゃんの言葉で『雲が流れるように風の赴くままに』のんびりコツコツと幸せを感じて過ごしていれば、きっとまたみんなの笑顔が見れたり、声を出したり手が繋げたり、そんな世界でまたAqoursと会えるんじゃないかなと思ってます。

まだコツコツの段階だけどあーあんなことあったね!なんて笑える世界が来ることを願って、今は今でみんな一緒に楽しもうね! -Day1-

高槻かなこ

3rdぐらいから思っているんですがきんちゃんは僕たちの気持ちの代弁者なんですよ。うまく言語化できないのが非常にもどかしいんですが逢田さんとはまた違った感じで

そしていい意味で吹っ切れた彼女は大好きな花丸の言葉を使って今を楽しむことを改めて伝えてくれました。

 

Aqoursが次に進むために必要だったのは "この2年半という時間だった" ってことをこれから証明するために今までできなかったこと、今だからできることができたらいいな -Day1-

高槻かなこ

変わるもの、変わらないもの Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ -2021.12.29,30- - Aqours storeis

記憶に新しいDREAMY CONCERTでの名言
「今だからできる」というフレーズを思い出しました。決して自棄しているわけではなく地に足を付けて放っていると確信できるその言葉に意味を感じました。

きんちゃんと花丸、正反対な性格に見えるけれどこの日のきんちゃんのMCを聞いてどこか2人がさらに寄り添いあった姿を見た気がしました。ただ花丸の言葉を使ったそれだけかもしれませんが、あの一瞬間違いなく2人が手を取って言葉を伝えてくれたような気がしてとても心に染みました。

 

Aqoursは走り続ける

EXTRA Love Live!と銘打ったDREAMY CONCERTを経て、あの場所でDREAMY COLORという楽曲を浴びて

Aqoursの第二章がここから始まる

そう感じました

それは5thで千歌たちの物語の区切りを見たかもしれないし、会えない間伊波さんたちが必死にAqoursを届けようとあがいてくれたおかげかもしません。
DREAMY CONCERTが色んな意味でAqoursがリスタートを切って次のステージへの確かな一歩を踏みしめたライブだったからかもしれないし
DREAMY COLORが「始まり」「変わる」という言葉で彩ってそれを言葉として感じたからかもしれません。

Aqoursのストーリーをこれからどうしていくかを9人揃ってそれぞれメンバーに対して思っていることがたくさんあって… このステージがないと私たちは彼女たちの道を走っていくことができないと思うんですよね。
私たち自身、メンバーのこと一人一人大切に思う気持ちと、メンバーに会いたいと思ってここに会いに来てくれている皆さんがいないとAqoursのステージは、Aqoursの物語は進んでいかないと思っています。
なので皆さんも一緒にこのラブライブ!サンシャイン!!Aqoursという物語の先の先の先を一緒に作ってくださいますか?? -Day2-

伊波杏樹

Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ - Aqours storeis

今まではラブライブ!サンシャイン!!Aqoursの物語を作ってくれていたんですけど、
今度はAqoursラブライブ!サンシャイン!!の物語を作っていかなきゃなって思いました! -Day2-


降幡愛

もちろん個人的な想いですがDREAMY CONCERTでの伊波さん、そしてふりの言葉を聞いて自分と同じような考えをキャストの皆さんも抱いているのかなとちょっぴり嬉しくなりました。

あのときは「まだまだ終わりたくないな」って話したと思ってるんですけど、それが今こうしてちゃんとステージに立って、皆さんがこうしてたくさん見に来てくださるおかげで「ちゃんと続いてるよ」って!
まだまだ本当に勢い止まらず、もっともっとAqoursは走り続けられるなと!


前回はしんみりしてたけど、今回はめっちゃ明るく「もっともっと楽しいことたくさんするぞ!」っていう気持ちになれているので、みなさんこれからも一緒に楽しい時間をたくさん作りましょう! -Day2-


小宮有紗

奇しくも5thライブのMCと全く同じ場所で始まった今回のMC
あのときの気持ちを思い出しながら語ってくれたありちゃん

今もこうしてラブライブ!というコンテンツのトップランナーとして走っているAqours
「いつ会えるか分からないけど」「まだ終わりたくない」
あのときのAqoursはまだ先を知らないのか、それとも知っているのか
そんな不思議でふわふわとしたMCだったのを僕も鮮明に覚えています。しんみりとしてそれでも感動的なライブでした。
前述の2人が思いの丈を言葉にしたとおり、恐らく5thライブ後は千歌たちAqoursの物語が一区切りついてしまうことでその先のAqoursはどうなるんだろう…という色々な想いがあったのでそういう気持ちのキャストが多かったのだと思います。でもAqoursは言ってくれました。

これからは "Aqours" がラブライブ!サンシャイン!!の物語を作っていく

そう決意して突き進むことを決めた彼女たちにもう怖いものはありません。
だからありちゃんの言うとおりこんなに明るく楽しいライブになったし、もっとこれからも楽しいことをたくさんするという心の昂りを抑えられないんですよ

そして、その走り続けるAqoursからの発表は僕たちの予想を上回るどころか予想もしていない内容ばかりでした。

特にこれはめちゃくちゃテンション上がりました

一野球ファンとして素直に嬉しいし…まあセ・リーグとコラボしてくれとは思いましたが、今回のライブでキャストが口を揃えて「セカンドホーム」と呼んでいたベルーナドームをホームとする埼玉西武ライオンズ、そしてお隣幕張メッセでたくさんライブ&ファンミを実施させていただいたご縁(?)で千葉ロッテマリーンズとのコラボ
これでようやくベルーナに8回行ったことあるのにまだ野球見たことない呪縛から解き放たれそうです。

待ってましたファンミーティング!!!!

最近のアンケートでひたすらファンミやってくださいと書いていたのが叶ったような気がしたのと、地元沼津でしかも3日間実施してくれることへの喜びったら無かったです。
ライブやらなくていいのでガチで3時間ぐらいひたっっっっすらはちゃめちゃトークしてください。よろしくお願いします。

 

 

再びの東京ドームへ

あのときAqoursは約束の地で再び会うことを約束してくれたけどまさかこのようなサプライズで発表されるとは思いませんでした。

中止となってしまったAqours 6th LoveLive! DOME TOUR 2020では東京ドーム公演が既に約束されていました。でも一旦全部白紙になってそこからユニットごとに分かれたAqoursがむしゃらにそれぞれの道をひた走って、色んな形でそのパワーを見せつけて
DREAMY CONCERTでAqoursとしてまた集結してもう一度自分たちの力で東京ドーム公演を勝ち取ったストーリーを垣間見た気がしました。
そんな色々な感情が渦巻いて、発表を聞いたときは嬉しさで笑いながら同時に泣いていました。

約束の地、東京ドーム

ありちゃんも言ってたけど、アーティストとして1回立つだけでも、いや立ってくれるだけでもキセキなのに本当にその夢を自ら掴み取ったAqoursが本当にカッコよくて…3年半前のあんな光景やこんな光景を思い出すだけで涙がでてきますよね。

ところで5thライブ一発目をぶちかました僕らの走ってきた道は…は、千歌たちAqoursがこれまで走ってきた道を示す楽曲でした。でも

これからのAqoursの道は私たちが示す!!

と言わんばかりに6thライブWINDY STAGE@東京ドーム一発目でこれ披露されたら多分泣く自信あります。いやまあ何来ても泣くんですが
そして我らが伝説の10人目、カトタツ率いる浦の星交響楽団の皆さんが再び集結
事前に生演奏してくる9人楽曲の投票もあるらしく、なんかこう約束された楽しさを今から味わえている感がして既に胸が高鳴っています。あの場所でAqoursは今度はどんな景色を見せてくれるのかな…
今回「楽しさ」を全面に感じさせてくれた最高の6thライブはどうやらまだまだ終わりそうにありませんね。












実は生首アニメ期待してた

もっと遊ぼう! Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <OCEAN STAGE> -2022.2.12,13-

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楽しさだけで包まれるライブになると思っていたけれどやっぱり感情が揺さぶられるシーンも多かった6thライブ OCEAN STAGE

ドームの大きさに圧倒されて

そこで輝くAqoursが眩しくて

でも一周して「楽しかった」という思いで満たされて

そこにはAqoursのこれからを感じさせてくれるような想いやテーマがギュッと詰め込まれていて、あの2ndライブとは全く違った楽しさがありました。

OCEAN and Rock

いつもこんなことはしませんがドリコンに引き続き今回もセトリを予想していました。今回は会場によってOCEAN STAGE, SUNNY STAGEと銘打ったセトリになると公式から名言されていたため、ある程度雰囲気は予想できるかなと思っていましたが今回は違う角度からぶん殴られました。

けっこう自分なりにちゃんと考えて予想したんですけどね。2曲目にHop? Stop? Nonstop!が来た瞬間「あ、もう何も分からん」と思わず笑っちゃいました。
もう予想するのやめようかな…

デュオトリオ、ソロ、ユニットのどれかは入れてくるだろうと思っていてじゃあロックって考えるとユニットでロックテイストな楽曲来るのかなぁなんて思ったり。
もちろん ”ロックをテーマに” と全曲ロックで通すとは言っていないので自分の考えが極端すぎました。でもデュオトリオはぜってぇやってほしいと心のどこかで思っていた自分がいたので本当に嬉しかったです。

毎回かなり楽しみにしているライブ前のOPBGM、5thとかドリコンみたいなクソエモBGMだったらどうしようかと思っていましたが今回も海をイメージするサウンドから爽やかなロックテイストへの切り替わりが自然で素晴らしかったです。


-KU-RU-KU-RU Cruller!-

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伊波杏樹さんのポニーテールに殺されてしまった…
脳が完全にこれに支配されてしまった1日目、ずるい

イントロのピンボール音が鳴ってステージ上の☆が順番に光る演出をライブの特殊イントロか!?と思ってしまうぐらい混乱してました。普通にMVでありました。
”新衣装をライブの1発目に見て脳の処理が追い付かなくてバグる" って感覚、中毒性があって本当にいいですよね。見て聞いて五感をフル活動させて吸収すべき箇所が多すぎるのにだいたい伊波さんばっかり見ていた。ゆるしてくれ

 

 

-DREAMY COLOR-
-夢で夜空を照らしたい-

百歩譲って夢で夜空を照らしたいをやったのはいいんですよ、でもDREAMY COLORとの共通点であり繋がりを感じたときはその意図にため息が漏れました。


ランタン、なんですよね

言われてみれば当たり前だけどそういった共通点を紐解いてセトリとして表現してくれるのは嬉しいですね。

DREAMY COLORは特に2日目のバックステージの見え方が圧巻で、最後横並びになるところが所謂カメラで抜かれそうな斜め前からの構図として肉眼で見られたのが本当に感動しました。最後9人が右手を突き上げていく振り付けがこれからの決意を表しているようで本当に好きなんですよ

DREAMY COLORが終わってから暗転したステージ
3人ぐらい引き上げる姿を目撃してから次の曲が始まるまでわずか数秒
6人曲ってあったか?と思ってから脳内データベースで夢で夜空を照らしたいを検索する前に曲が始まりました。
先日のAZALEAで初めて見ましたが正史の6人による披露を間近で、しかも2回も見ることができて1stライブをLVで見てからいつか現地でこの6人が歌っている姿を見たいと思った夢が叶った気がしました。サビでみかん色のブレードを左右に振るのは感慨深かったし、ステージ周りのファン全員が同じ動きをしているのも目に入る位置だったのでそれも相俟って感動しましたね。

デュオトリオのときもそうでしたが、スタンドから暗転したバックステージの人影がけっこうはっきり見えるので、3人いなくなったり2人でてきたりして「えっ次何?」となる数秒がけっこう緊張しました。
きっと愛奈ちゃんは裏で私も踊りたいと駄々をこねていることでしょう。

 

-MY LIST" to you! (1年生ver.)-
-少女以上の恋がしたい (2年生ver.)-

みなさんはAqours楽曲の禁止カードと言われて何を思い浮かべますか?

想いよひとつになれ

MIRACLE WAVE

Thank you, FRIENDS!!

Next SPARKLING!!

色々なベクトルで心に刺さる禁止カードを思い浮かべることでしょう
が遂に「Aqours楽曲を学年で歌う」という暴挙に出ました。これはいけません。

正直個人的には「刺さった」というよりAqours楽曲を学年でやるんか!という「驚き」の意味の方が大きいですね。

マイリスは曜のイメージがあるので2年生、少女以上はルビィのイメージがあるので1年生と逆じゃない?と思いましたがその固定観念を壊した割り振りがよくて
ありがたいことに2日目にトロッコがこちら側に来てくれましたので特に少女以上は新鮮に感じました。

 

 

-幕間(Aqours楽曲ロックアレンジ)-

デュオトリオ後とWATER BLUE NEW WORLD後
Aqoursのナンバリングシングル+ユメユメ+クルクルのロックアレンジが流れました。
個人的にはHPTのアレンジが優勝ですね。明らかにギターのロックな部分が全面に出てて最高にテンションあがりました。
開幕の君ここだけ残念で、明らかに歌に後付けしてリズムが合っていない感が否めず…
他はけっこうよかったので是非他の楽曲も聴いてみたいところです。

最初はユメユメやって青ジャンやらないの?って思ったんですが、実際に楽曲として披露したことで「お前らアレンジで聞くだけじゃ物足りねぇだろ!!」と概念ぶち壊しAqoursが垣間見れた感じがしてすげー良かったです。
初めにRiko jump High!!流れた瞬間「あっ次TAKUYAさんじゃん」と謎の感情に支配された僕の気持ちは心の内に閉まっておきますね。

P.S. 生首アニメは埼玉に温存ですか?楽しみにしてます

 

 

-Aqours Pirates Desire-
-Daydream Warrior-
-君の瞳を巡る冒険-
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斉藤朱夏小林愛香逢田梨香子のターン

センターステージで自分の背丈より高い大旗をぶん回す朱夏

一人だけセレブのようなモフモフをつけて存在感抜群だったきゃん

カッコいい衣装の方が好きだなぁと心で呟きながら見てた逢田さん

それぞれのカッコよさが際立ってましたね
黒とピンクを基調にしたゴージャスな私服にも見える新衣装、この3曲にカッチリハマってました。上の画像のようにステージのライトが終始暗めだったこともあり、衣装の黒が映えて終始ダークな雰囲気を醸し出していました。
そしてまさかのデイドリとスリワンをぶった切るという贅沢、オタクの好きを知っていて知った上でこういうことしちゃうAqoursちゃんニクいですよ。
確かにスリワンはオレンジ→太陽を連想させるのでSUNNY STAGEでの披露は間違いないでしょうね。
ちなみに昔からデイドリのおすわパートが大好きなことで有名ですが初めて右のブレードだけエメラルドにして一緒に打ち砕かれました。満足感が凄かったです。

 

 

-恋になりたいAQUARIUM-
-WATER BLUE NEW WORLD-

いや恋アクやるんかい!
直前のロックアレンジで恋アクやっていたので普通にこないと思って完全に油断してました。否、そのあとにWATER BLUE NEW WORLD来る方がもっと予想外でした。

ドリカラ→夢夜空のランタンよろしく、今度は青というイメージカラー繋がりで選んだのか
何にせよ久しぶりに浴びたWATER BLUE NEW WORLDは情報量が大きく…カウントダウンライブの配信を見ていいなーと思っていたので嬉しかったなぁ
これ、この曲だけで沸いた感情なんですが、歓声の無いWATER BLUE NEW WORLDはもちろん初めて聞いたわけで曲への没入感が本当に凄かったです。
余計な音が無いからそうなんだけど、リハーサルを見ているとか、配信を見ているとかそういうレベルじゃなくて…今ここでラブライブ!決勝を戦っているAqoursがそこにいるという、ステージ上で踊る彼女たち以外が一切視界に入ってこないでそれしか見えない感覚っていうのかな。それを没入感という言葉で片づけていいのか分からないけどとにかくそういう感覚が味わえました。凄かった

 

-青空Jumping Heart-
-冒険Type A, B, C!-
-Step! ZERO to ONE / AqoursHEROES-
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1stライブから一貫してAqoursの "絶対的なメインテーマ曲" と言っても過言ではないこの曲

Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ - Aqours storeis

俺たちの青ジャンが新衣装になって帰ってきた!
1日目はMCで言われるまで気付かなかったんですが、2日目は普通に遠目でもキラキラ度が爆上がりしているのが分かりましたね。ここで心の内を吐露しておくのですが、SUNNY STAGEでみら僕の衣装が進化することを心待ちにしております。

冒険Typeはセンターステージ横左右からバックステージに集合していくトロッコ曲で、
1日目はふりの「じゃあ来いよぉ!(高音)」にバカほど高揚し
2日目は眼前にちょうど3年生が来て鈴木愛奈さんに「さあ来いよ!!」で挑発ポーズをされたので挑発に乗ってしまいました。本当にありがとうございます!

続いてバックステージ前から左右二手に分かれるトロッコ

自分は1stライブには現地に行っていないけれどトロッコに乗って彼女たちが歌っている姿を見て何故か1stライブで水色のアンコールTシャツを着て歌っている姿がフラッシュバックしたんですよね。

Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ - Aqours storeis

今回もこれでした。トロッコが近かったので余計にそう感じ部分もありますが、やっぱり1stライブリバイバルでしたね…
伊波さんも言ってたけれど頭ぶんぶん振るぐらい楽しむ人が出るのも頷ける

さっき調べて知ったんだけどAqoursHEROESはそもそも披露回数が少ない(海外公演、ファンミを除くと2nd神戸以来だけど収録されてない)ことも相俟って僕が現地でかつAqours9人で見たのは今回が初めてだったんですよね。
だけど全く新鮮な気持ちにならなかったのは1stのBDは擦り切れるほど見たからだし、それでもテンションがぶちあがったのはそれは映像で見たものだったから、っていうわりと自分ので感じた感情を冷静に分析して言葉にできるぐらいには成長したのかな。

 

-涙×-
-MIRAI TICKET-

表現するのが難しいと思っていたけれど公式がまさにこのタイミングの景色を切り取ってくれたのでよかったです。
あんなに煌びやかな衣装を身に纏っているAqoursがいるのに、そこを暗くして天井に目を向けさせるという贅沢さ、まさに会場全体を使った演出でため息が漏れましたね
青ジャン衣装、センターステージでの涙×
これ、3rd福岡で同じく青ジャン衣装でキセキヒカルを歌った情景と重なったんですよねー青ジャンの衣装はいつも「始まり」と「これから」を歌う衣装にぴったりなんだと改めて思いました。

そしてありがとうMIRAI TICKET
披露回数はそこそこ多いけれどステージ上の平場で披露されたのは2nd埼玉以来、もちろん聖地名古屋で披露されたのは初めて
青ジャンの衣装で披露されたその曲はアニメ1期の頃の千歌たちを彷彿とさせるようで、でもどこか「あの頃」から余裕を感じさせるような所作や佇まいを節々に感じることができました。叫ぶ千歌を見守って目くばせする曜と梨子が、まるでデュオトリオを歌って自分の気持ちに気付いて本当に心から笑いあって千歌の背中を見守っているように見えて、こういったまた別の解釈を得られて勝手に感動してました。
ミラチケ言えばセンターステージ、そうなんすよね…

 

-not ALONE not HITORI-

虹がかかりましたね
本当にね、こういうことが自然にできちゃうラブライバーは本当に凄いと思う。5thのときも全く同じこと思ったけどやればできるんですよ。今はうかつに声も掛け合えないのに本当に凄い
実はTwitterでこの企画が水面化で動いていたのは知ってましたが別に肯定も否定もする気持ちもなく観測者になってました。だってその場になってみないとどういう感情で何が起こるか分からないじゃないですか。自然にそうなったら流れに乗ろうとは思ってましたが

 

だからその愛を受け取ってくれたふりが歌い出しで号泣しちゃうのも頷けるし涙がこぼれる他のメンバーも印象的でした。

まさに今だね!

とありちゃんが言ったとおり、Aqoursもファンも一人じゃないし別に自分が企画したわけではないですがこちら側の愛が少しでも伝わったのかなって思いました。


伊波「Aqoursは色んな壁を乗り越えてきて…」
ぼく「えっ?もうMC始まってる?」

そんな笑いポイントはさておき、アンコールTシャツもめちゃくちゃギラギラして特別仕様になってましたね。カウントダウンライブのときからメンバーカラーのフリフリを着てたりなんかお姉さん感が出てて凄く良かったです。


Thank you, WINTER VACATION…

どれほど発売を待ち、どれほど現地で見られることを待っていたか
SUMMER VACATIONが発売されてからWINTER VACATIONの発表を心待ちにして、デュオトリオの組み合わせでワクワクして、ぐ~りんぱがトリオになったときはめっちゃ嬉しかったけれど

ライブやイベントが次々と中止になって、オンラインライブ-LOST WORLD-は観たけれどやっぱり素直に100%楽しめなかった自分がいて

デュオトリオも間がかなり空いての発売だったからこのときは「あっ今度出るんだ」って自分でもびっくりするほど楽しみにはなっていなかったことを思い出して
でもこのアルバムが発売されてから聴いて、昨年の年始は思い立ったようにふらっと沼津の5周年展示会に足を運んで、そこで自分の中で空白だった時間を取り戻せたような気がして

このアルバムが発売された前後の自分の心情
Aqoursから心が離れていたけれど、やっぱり心待ちにしていたこのアルバムにどこか救われた気がして曲がどうこう以前にアルバム自体に思い入れがあるんですよね。なのでこの4曲の感想は1曲ずつ綴っていこうと思います。


-涙が雪になる前に-

黒基調のロックテイストでシックなパンツスタイルの衣装が何よりもカッコよくて、でも果南と鞠莉のすれ違いを歌った感動を誘う楽曲になっていて
LOST WORLDでこの演出があったか全く覚えてないのでまっさらな気持ちで見ていましたが、スクリーンにアニメ1期9話のシーンが流れていてでもそれとは対極に歌唱している間ずっとすれ違うような演出がなされていました。

しかしアウトロで向き合った2人がなアニメシーンとシンクロするように最後はハグをして暗転しました。最後の最後まですれ違う2人を見ていると目の前で演劇を見ているような錯覚を覚え、
ストーリー性もそうですがアニメとのシンクロと「あの」シーンを最後に持ってくる演出が最高にグッときました。
2人のパフォーマンスを見てより好きな曲になりましたね。


-キモチもユメも一緒だね!-

4曲のなかでは一番ノれるポップな曲
と思いきやそこに孕んだ2人の心情を歌った歌詞は実際のAqoursとも繋がりを感じ、未来予知畑亜貴が天才と呼ばれる所以を再認識せずにはいられませんでした。

あのさ…ひとりで出来るけど
ふたりがもっといいな もっといいんだ!

恐らくここの歌詞はルビィと花丸、どちらの心情とも取れるんですよ。実際1番はルビィ、2番は花丸がこのパートを歌っています。

この曲を楽しみにしてノリノリでブレードを振っていた僕は、1番のこの歌詞に辿り着いたとき

「あ、ルビィから花丸に向けたメッセージじゃん」
「ふりからきんちゃんへのメッセージじゃん」

と感じました。
そういう意味ではないし偶然そうなっただけなのは分かっているんですが、ラブライブ!にはこういうことが起こる曲がたくさんあるんですよね。だからこの歌詞の意味を勝手に感じ取って今目の前で「2人」で笑顔にこの曲を歌っていることが何よりも嬉しくて、楽しいノれるだけの曲じゃないんだなと思えました。

 

-Misty Frosty Love-

曜の心情を歌った切なくもどこか温かみを感じる楽曲
WINTER VACATIONの中で唯一キャストから曲のイメージについて明確に言及されており、アニメ1期の千歌と梨子の関係性を見た曜の気持ちを歌っています。

「温かみを感じる」と言ったのはそんな曜のセンチメンタルな気持ちを汲んだ梨子が「それでもそんな曜ちゃんが好きだよ」と言わんばかりの包容力を感じる梨子と逢田さんの表現力を感じたからです。このデュオトリオを実際にAqoursメンバーが作ってライブを披露したと考えるならば、曜ちゃんめちゃくちゃ凄いと思うんですよね、こんなに自分の気持ちを素直に吐露するなんて
でも曜ちゃんならこうやって言葉にすることでしか自分の気持ちに素直になれない不器用さも持っているような気もしていて、そこをうまく梨子が包んであげるっていうのかなその関係性が素敵だなって思いました。

でもこの楽曲は涙が雪になる前にとは違いパフォーマンス上最後まですれ違った2人を演習して終わるところが非常に印象的です。僕はここの解釈が理解できなかったので有識者の方がいらっしゃたら是非教えてください。

 

 

-Party! Party! PaPaPaParty!-

待ってたぞぐ~りんぱ
LOST WORLD後の配信で伊波さんが言っていた「千歌ちゃんは普段こんな顔しないけどこの2人とだから(こんな顔する)」という言葉が理解できた気がしました。

私たち自身、メンバーのこと一人一人大切に思う気持ちと、メンバーに会いたいと思ってここに会いに来てくれている皆さんがいないとAqoursのステージは、Aqoursの物語は進んでいかないと思っています。
なので皆さんも一緒にこのラブライブ!サンシャイン!!Aqoursという物語の先の先の先を一緒に作ってくださいますか?? -Day2-

伊波杏樹

Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ - Aqours storeis

ふと先日のドリコンでの伊波さんのMCを思い出しました。
アニメや劇場版、MVのある楽曲はもちろんですが "それ以外" の楽曲はよりAqoursキャストがステージでパフォーマンスをすることでその楽曲に色を付けて彼女たちの物語の続きを歩み進めることができます。
それが今回のデュオトリオの4曲にぴったりと当てはまり「彼女たちの物語のなかで歌われたかもしれない楽曲」になったんですよね。これがAqoursのこれからなのだと。

Aqoursのバレンタインソングが生まれた瞬間でもありました。

 

進化し続けるディレクション

そこまで注視していたわけでもありませんでしたが今までの演出もありつつカメラやスクリーンの映像も進化してましたね

まず涙が雪になる前に
2人の歌う後ろ姿が映され客席のぼやけたキラキラが綺麗に映っていたことが印象的でした。隣で歌っているのにあえて1枚のスクリーンに縦割りした2人を映した

キモチもユメも一緒だね
2人の曲なのに4分割されたスクリーンに所狭しと映る2人
どこを見ればいいのか分からなくなってあわあわする別の意味のわちゃわちゃ感がスクリーンからも伝わってきました。
公式のツイートで知ったのですが天井にルビまるのメンバーアイコンが映されたらしいですね。そこまで目が行かなかった…

Daydream Warrior
ラスサビ前のダンスでは自席に向かってけっこう光量のライトが向けられて眩しかったこともありチラッとスクリーン見てたんですがなんすかあれ
キレキレダンスを踊るきゃんたちが残像というかわざとボカしたような映像になっていて、スピード感のあるダンスが一瞬止まって見えるような不思議な感覚に陥りました。

Step! ZERO to ONE
こ れ
特に1日目のカメラマンさん有能すぎる
だ〜いや〜のとこで絶対、100%意図的にありちゃんをぶち抜きまくってて「分かってるー!」って思いながら一人で笑い転げてた。ありそうでなかった演出


あ、くるるんだ!わーい

 

ありちゃん

これどこのトピックに入れようか迷ったんだけど入らないし無理やり入れるもんでもなしむしろ今回はこの人を推していきたいので切り出しました。

ほんとね、この2日間終始バカ楽しそうにしてたありちゃんが印象的だったんですよ。
ドリコンのときも感じたんですが、いつもなら楽しさを爆発させることはしてもダイヤのようにクールな佇まいが根幹にあるんですよ。
でも今回は小宮有紗さん…ではなくてありちゃん🤗って心の呟きが漏れるぐらい素の彼女が鎮座してて、ダイヤ置いてけぼりのありちゃんオン・ザ・ステージみたいな感じ(?)でそれが最高に微笑ましかったです。

私たちはどんどん進化し続けていきたいなって思って行動にしているつもりなんですけど、こうして皆さんが変わらない景色を作ってくれるっていうのも本当にめっちゃ幸せだなって思います。-Day1-

小宮有紗

かと思ったら虹の景色に言及していいこと言ってくれて
変わってしまうって怖いし切ないけどAqoursは "進化" してるんだよね。そう再認識させてくれました。
まあ結論MC以外もテンションがナゴドから飛び出るぐらいバカ高くてあぁ本当に楽しいんだなぁっていうのが死ぬほど伝わってきて良かったですね、えぇ

 

 

SUKI for you, DREAM for you!

もうね、このライブこれを聞きにきたと言っても過言じゃないんですよ

サブタイトルにして語り始めるぐらいには好きなんすよ

Aqoursで好きな曲は?」という問いに対しては
「何だその漠然とした質問は?」と逆に質問し返すぐらい、好きという言葉の意味が曖昧になってしまうぐらいAqoursの楽曲は色々なベクトルで好きが溢れている。

楽しくてぶちあがる曲

心に染みてエモーショナルになる曲

ライブで聞くと大化けする曲

ライブで聞くとアニメーションのシンクロと相俟ってアガる曲

本当に全部ひっくるめて純粋に好きな曲

ざっと好きな曲を噛み砕いてもこれだけ色々な好きがあるんですよね。
ちなみにこの質問をされたら僕はとりあえず「未来の僕らは知ってるよ」って答えます。

なーんてもうSUKI for you, DREAM for you!について話す前から好きの定義を論じているわけですが、ここらへんの話は掘り下げたら永遠に語れる気がするのでまたの機会に。

じゃあSUKI for you, DREAM for you!はどの好きになんの?って話ですよ
これはね、間違いなく「楽しくてぶちあがる曲」部門にノミネート
というかまあAqoursの新曲が出るたびにあっ好きだわとは思うけれど、これはなんというか脳天をガツンと殴られたような衝撃的な曲でμ'sでいうノーブラに匹敵するライブぶちあがり曲が遂にきたなっていうのが第一印象でした。

もちろんAqoursにも盛り上がる曲はありますよ。スリワン、青ジャン、届星、HPTなどなど
また面倒なオタクみたいなこと言いますけれど「盛り上がる」にも色々あると思っていて…個人的にはギターやドラムのサウンドバチバチに鳴ってる曲が「盛り上がる」って僕は思っています。多分スリワン、青ジャンetc…はその中でも「コールが楽しい」に分類されるのかなって分析してます。
だから今のご時世現地でコールができなくても、単純に家で曲を聴いているだけでも、曲のサウンドのみだけで十二分にテンションがアガる曲という意味でぶちあがりが約束された曲がきたな、と感じたわけです。
最短で結論に辿り着く前に色々外堀を埋める説明をしながらでしたが、まあなんとなく言いたいことは伝わったでしょう。

そんなこんなで楽曲が発売されてからはもちろん、ワンチャンドリコンでもやるかなぁと思っていたので年末あたりからは狂ったように聴いてました。ジムではいつも音楽聞いてるんですけど毎回鬼リピートしてました。

セトリ予想ではアンコールの一発目にぶちかましてくる予想だったのですが最後の最後でしたね。


みんなーーー!!だいすきーー!!


この叫びを聞いてから曲が始まるまでは数秒しか無かったけれど、この楽曲の歌詞が全部頭の中で言葉となって再生されて反芻して

「あぁこのライブでAqoursが伝えたかったことってこれだったんだ」

と全てが結びついて天を仰ぎました。あんなことすると思わなかったから本当にずるいよって思いました。ちなみに最後のMCが終わってからこの曲が始まるまで、特殊イントロを流しながらキャストがステージに散らばりみんなにありがとうを伝えに来てくれたんですが、いや…うん分かったから…早く曲始めてくれ…と生殺し状態になってました。

好きだって 好きだって 好きだって思うから伝えたくなっちゃう
分かちあえたら嬉しいよ

曲名になってるから当たり前と言えば当たり前だけど、何回出てくんだよ!ってくらい好きというワードが出てきて…それを伝えて、分かち合いたいねというメッセージが詰まった曲なんですよね。ライブで披露されるまでは「お互いの好きをぶつけ合える曲」としか捉えてなくて、決してそれは間違いではなかったんですがそれだけじゃなかったんですよね。

Aqours9人のパフォーマンスが、笑顔が、もう一人一人の体から放たれる ”好き” のエネルギーが今日一番と言っても過言ではないくらい昂っていて爆発していたんですよね。
もうこれ挙げたらキリがないので印象に残ったところだけ。

朱夏、きゃんがバックステージに来てくれて体が飛んでっちゃうんじゃないか心配になるぐらいキレッキレを絵に書いたダンスしてくれた

ありちゃんが「はいはい! はいっそうです! 聞いて聞いてよ」のとこでノリノリで振りをしてた

伊波さんは顔がくしゃくしゃになるぐらいの笑顔で普段なら絶対やらん指ハートしてくれた

逢田さんとふりさんは二人でちょっかい出し合って爆笑してた

確かに2日間ともめちゃくちゃにぶちあがったけれどしっかりキャストを見る冷静さは持ちながら楽しめたかな

パッパラッパッパッパトゥーイェイ委員会を設立します

"遊ぶ" ってAqoursのテーマ

OCEAN and Rockが今回の表のテーマだとしたら
「遊ぼう」が裏テーマなんじゃないか

ふとそんなことを思いました。
きっかけはMCで色んなキャストが口を揃えて言っていた「もっと遊ぼう」「遊びに来てください」
で、そういえばAqours楽曲って曲に「遊ぶ」が入る楽曲多いよなぁと思ってセトリ見返してみたんですよ。

謎を謎を解いて このセカイで遊ぼうよ

君の瞳を巡る冒険

よしもっともっと遊ぼうよ!

冒険Type A,B,C!!

やれるから!もっともっと遊ぼう

SUKI for you, DREAM for you!

いやいやいやもうそうじゃん!!!
脱出ゲームが主題になっている君瞳や冒険Typeはともかく、SUKI for youに関してはMC後の本当にラストに歌ったということもあり、もっとAqoursと遊ぼう!というメッセージを感じずにはいられませんでした。
そして他にも遊ぶが入ってる楽曲あるよね?と思い調べてみた結果

嵐がきたら 晴れるまで遊ぼう

未熟DREAMER

だから遊ぼう ここで遊ぼう 今日は遊ぼう!

Landing action Yeah!!

とまらないよ とまらないよ あふれそうな想いは
世界中で遊びたいって 心からの希望

スリリング・ワンウェイ

いっしょに全力で遊ぼうよ(がってん!ぜんりょくオーライ)

君のこころは輝いてるかい?

空色カーテンオープン 海色ゲートウェルカム
遊びましょ!

恋になりたいAQUARIUM

また遊びましょう(Oh, yeah!)また遊びましょう(Oh, yeah!)

We‘ll get the next dream!!!

とりあえず思いついた順に書き連ねてみたけど多すぎてドン引きしてる。なんとなく多いっていうのは理解してたけどこんなにあったんですね…調べたわけでもないので抜けてるかもしれないけど

こうなると別に今回のライブが特別遊ぶをテーマにしたわけではなく、Aqoursというアーティストのテーマなのではないか、となんか話が大きくなりそうな気がしてきました。
Aqoursとファンが一緒に物語を作り上げていく姿を畑亜貴節で表現すると「遊ぶ」なのかな、なんて考えたり
Aqoursはいつだってチャレンジャー」というきゃんの言葉がありますが本当にそのとおりで、この言葉を借りるなら「Aqoursはいつだって"みんなと遊ぶ"という遊び心を持ってるパフォーマー」なんだなと心から思いました。

 

DREAMY CONCERTを経て


今回ナンバリングライブとしては5th以来実に2年8か月ぶりの開催

しかし6thライブを語る前に5thと6thの間にEXTRA LoveLive!と銘打ったDREAMY CONCERTを開催したことに意味を感じました。
あのステージでは2年半ぶりにAqoursに会えた嬉しさが凄くて終始感動しっぱなしでした。あのライブはファンとAqoursがお互いの距離感や大好きの気持ちを思い出しながらそれを確かめ合えた空間だったのではないかと思っています。
全ては昇華できないかもしれないけど悔しいことや悲しいこと「色んな壁を乗り越えて」が少し叶ったんじゃないかなと

もしこのライブが無かったら本当に久しぶりのワンマンライブになっていたわけで、もしそうなったらうまく言葉にできないけれどお互い手探りな状態になってしまったと思うんですよね。
だからDREAMY CONCERTを開催したことは、2021年最初で最後のワンマンライブを開催したことと同時に5thと6thを繋ぐ、ファンとAqoursを繋ぐ大きな意味を持ったライブだったんですよ。

だから今回の6thライブはそういう気持ちは一旦忘れて楽しさ満点のロックなライブにしてやろうぜ!というAqoursのメッセージだと勝手に感じ取り…OECEAN STAGEと銘打ったセトリは最初から最後まで予想外の連続で、楽しませてやろう!というAqoursの気持ちが十二分に伝わってきた最高なライブでした。彼女たちはいつだって僕たちの予想の遥か上を行くんですよね。だけどそれがまた嬉しくて…

大好きだけのお祭りの権化2ndライブ再来は予想していたけれど、あのときより色々なことを知ってきたからこそ、単純に楽しいだけでは済まない感情になったことが最高に心地よくて、久々にライブ後充足感だけに満たされました。マジで何年ぶりだ??
しかもすぐ次が約束されていること、こんな幸せなことはない。

予想もうやめようかな、と言いつつ絶賛セトリ予想中なのでもはや当たらないことに快感を覚えている気がするけれど「もっともっとAqoursと遊んでいたい」そんな気持ちにさせてくれるAqoursにずっと着いていく、その気持ちで我らがホームステージに向かいます。待ってろメットライフドーム!(※この名称は2022年2月28日まで有効です)

変わるもの、変わらないもの Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ -2021.12.29,30-

 

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会えない期間が続くこともあるかもしれない
だけどいつかまた会えると信じてずっとAqoursを好きでいてほしい


その言葉を信じて遂に辿り着いた2年半ぶりのAqoursワンマンライブ

キャストもファンも悔しい思いをした2021年でしたが、最後に最高に楽しくて最高に思い出深い年の締めくくりとなりました。

9人という形を貫いたセットリスト、4thライブを彷彿とさせるような愛と想いを感じたAqoursの言葉
全てが懐かしくもあり全てがまだまだ未体験のことばかりだと感じさせてくれた2日間でした。

”この9人” でAqours

荘厳なオーケストラチックなオープニングで既にエモーショナルな気持ちになっており、例に倣って感極まっていましたがAqoursの9人がsmile smile ship Start! 衣装を着て登場して曲がかかるまでの数秒はこれまでの色んな思い出が蘇ってきて本当に長く感じました。

Aqoursには何回も会っているはずだけれどいつか初めてμ'sを見たときのような

「本当にいる」

Aqoursに逢えた」

「これからライブが始まるんだ」

というAqoursの背中を追いかけ始めた頃の感情がドッと押し寄せてきて胸がいっぱいでした。

 

開幕を彩った3曲のsmile smile ship Start!、Wake up, Challenger!!、Dance with Minotaurus

Aqoursとして、また有観客で初披露となったこれらの楽曲はきっと本来もっと早く華々しく披露をされていたはずでした。
特にsmile smile ship Start!はAqours5周年を祝したシングルで、5月につま恋で開催されるはずだった野外ライブのキービジュアルにもなっていました。そんな「もし」が脳裏によぎり、Aqours9人が今この瞬間目の前でライブが開催できたことへの感慨深さも相俟ってMCが始まるまで感情がぐちゃぐちゃでした。

そしてお帰りなさい、きんちゃん、花丸ちゃん

1曲目から笑顔満点で踊る彼女の笑顔を見て、これでAqoursとして全てのピースが揃いAqoursとしてパフォーマンスをする舞台が整ったんだなと感じました。

やはりセットリストの予想はしていましたが、悲観とかではなく自分はまだまだAqoursのことを何も知らないなと思ったしもっと知りたいなと思いました。
それはどこまでも"9人"という形に拘ったセットリストや、MCでの何度も「楽しいね」と呟く彼女たちの言葉から十分すぎるほど伝わってきました。

 

9人じゃないと意味が無いので…
繋ぐ手が減ってしまっても、駆け抜ける足が減ってしまっても、私にとってそれはAqoursと言い切れるのかという苦悩が、しばらくあったので……

私たちは "9人で" Aqoursです。それを信じて、大事に想って、命を懸けて駆け抜けたいと思います。 -Day1-

伊波杏樹


 "この9人で" Aqoursです

という開幕宣言、そしてMCでの言葉
序盤で伊波さんの名言カードを切ってしまうのは少々気が引けますがそんなこと気にしている場合ではありません。

推測はいくらでもできるかもしれませんがやはり僕たちにはその苦悩を慮ることしかできないわけで。普段他のキャストがMCで話してるとき、その人の方を向いて笑顔でうんうん頷いてる伊波さんが、今回は珍しく考え込んでいる姿が非常に印象的だったこともあり「普段喋ることは考えないんですが…」という前置きとこの言葉でどんな想いがあったか少しばかり知ることができたかなと思います。

そんなとことん9人という形に拘り抜いたセットリストは本当に色々考えさせられることがあって。ここからは少しそのへんに触れた話をしようと思います。

Aqours9人で開催できたことを象徴するような素晴らしいセットリストでー


-smile smile ship Start!-
-Wake up, Challenger!!-
-Dance with Minotaurus-

Aqoursとして2年半ぶりの有観客ワンマンライブの一発目、一体何を披露するのだろう?いきなりDREAMY COLORやるのかな?冬だしジングルベルとかもやるかな?
そんなことを考えていました。いい意味で裏切られるとはこのことかと。
全曲有観客初披露。情報量が多すぎます。
でも「お前らこれが見たかったんだろ??」と言われている気さえして首を何度も縦に振りながら心の中でそれ~~~!と叫んでいました。


-JIMO-AI Dash!-

曲が始まる前にセットに触れて散らばっていく9人をしっかり見ていました。
キャストがステージの上下に分かれて、逢田さんが下側のセンターに立った瞬間全てを察してしまいふふっと笑ったのは内緒

 

-冒険Type A, B, C!!-

脱出ゲーム懐かしいな…ようやっと現地で聞けました。
うまく言えないんですけどサビが大好きで、カタルシスが解放されるような気持ちになるんですよね。脱出ゲームだからそういう作曲がなされていたりするのかな…?
はしゃぎすぎてダンスは全然覚えてません。


-青空Jumping Heart-

逢田さんがCYaRon!の2ndライブを観に行った後に語っていた「私たちはAqoursに飢えている」という言葉が真っ先に脳裏に浮かびました。

それはこちら側も同じなわけで。やるとは思っていたし、もしかしたらライブで一番聞いている曲かもしれないけれど、1stライブから一貫してAqoursの "絶対的なメインテーマ曲" と言っても過言ではないこの曲
何度聞いても、何度でも聞きたくなる曲って純粋に凄いですよね。


-ハミングフレンド-
-Pops heartで踊るんだもん!-

これ超個人的になんですけれど、青ジャン、ハミフレ、Pops heartの3曲の流れがガチで1stライブのリバイバルに感じて…
久々のライブで未披露曲や、言ってしまえばもっとぶち上がる曲があると思うんです。でもこれを選曲してくれたことに本当に意味があると思っていて嬉しかった。

待ってたんだキミを

いつも会ってるけど

夢のような瞬間がここにあるよ

このへんの歌詞が凄く入ってきて、1stライブのセトリっぽくなったのは勝手な憶測かもしれませんが歌詞のメッセージ性なども意識したのではないかとほくそ笑んでいます。

そして自分は1stライブには現地に行っていないけれどトロッコに乗って彼女たちが歌っている姿を見て何故か1stライブで水色のアンコールTシャツを着て歌っている姿がフラッシュバックしたんですよね。正確には現地で見ていないのでフラッシュバックと言えるか微妙で、LVや擦り切れるほど見たBlu-rayの景色だと思いますが、きっと青ジャン→ハミフレ→Pops heartの流れがそうしてくれたのだと思います。



-待ってて愛のうた-
-HAPPY PARTY TRAIN恋になりたいAQUARIUM-

勝手な解釈その二、2ndライブゾーン
このせいで僕は勝手に「明日ここらへん3rd, 4th, 5thゾーンに変わるのでは??」と無意味な心配をすることになりました。南無。
恋アクはともかく、Day1待ってて愛のうたは2ndの印象強いですね個人的には。
HPTは直近AZALEA2ndで見ており、2人が花丸パートを一緒に歌い上げている姿を見て感慨深い気持ちになっていたのが思い出されますね。
この日は「あぁ9人やん…」という気持ちと同時に果南パートと同じかそれ以上に花丸パートに耳をすまし、やっぱきんちゃん高音うまいな…となってました。

 


-Fantastic Departure!-
-Deep Resonance-


この衣装本当カッコよくてすこ。ジャケット絵もそうだけどみんな大人びて見える。
今回Aqours Pirates Desireの披露はありませんでしたが、この3曲はライブでの魅せ方も含めてカッコよさ極振りですよね。
特にDeep Resonanceのあいきゃんバチクソ気合い入ってましたね。
久々に ”津島善子が憑依してる” 感覚を味わいました。in this unstable worldを生で聞いたときと同じ感覚
そして燃えるポエポエのことを俺は忘れないよ…

この後のMCがはちゃめちゃに面白くてシリアステイストな楽曲紹介はいずこへ…?となりました。
顔面ドアップ真顔静寂なる怒りの梨子、キャラ崩壊ノリノリトルデーモンブラックダイヤさん、ステージ左側で涙出るほど爆笑してるCYaRon!の3人
珍しくライブ中もわりとしんどかったのでここで笑わせてくれて僕本当に助かりました。


-Jump up HIGH!!-

これ両日とも事件起きてましたけど大丈夫ですか??
1日目はあんまり見てなかったんですが2日目はルビィが梨子にチョークスリーパーかけててクソ笑った。逢田さん白目剥かなくてよかった…(剥いてないよね?)
でも久々に集まったAqoursでこんなことができちゃうところが好きで、今回のライブで一番「Aqoursらしさ」を感じた楽曲でした。


-心の羽よ君へ飛んでけ!-

ここの空を連想させるゾーンいいですよね。Fantastic Departure!、Jump up HIGH!!、心の羽よ君へ飛んでけ!の流れは自分のセトリ予想とカッチリハマっていたので嬉しかったです。Jump up HIGH!!タオルがとてもよく似合う曲ですね。僕はやっぱり5thライブが蘇ってきて「あぁこうやってタオル振ったなぁ」と感慨深い気持ちになっていました。
心の羽よ君へ飛んでけ!は文字通り初披露でしたが、ラスサビできゃんと伊波さんが左右で鳥の羽のように手を広げる振りがとても印象に残っています。他の人もやってたけどこの二人が端にいたこともあり、よりはっきりした振り付けでした。


-DREAMY COLOR-

このライブで見るまでは「ただのいい曲」だったんですよね。めっちゃ失礼な言い方だけど。
衣装はAqoursらしい3色の青を基調にしており、清楚かつ優雅な感じが成長したAqoursを象徴するようで素敵です。
歌詞も「変わるものがあっても諦めずに手を伸ばし続ければ」まさに今の等身大のAqoursを歌っていてノスタルジックな感情になります。

ここまでは。

でも "10年後の自分へ" というテーマで始まったきょうのAqoursからの流れが完璧すぎて…

10年後の自分に向けた手紙書いた流れでDREAMY COLORが披露されたとき、彼女たちが成長したAqoursとして出てきたことを暗に示していて本当に無理でしたね。本当にニクい。キャストが演じることで楽曲が完成するということを久々に体感した気がしました。
僕はこの曲を開幕1曲目にやると予想していたのですが愚かでした。再会を喜ぶ「表」のセットリストが披露されていくなかで、DREAMY COLORを披露するための伏線がきょうのAqoursで貼られていくという「裏」の演目があったわけですね。


-ユメ語るよりユメ歌おう勇気はどこに?君の胸に!-

ロッコじゃなくてメインステージで始まるユメユメ/勇君新鮮でしたね。函館UCを思い出しました!本当に他意はなく、やっぱり久しぶりにライブやるとなったら締めはポンポンもってこれだよな…ってなりましたね。
勇君のラスサビで伊波さんと掛け合いするところどうなるんだろう?とハラハラしていましたが、なんと "みんな" の声が入ってたんですよね…これ冗談抜きでDay2で一番泣いたところでした。あの演出はずりぃ。


-Future flight-

ラストに持ってきたか~
こちらも直近AZALEA2ndで見ており、二人がWe‘ll get the next dream!!!衣装でセンターステージでバチバチに踊っているのが鮮明に思い出されます。
そしてイントロでその激しいダンスをしながら「今日はありがとうございましたぁぁ!!!」って叫ぶAqoursのリーダー凄すぎます。思わず笑いそうになりました。
そしてDay1は横から、Day2は前からアウトロで端から順に波打つような振り付けをしていたことが印象的で…
PVがあることもあり、これもやはり9人で在るべき楽曲だなと思いました。声出し解禁されたらコールでぶち上がりだい曲第1位

 

そういえば今回のライブのセットリストって、所謂アニメ楽曲って17曲中3曲しかないんですよね(青ジャン、ユメユメ、勇君)。
もうAqoursのライブでは当たり前だし、何を今更だし、言ってしまえば劇場版で登場した劇中歌が最後だから当然かもしれないけれど。
MVある曲もあったけどそれでも純粋に見たい、聴きたいって思えるのってキャストがAqoursそのものだからだと改めて思いました。

新曲が発表される度に「ライブ楽しみだな」と普通のコンテンツだったらそもそも考えもしない”2.5次元脳”に気付いたらされてること、キャラクターのPVが無くてもキャストのライブを楽しみにしていること。 いかに2.5次元が私たちのなかに普通に浸透しているか…

繋いだバトンの先に -Guilty Kiss to CYaRon!- - Aqours storeis

 

 

時間は止まってなんかいなかった

今日無事にこうして皆さんと一緒に、ここで本番を迎えられて本当に良かったなと、
今日からやっと止まった時間が動き出したなって思いました。 -Day1-

小宮有紗

やっぱりこの2年半僕もAqoursとしての時間は止まっていたと思います。
それは間違いない事実だし、この2日間で動き出したことに意味があると感じます。

5thライブでAqoursの時間が止まってしまったような感覚だったんですけど、全然そんなことなかったんだなって思いました。
みんなに会えなかった期間きっとそのおかげで成長できたこともあるし、無駄な時間じゃなかったのかなって思いました。-Day1-

逢田梨香子

でも逢田さんは「止まっていなかった」と断言してくれました。

それは「物理的にライブができなかった」という意味では時間が止まっていたかもしれないけれど、キャストの皆さんやファンの時間はもちろん動いて前に進んでいたことを示してくれたのかもしれません。

それこそ各々のソロ活動やユニットライブで、来たるべきAqoursとしての ”再会” に向けて爆発させるエネルギーを充電したと思うんです。

Guilty KissがGuilty Devilsを従えて初っ端をぶちかました9月

CYaRon!がCYaRoTOMO'Sと共に大革命を起こした10月

AZALEAがRIMIXという形で楽曲に新たなDNAを注いだ11月

2021年の後半は、この2日間Aqoursとして再集合するために敷かれた確かな道を9人全員が踏みしめながら形にしていっている感が凄く伝わってきました。

 

Aqoursが次に進むために必要だったのは "この2年半という時間だった" ってことをこれから証明するために今までできなかったこと、今だからできることができたらいいな -Day2-

高槻かなこ

だからきんちゃんが笑顔で放ったこの言葉が胸にぶっ刺さり

なんで彼女はこんなカッコいいことが言えるの?

そう思わずにはいられない程、洗練され想いが凝縮された言葉でした。
少し勝手なことを言いますが、きっとAqoursに復帰してまだ不安や葛藤が0ではないと思うんです。それでも9人のAqoursが再会したこの場で、真っ直ぐ前を見つめてこんな素晴らしい言葉を言い放った姿は素直にカッコいいと思ったし、彼女はこれからやってくれる感しかねぇなって心から思いました。


変わるもの、変わらないもの

JIMO-AI Dash!を歌ったときに、なんかこの歌詞が全てだなって思っちゃって…
みんなが待っててくれるからもうこの場所が大好きで仕方がないんですよ!

ここが「ただいま」って言える大きな舞台、暖かい場所だなって凄く感じました。 -Day1-

小林愛香

いいこと言っているはずなのにパっとJIMO-AI Dash!の歌詞が思い出せなくてごめんなさい…

「この場所が好き」ですね

他のキャストも口を揃えて言っていましたが、 ”この場所” は前と全然変わってないんですよね。そこに手を伸ばすのにちょっぴり勇気がいるけれど、手が届いたらなんだ変わってないじゃんって笑い飛ばせたのが今回のライブのような気がしていて。
いつもライブ前は緊張しているけれど始まってみんなの笑顔を見たら緊張が吹き飛ぶと言ってくれるのはそういうことかもしれないし、何よりいつもは先陣切って泣いてしまうあいきゃんが終始笑顔だったことでこちらまで笑顔になりました。

本当に久しぶりのAqoursワンマンライブだったんですけど、なんか5thぶりとは思えないくらい凄いスッと自然にみんなのいる環境に馴染んだというか。
あぁこれだったなっていうのがすぐにね、ブランクなんて感じないほどスッと入ってきました。 -Day2-

諏訪ななか

いつも「見た景色」や「その場の空気」を口にしてくれるおすわ。きんちゃんも言っていたけど帰ってこれる場所のあるありがたさ、10人目と一緒に作るAqoursのホームと言っていい「空間」
手で掴めるものではないけれどこれって変わらないものだよなって思いました。

こういうとこが好きなんですよー
Aqoursの自由なところが大好きです! -Day1-

斉藤朱夏

最初に登場したとき胸がいっぱいになって泣いてしまいそうになったと話を切り出した朱夏。彼女のMCを聞いて泣いてボロボロになったみんな(特に鼻水すすりまくってた梨香子姉さん)がティッシュやらタオルやらを欲する場面でポロっと呟きました。

やりたい放題していたJump up HIGH!!とかいつもよりわちゃわちゃ感が凄かったMCなど、多分僕たちと感じるポイントは似通っている気がしますが「自由」ってAqoursのひとつキャッチコピーだと思います。

何回もライブが中止にになったり延期になったりして、本当に私たちは悔しくて不安でしょうがなくて…そうしているうちに皆もどんどん離れて行っちゃうんじゃないかっていう不安が正直あったんだけど… -Day1-

逢田梨香子

これファンという目線で凄く近しいことを感じていたので凄く共感しました。
こちら側からすると、今後Aqoursとしての活動が少なくなってしまうんじゃないか、という不安があったんですよね。
今の時代生放送やSNSで簡単に繋がれる時代ではあるけれど、やっぱり直接で会って空気を感じることでしか互いの気持ちって分からないと思うんですよ。どれだけ生放送でコメントしたりSNSでリプを送ったりしても。
だからその点でキャストもファンも立場は違えど同じことを感じてた人って多かったんじゃないかなぁと個人的に思いました。

 

 

閑話休題



「変わるもの」という観点でライブMCでいつも泣いちゃう人と泣かない人が入れ替わったもぐら叩き式Aqoursの話をさせてください。

(ダイヤが)「私が願うことは現実になるんです」と言っていて、 私も書いたんですけど、現実になりました。良かった…

でも願えば叶うということが今回分かったので、これからも私たちやりたいことはどんどん口に出していきたいと思います! -Day2-

小宮有紗

いやーまさか小宮さんが号泣するとは思っていなくて面食らいました。
???「有紗も泣くんだ」

でもね、超個人的にここ最近(と言っても1,2年ぐらい)小宮さんが生放送とかラジオ出演したときテンションめちゃくちゃ高くてめっちゃ嬉しいんですよね。
ニッチな話になりますが16,17年頃の生放送(まだ毎回9人だった頃)にお疲れ気味だったりしてテンション低い回がけっこうあって、自分のなかでその印象がわりと刷り込まれてて。まあライブではもちろんそんなことないんですが。だから

ラ!フェス後の生放送でラブライブ愛を語って号泣したとき

AZALEA2ndのMC

浦ラジでそのライブについて語ってくれた回

最近はこのへんがめちゃくちゃ小宮さん好きな理由になってて…逢田さんの次に思っていることストレートに吐露してくれるので大好きです。

ちなみにFantastic Departure!衣装のMCで善子に乗っ取られていたブラックダイヤほんま好き。これ絶対小宮さん発案でしょ。

この9人だったら色んな壁を壊せていけるって私は凄く思ってて。
今回も分厚い壁がずっと2年半あったけど壊せました。

Aqoursって凄いんだなって…Aqoursなんですけど笑 自分で思いました。
うちのメンバーすげぇなって! -Day2-


斉藤朱夏

珍しく(?)いいこと言いましたね朱夏さん
横でうちの曜ちゃんも凄いんだよ、とフォローしてくれる千歌ちゃんも好きなんですけどこのとき笑顔だったんですよね。

そうなんです、自分のMCではなく他のキャストのMCで泣いていたのを僕は見逃しませんでした。きんちゃんと逢田さんのときだったかな?
自分のために我慢した涙を仲間のために流せるってカッコよすぎますよね。



普段MCで泣かないこの2人が涙している姿がこのライブの意味を物語っているような気がしました。

"こうだったな" って。Aqoursのライブってこうだったなっていうのを、今日改めて2年半ぶりに感じさせていただいて…これがラブライブ!だなっていうのも改めて感じました。

Aqours9人で作って、皆さんと一緒にこの空間を作るっていうのが、これがやっぱり "ラブライブ!" だった、 "Aqoursだったな" っていうのが今日改めて感じました。 -Day2-

鈴木愛奈

何度も何度も「これがラブライブ!、これがAqours」と口にしてくれた愛奈ちゃん
ギルキスの2ndライブから愛奈ちゃんがめちゃくちゃ成長している、という話はしたと思うんですが、今回のライブで確信に変わりましたね。

泣いてない、晴れやかな笑顔

説明するには十分すぎるでしょう。

 

 

話を戻します



今回のライブの幕間ではなんとみんな大好き「きょうのAqours」が流れました。
めっちゃテンション上がりましたね、途中までは…
まさかこんなエモい話になるとは思っていなくて。

先程も書きましたがこの幕間はDREAMY COLORという楽曲を彩る千歌たちのストーリーとなっていました。

ー10年後の自分に向けた手紙を書いてタイムカプセルに入れよう、というお話ー

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ー果南、鞠莉ー
ずっと育ってきたここから飛び出して…

将来内浦に戻ってくるのか?
いきなり現実味のあるちょっと重めの話がきました。

分かんない、帰らないのかもしれない…
でもね、不思議と不安は無いの。だって帰りたいって思ったらすぐ帰ってこれるんだから!

高校を卒業したらともに日本を離れる果南と鞠莉
この2人だからこの話はこんなにもリアルで…
でも「いつでも帰ってこれる場所」と本音で話している2人を見て、その帰ってこれる場所がAqoursキャストのまさにこのライブを指しているような気がしました。


ー曜、善子ー
今この瞬間の曜&善子!

ありがとうじもあい。アニメでは絡む機会が少なかったので非常に嬉しかったという気持ちと、「よぴが曜ちゃん先輩にいじられながら毎日バスで登下校する」という日常を思い描いていた自分の解釈と100%一致して心の中でガッツポーズしました。
素の善い善子、日常の1カットを写真に収める曜、やっぱり恥ずかしくてツッコむ善子

テスト先に終わった人みたいでイラっとくるわね…

そんなの…10年後に見たら駿河湾に飛び込みたくなるやつじゃない!!

ここの善子のツッコミが死ぬほど好きで。本当にリアルというか善子が言いそうなセリフだなと思いました。そして10年後に堕天使ヨハネが死ぬほど恥ずかしくなるって分かってるところも、恥ずかしがりながらも写真でちゃんとピースしているところも善い善子ちゃんだなと思いました。


ー花丸、梨子ー
諸行無常

実はこの組み合わせ好きなんですよね。曜&善子と同じくアニメではそこまで絡みありませんでしたが…
1学年上の梨子と同じ目線で、むしろ人生におけるアドバイスができるのは文学の才ある花丸しかいないし、それをすっと聞き入れる梨子との関係が素敵だなって

人は波のように常に変わっていくものずら、諸行無常ってやつずら

でも海のように変わらないものでもあるんだよ


このサブタイトルで話したかった「変わるもの、変わらないもの」です。
若干15歳、この世の理を全て理解し受け入れているように優しく語る花丸が本当に大人に見えて…この言葉がDREAMY COLORという楽曲の伏線になっているんですよね。



ーダイヤ、ルビィー
わたくしらしく

お姉ちゃんがいなくなっちゃったらこのお家もちょっと寂しくなっちゃうなって…

どんなものでも変わらないものは無いのです。
今日吹いている風が明日どっちに向かうなんて分からない。変化を恐れてはいけません

強い心を持つのですわ。ルビィ、あなたなら大丈夫!わたくしの妹ですもの

そうだよね、ルビィもお姉ちゃんみたいに強くなる!お姉ちゃんも、お姉ちゃんらしくいてね。

すすり泣くルビィの声に涙腺が持っていかれました。ずるいよ
泣いちゃうルビィを想ってちょっぴりの冗談を交えて明るく振る舞うダイヤ。
これも口酸っぱく言っていますがアニメや劇場版を通して成長を続けるルビィが大好きなんですよ。でもお姉ちゃんの前だけではまだまだ寂しがり屋な妹で

卒業して東京へ行ってしまう姉を前に本音を漏らしますが、国木田花丸よろしく変化を恐れてはいけないことを妹に説きます。

「わたくしの妹ですもの」それはもちろん突き放したわけでも苦し紛れの言葉でもなく、紛れもなく姉黒澤ダイヤとしての本心です。
スクールアイドルを通して何でも一人でできる姿に成長した妹を見て、自分との距離が離れてしまうことだけで心が折れてしまうような彼女ではないと思ったのでしょう。

そして泣きやんだルビィは姉のように強くなることを宣言しました。
そして「お姉ちゃんらしくいて」という言葉には、ダイヤのことをいつまでも変わらない優しいお姉ちゃんでいてほしいという思いが詰まったちょっぴりいじわるな妹の甘えだったのかもしれません。


ー千歌ー
始めたくなったら、いつだって始められるんだ!

今日まであったモノが明日には無いかもしれない

昨日まで無かったものが明日生まれるかもしれない

変わってくんだ……

うん!今の気持ちを、今この瞬間のことを書いておこう!10年後の私がそれを見てどう思うかな…?


どこまでも先の先を見据えているAqoursのリーダーはいつもの海岸で一人呟きます。
「そのこと」を一番知っていたのは彼女だったし、微塵も悲観することなく前を向き続けている姿はもはや敬意を表したくなるほど眩しく輝いていました。

今の、今この瞬間の高海千歌の気持ち!

Dear…と千歌の声が聞こえた瞬間心臓が飛び跳ねました。
それはあのときμ'sのリーダーに向けた手紙と始まりが同じだったから

幕間を見ていたときには全く気付きませんでしたが、この千歌の言葉DREAMY COLORの歌詞本当にそのままなんですよね。ストーリーだけではなく歌詞をAqoursのセリフとしてそっと紛れ込ませる演出は本当にやられたなと思いました。

そしてこの楽曲には「変わる」という単語多く出てきます。でもそれは千歌と同様に決して悲観しているわけではありません。

きっと二度と同じ時は無いからこの時が”楽しい”って思えるのかな
今こうしていることがたった一度きりだって分かっているから全力になれる


閉校祭で描かれた千歌たちのこの想いは一貫して変わっていなく

 

高海千歌が言ってました。
変わっていくことを恐れない彼女が一番カッコいいと私は思いました。

これから変わらないものも変わっていくものも全てを受け入れて走っていく彼女を信じて、私は高海千歌として全てをかけて生きたいと思います。Aqoursに命を懸けて。 -Day1-


伊波杏樹

それは伊波さんのこの言葉にも繋がります。
本当にカッコいいんですよね、恐れず、前を向いて

デビューしたてのグループではなく、結成から6周年を迎えたAqoursのリーダーが ”命を懸けて” と言い放ったことにも鳥肌が止まらなくて

いつか伊波さんが言ってた

「おばあちゃんになるまで千歌ちゃんと一生を添い遂げるのも悪くない」

というセリフが蘇ってきて、この人はどこまでも高海千歌だし高海千歌の理解者であるなと思いました。この人がリーダーだから今のAqoursがあるし、これからのAqoursがあるんだなと



再会と再開

 

1st 共

2nd 祭

3rd 絆

4th 感

5th 永

EX  再

ふとこれまでのナンバリングライブを漢字一文字で表すと何だろう?と考えました。
となると今回のEXライブってどう考えても ”再” なんですよ

Aqoursとファンが2年半ぶりに会えた、きんちゃんが戻ってきたという「再会」

そしてAqoursとしてここからリスタートしていくぞ、という「再開」


再会の喜びは披露された楽曲の至るところに散りばめられていたと思いますが、Pops heartで踊るんだもん!にやはり意味を感じずにはいられませんでした。
僕はたびたび1st最後と2nd最初に歌われたPops heartに意味を感じている、と口にしています。

「1stで終わりを歌ったちょっと切ない雰囲気が、2ndで始まりに歌うことでまた違った意味を持つ」

今回は間違いなく後者だったなと。やっぱり切ない気持ちになったけどまたこうやって再会できたことへの喜びを歌う曲に聞こえました。

この9人だったら、Aqoursだったらもっともっと伝説作れるんじゃないかなって思いました! -Day2-

降幡愛

もはや伝説に片足突っ込んでいると思うんですよ、Aqoursというグループ
でも伊波さん然り、降幡さんももっと上、もっと先を笑顔で見据えていました。

 

Aqoursのストーリーをこれからどうしていくかを9人揃ってそれぞれメンバーに対して思っていることがたくさんあって…
このステージがないと私たちは彼女たちの道を走っていくことができないと思うんですよね。


私たち自身、メンバーのこと一人一人大切に思う気持ちと、メンバーに会いたいと思ってここに会いに来てくれている皆さんがいないとAqoursのステージは、Aqoursの物語は進んでいかないと思っています。
なので皆さんも一緒にこのラブライブ!サンシャイン!!Aqoursという物語の先の先の先を一緒に作ってくださいますか?? -Day2-

伊波杏樹

"彼女" たちの物語は劇場版で一区切りをつけ、その先の道をどうやって走っていくか。
そんな思いから切り出してくれました。
これは恐らく多くのファンが考えていることでしょう。でも口に出してしまうことはどこかタブーな気がしていて。

僕は「アニメーション」という形でAqoursの物語はまだまだ見たいと思っています。

ダイヤたち3年生が1年生で旧Aqoursとして活動していた過去の話

1, 2年生が統合先の高校で新生Aqoursとして活動する未来の話

そりゃ見られるものならば見たいです。でもそうしたら彼女たちの未来は一点に定まってしまう。
千歌たちは劇場版で、伊波さんたちは5thライブで、完璧といっていいほど最高に綺麗な形で物語に区切りを付けました。そんな彼女たちを前にそれは本当に最適な答えと言えるのか?
自分でも色々な思いや考えに捉われていました。でも伊波さんの言葉を聞いてハッとしました。

”みんなで叶える物語”

そんな初歩的なことを思い出させてくれました。
9人のAqoursが10人目のみんなの前でパフォーマンスをすることで、それは "彼女" たちの新しい道となる。それがラブライブ!だと、それがAqoursだと

同時にやっぱりどうなるか分からない明日の方がちょっぴり楽しみでもあって

そう愛奈ちゃんも言っていました。

 

「これがラブライブ!、これがAqours」なんですよ


最後に

EXライブの開催が発表され、Guilty Kissの2ndライブが行われる前の話
ふとAqoursの全部を見返したいという気持ちになりました。

単純にライブを見返すのではなく、時系列にそってアニメ1期→ライブ→アニメ2期→ライブ→劇場版→ライブといった感じです。
そしてその合間の生放送やライブ後の浦ラジなんかも見返して聞き返しました。3カ月ありゃ余裕で終わるだろ、と高を括っていましたが途方もない時間がかかりました。
全部追いかけ終わったのはライブ5日前とかでした。

それでもあの濃密だった2年半は紛れもなく自分の宝物だし、何回見てもいいものはいいって言い切れます。

そして僕は少なくともこの1年間、そんじょそこらの人には負けないくらいAqoursのことを大好きでいたし応援してきた自負があります。マジで負けねぇ。

だから今回のライブの色々な場面で色々な情景がフラッシュバックして、点と点が線が繋がる瞬間があって、最後に見た5thライブの光景が蘇って…
我ながらこれやってよかったなって心の底から思いました。

「俺の時間も止まってなかったぞ」ってAqoursのみんなに言ってやりたいです。


話は未来へ、2月から始まる6thライブです。
これも超勝手な予想ですが多分大好きだけのお祭りが始まることでしょう。アニメ、劇場版を背負わないライブは純粋に楽しいと相場が決まってるんですよ(4thを除く)。
MCでみんながたびたび「このセクションは」「このブロックは」と言っていたのを僕は聞き逃しませんでした。
多分今回のセットリストはAqours9人で決めきったんだと思うんですよね。ラ!フェス以降、徐々に自分たちでセットリストを考えさせてくれるようになった、という言葉を信じるならば多分、否、絶対そうでしょう。

だから6thライブでセットリストはもちろん、ダンスの振り付けや演出に更なる輝きを魅せてくれるAqoursを心待ちにして決戦の地名古屋に赴こうと思います。

 

繋いだバトンの先に -Guilty Kiss to CYaRon!-

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We Are Challengers Projectと銘打ってスタートしたユニット2ndライブ
結成から6周年を迎えてもなお「Challengers」という挑戦するスタイルでファンを驚かせてくれるAqours

現状Guilty KissとCYaRon!のライブが終了したタイミングですが、本当に言葉どおり彼女たちはどこまでもChallengersで、また一段階Aqoursやユニットの楽曲が大好きになった瞬間でした。

動き出した時間


2021年9月25日、Guilty Kissの2ndライブを終えて真っ先に抱いた感想


自分はCYaRon!1stライブが ”最後” のライブだったのでまたこの場所に戻ってこれたことに色々な感情が沸き上がってきました。
それはほんの些細なことからも生まれて、

ライブ直前にAqoursの楽曲を聞きまくってエモくなること

ブレードを引っ張り出して電池を確認すること

開演前に友人と談笑してしんどさを和らげること

会場に入場したときの空気を感じること

ブレードの光の海を見ること

彼女たちの声を聞くこと

たとえ声は出せなくても光の海を見たり、彼女たちのダンスと歌声を体感した瞬間に「あぁ戻ってきたんだな」という感慨深い気持ちに包まれました。


そして今回はそこに「生バンド演奏」というAqoursの新しい試みが加わりました。
新規楽曲はもちろん、既存楽曲もどのような進化を遂げ、どのような表情をみせてくれるのか、本当にワクワクしていました。


Guilty Kiss is back…

期待と興奮が入り混じった感情のなか、OP映像と共にこの文字が現れ、Guilty Kissの3人が登場しました。
次の瞬間、逢田梨香子さんに釘付けになりました。


え?女神?


3人ともShooting Star Warriorの衣装を身に纏っていましたが、梨子ちゃんカラーに染めた髪をツインテールにし、被った帽子が似合うのはもちろん、ノースリーブ衣装という破壊力。ジャケットの衣装ちゃんと見てなかった自分を呪いました。
そんな調子で初めは逢田さんをガン見することに全ての神経を使い、おかげさまで1日目はMCまでの開幕3曲の記憶が欠落。

今回Guilty Kissの3人の気合いの入れようは本当に凄まじく、浦ラジでも語られていましたが髪色やメンバーのカラコンを入れるなど2.5次元もここまできたか…と感嘆しました。


この写真とかもう善子、鞠莉、梨子なんですよね。
それぐらい凄かった。
久しぶりのライブということで本当に一瞬で、腹抱えて笑った幕間とか、アンコールの手拍子とか、最後の挨拶とか、全部含めて”ライブってこれだよな”と体で感じることができました。

 

Guilty Kiss with Guilty Devils

生バンド演奏と言えばギルキス

バチクソにカッコいい曲ばっかりだし何よりバンドが映える

恐らく誰もがGuilty Kiss×Guilty Devilsの「成功」は約束された未来だと感じていたことでしょう。僕もそうでした。
でもやっぱりその予想を斜め上で裏切ってくれるのがこのコンテンツなわけで、
東京ガーデンシアターというライブハウスのような形状の会場ということも相俟ってその音圧と演奏に圧倒されました。

-Shooting Star Warrior-
しょーーじき、新規楽曲のなかで一番侮っていました。他の2曲の方が好きだなぁって思っていました。でも開幕1曲目、ギターのイントロを聞いた瞬間天を仰ぎました。
コールはできないけれどサビでHeyとブレードを突き上げるときの楽しさったら無く、久々のライブ感を取り戻すには十分すぎるほどで、早くも”ライブで印象が変わった曲”にノミネートされました。

-Strawberry Trapper-
個人的に既存曲でバンドによる””進化””を感じたのは間違いなくこれでした。もともとギターが強い曲なので予想はしていましたが、イントロからカッコよさが限界突破していて、歌聞いたらいいのかバンド音を聞いたらいいのかダンスを見たらいいのか混乱していたことを覚えています。
開幕MC後の一発目にこれを持ってきたあたりがニクくて、「お前らこれが聞きたかったんだろ??」と言われているようでした。

-Deep Sea Cocoon-
新規楽曲で一番楽しみにしていたこの曲
しっとりめなAメロ、じわじわと上げて高音が響くBメロ、何かカタルシスが解放されるかのような気持ちいいリズムに乗れるサビ、どこかゴシック感漂うラスサビ前。もうその全部が好きでDeep Sea Cocoonは良さを語り始めたら日が暮れるぐらい好きですね。
バンド、特にドラムが加わることでその伸びやかな曲調が映えるというか、そこが活かされていて本当に心地よかったです。

-Nameless Love Song-
サブタイトルを付けるならば”最強のエンディング曲”
ギルキスにしては割と軽快なナンバーで、少しノスタルジックな曲調が自分は好きでエンディング感あるなぁって感じていたんですが、本当にラスト(アンコール前)で流してくるとは思わず、感謝を感じながらもやっぱりこれラストにぴったりだなぁと再認識しました。クロージングのときもインストが流れており、こういう自分の解釈とキャスト側の意図が一致したときって気持ちいいですよね。

バンドがガッツリ入ったライブに参加したのは初めてでしたが、キャストと一緒にライブを作っていくんだ!!という気概その演奏から感じることができました。

 

ギルキスの想い

これは本当に自分の完全な思い込みかもしれないけれど、Brightest Melodyでラスサビを歌った愛奈ちゃんを見て、あの瞬間”ギルキスのリーダー鈴木愛奈”が見えたんですよ。そのときは特に根拠は無いし、冷めた言い方をしてしまえば単純にラスサビのパートを歌っただけなのですが…

久しぶりにみなさんに会えて本当に本当に最高な時間が戻ってきたんだな、っていうのを感じることができて…
私もステージに立っているときに、一瞬一瞬を噛みしめながらみなさんの表情を見ながら凄く幸せを感じていました。(Day1)

鈴木愛奈

最後のこの挨拶で確信に変わったんですよね。
今回のライブで常に真ん中に立って進行やGuilty Devilsの紹介をしてくれていたこともありますが、普段真っ先に泣いてしまう愛奈ちゃんが、一言一言大事に、真っすぐにファンを見て言葉を、想いを伝えてくれました。
その立ち振る舞いを見て、成長したという言い方が正しいかは分からないけれど、間違いなくあの瞬間はギルキスのリーダー鈴木愛奈がそこに立っていて、素直にかっけぇなと思いました。

Guilty Kissでももっともっとライブしたいし、もちろんAqoursでもライブしたいし
まだまだ私たち本当にやりたいことがたくさんたくさんあるので…(Day1)

逢田梨香子

「まだまだやりたいことがある」と毎回ライブでその想いを伝えてくれる逢田さん
この言葉が自分は本当に大好きで、ギルキスだけではなくAqourに想いを寄せてくれたことにも心が温かくなりました。

またこうやって楽しい時間が戻ってきたんだな!って思いました

小林愛香

そういうことなんですよ
いつも無駄に深いことを考えてしまうけれど一番はこれ。キャストもファンも楽しめる場所が戻ってきたこと。それで十分な気がしました。

 

大革命☆ feat. CYaRon!

ギルキスのライブから約1ヶ月後
CYaRon!ちゃんが大革命、起こしてくれました。

ギルキスに引き続き、こちらも生バンド演奏が発表されていました。が、自分はそこまでピンときていない部分があり…
ギルキスより映えるのかな?どうなんだろ?とちょっぴりの不安とちょっぴりの期待を持ちつつ現地へと赴きました。


おいおいちょっと待ってくれ、そんなの聞いてない。

大人っぽさ、カッコよさ、面白さ、可愛さ
その全てをCYaRon!にぶつけられた気がして、本当に感情の落差が激しかったです。
幕張メッセのイベントホールはファンミで何度か足を運びましたが、国際展示場ホールでは初めてでした。
全席アリーナ仕様、センターステージ有り、まさかのトロッコの安売りバーゲンセールと、どの座席の人でも楽しめた会場でした。
個人的な話をすると、1日目はトロッコがこれでもかと目の前を通り、2日目はトロッコ最前かつ左もいなかったので、メインステージはバリバリ見えるわ、トロッコが目の前で止まるわ、3rd福岡を思い出し感涙にむせいでいました。

セトリに関してはまた固定観念を覆される結果となり、まさかのAqours楽曲が9曲も披露

狂ってる。

ソロ曲を披露しなかったとはいえ、ギルキスが4曲だったのでぶったまげましたね。ありがとう。


CYaRon! with CYaROTOMO's

どこから話せばよいのやら…
もう全部話すか…

TAKUYAさんのライブ慣れした盛り上げ方、CYaRon!の良さを引き出す技量が半端なかった

これに尽きるんじゃないでしょうか
MCで毎回リアクションをくれたり、コドク・テレポートやMY舞でまさかのコーラスを入れてくれたり。オーディエンスのやってほしいことを全て見透かしているようなその佇まいはさすが大御所といったところで、常に演奏を掌握されていたような気さえしました。

ちなみにバンドのイントロの入りでバチクソに衝撃を受けたのはBraveheart Coaster、P.S.の向こう側
バチクソテンション上がったのは近未来ハッピーエンド
です。

-ある日永遠…みたいに!-
お人形さんのような3人。美の権化。開幕曲だったので貝に驚き衣装に目を奪われバンドに耳を奪われあまり記憶がない。
イントロはバンド感が強くて好きなんですが、ローテンポの曲なので、全体的に主張しすぎない演奏はさすがだなと感じました。
本当に素敵な衣装だったので、3曲しか披露されなかったのが悔やまれる。


-Riko Jump High!!-
改めて聴き返すとまさにバンメンの素晴らしさをこれでもかと引き出す神劇伴だということに気付きました。本当にナイス選曲。

-近未来ハッピーエンド-
真打登場
曲の入りのギター、ドラムが神がかり的にカッコいい
もうバンドありじゃないと満足しない体になってしまいました。
そういえば近未来やっていなかったなと思いつつもアンコールのラストに持ってくるとは…
個人的に既存CYaRon!曲で大バケしたNo.1です。


ここからはバンド関係なしに印象に残った曲をフィーチャー


-Dance with Minotaurus-

1日目:タオルを忘れ、CYaRon!ちゃんに回されて煽られる
2日目:目の前に来た朱夏ちゃんに動揺して腕に絡まる
またの披露お待ちしています!

冗談はさておき、クラップやタオル回しが最高に楽しい曲
3人ともトロッコでめちゃくちゃ楽しそうに歌っていたし、伊波さんのタオル回しと顔が力強すぎてちょっと笑いそうになりました。
ロッコのデメリットは曲にガッツリ集中できないんですよね。ということで次回はステージでお願いします!

-スリリング・ワンウェイ-

俺たちのスリワンがバンドになって帰ってきた!

声出せないのに頭と腕が飛んでいくことってあるんですね。高音のギターが気持ちいサウンドでアレンジされたスリワン…のはずだけどテンションぶち上がりすぎたことと、完全に意表を付いた終盤のタイミングで披露されたことも相俟ってあまりバンドのことは覚えてません。

-ドラゴンライダーズ-
アジアンテイスト、というよりもはや中国風のお衣装
インタビューでも「ずっとこういう曲が欲しかった」と3人が口を揃えて言っていた気概が伝わるぐらい衣装もダンスもラスサビの掛け合いもCYaRon!らしさが詰まっていました。
降幡さんのコブシのきいた「なんとかなっちゃう」の歌い方ほんますこ
たいていのことはなんとかなっちゃいますね。


あと厳しめなことを言うと幕間はギルキスの方がぶっちぎりで面白かったんですが、まさか実写幕間があるとは思っていなく、めちゃくちゃ面白かったのでドローです。


青空Jumping Heart -Instrumental-

まさかバンド演奏のインスト披露することなんてあります??

Riko Jump High!!からの流れで演奏されたこの曲は、「バンドで演奏してくれた」ことに対する喜びと、「青ジャンを選んでくれた」ことに対する喜びが交錯して血液が沸騰しそうなぐらい興奮しました。
1日目が終わってから、バンド演奏で青ジャンを聞けたことに対する嬉しさをうまく言語化できなかったんですが、2日目に再び聞いて、
いつか2ndライブでAqoursが言っていた

「青ジャンは海外でも披露して私たちを知ってもらうきっかけの曲になっている

という言葉を思い出しました。
バンド演奏だけ、たとえブレードを振るだけでも会場の一体感が生まれたことが嬉しかったんだなぁと感じつつ、個人的にはバンド演奏だけでも脳裏に9人の歌ってる声が聞こえて…いつか真相が聞けるかもしれないけど、唯一のバンドInstrumental曲を青ジャンにした理由が

"私たちを知ってもらうきっかけ"

と、当時と同じ飽くなき向上心だったら本当にエモーショナルだと思いました。


それぞれの色

同じ生バンドでも全然ライブの雰囲気や色が違っていて、そういう意味でも楽しめたユニットライブでした。

Guilty Devils
はライブハウスのような箱で"お前らに聴かせたいのはこれだ!!"っていうバンド演奏一本勝負
最初から最後までその演奏に圧倒されました。

CYaRoTOMO'S
は"CYaRon!のライブは俺たちも一緒に楽しむんだよ!!"
という会場との一体感

どちらがよいとかではなく、ギルキスにはギルキスの、CYaRon!にはCYaRon!の、それぞれにしか出せない色というものを確かに目の当たりにした気がしていて、それは頭のどこかでは分かっていたけれど生バンドによって体現されたのかなと感じました。


でもやっぱりこれだけは言わせてもらうと、
ラストの近未来ハッピーエンドでCYaRoTOMO'SにCYRポーズを振ったり、最後一緒にジャンプしたり、最後はCYaRon!とCYaRoTOMO'S全員で前に出てきて挨拶してくれたり、そういうとこがCYaRon!らしくて本当に温かい気持ちになりました。
「CYaRon!に愛をこめてー!」と叫んだ伊波さんも印象的でした。


ソロ曲の有無にもユニットの色が現れていたと思っています。
一歩進んでその先で待つことを示したGuilty Kiss、歩幅を揃えて待つことを示したCYaRon!
これもどちらが正しいとか、正解なんてなくて。逆にそれぞれの想いが垣間見れた瞬間でした。

 

リーダーの想い

口を開けば名言を生み出すことで有名な我らがリーダー

Aqoursのライブの醍醐味と言っても過言ではないし、やっぱり楽しみにしていた自分がいて

やっぱりAqoursで会えなかった分、悔しい想いをそれぞれがした分、CYaRon!とまたこうして会えたり、ユニットそれぞれで会えることっていうのが、凄く感慨深かったりとか、一瞬一瞬がとても大事で絶対にこういう場所をなくしちゃいけないな!って私は凄く思っています。(Day1)

伊波杏樹

 ギルキスでも聞かれた「一瞬一瞬を大事に」
今この状況だからこそ、より真意を持った言葉に聞こえて
紛れもない本心で、まるでこちら側の想いを代弁してくれた気がしていて、心がスッとしました。

こういう楽しみはなくしちゃダメなんだよ!!絶対!!
だから、Guilty KissでもAZALEAでもAqoursでも、ラブライブ!サンシャイン!!を大事に大事に愛してくれる人のために私たちは頑張り続けたいと思うし、走り続けたいと思っています。(Day1)

伊波杏樹

それは魂の叫びに聞こえました。
本当に心の内を全部曝け出してくれたような気がしていて、でもいつもよりちょっぴり”素の伊波さん”が顔を覗かせていたところが微笑ましくて

この場所に来て、少しずつ前に進んでいるんだなって感じました。みんながたくさんたくさん背中を押してくれて、大きな一歩になっていると思います。
もう怖いものなんて無いですよ!こうなったら進むのみです!(Day2)


伊波杏樹

2日目、その先の未来を見据えていた言葉は1日目よりもさらに前向きで
自分たちだけではなく、ファンも含めて「一緒に進んでいくんだけどね」と付け足してくれた伊波さんは、どこまでもこの作品の”在り方”をいうものを考えている気がしました。
だからこそ、そのラストを飾った近未来ハッピーエンドがより刺さり、すぐそこまで来ているハッピーな近未来を想像しているCYaRon!の想いがこもっていたのかもしれません。

 

最後に

ちょうど最近アニメとライブ映像を1から見直す時間を作っているのですが、今回のライブを含めてやっぱりとんでもないコンテンツだと実感しました。

言ってしまえばラブライブ!サンシャイン!!はアニメ全26話、映画1本の展開のみ。最新の映像コンテンツは2019年1月が最後です。それなのにもかかわらず先日6周年を迎えて今なお邁進し続けています。

新曲が発表される度に「ライブ楽しみだな」と普通のコンテンツだったらそもそも考えもしない”2.5次元脳”に気付いたらされてること、キャラクターのPVが無くてもキャストのライブを楽しみにしていること。
いかに2.5次元が私たちのなかに普通に浸透しているか…

ライブは擬似的にキャラクターのPVのようななものでそれが当たり前、というより他のコンテンツにはない絶対的な強さ、というのは昔から言われていますが、まさにそれを肌で実感したライブでした。

来月にはラスボスAZALEA、12月にはDREAMY CONCERTが控えていて
Guilty Kissで踏み出した新しい一歩を、CYaRon!がしっかりと繋いでくれました。
そして、そのバトンはきっとAZALEAに繋がるはず…
最後に年末みんなで笑ってAqoursに逢いましょう。











 

 

 

 

 

ショートカットの斉藤朱夏かわいすぎ

I live, I live LoveLive! days!!

LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス 2days

本当に夢のような時間
ありきたりな言葉になってしまうけれど心からラブライブ!というコンテンツを好きで良かったと思いました。

この2日間、ラブライブ!というコンテンツの偉大さを再認識して、でもやっぱり4年前のあの日に戻った気がして、涙もありつつ終始笑顔で声援を送りブレードを振りました。

キャストの言葉やμ'sの楽曲に心打たれた場面は数あれど、思い返せばメッセージ性の塊だったセットリストと楽曲の歌詞を紐解いていこうと思います。

画像

セットリスト

◆Day1

01.未体験HORIZON
02.TOKIMEKI Runners
03.夢への一歩
04.ドキピポ☆エモーション
05.眠れる森に行きたいな
06.Starlight
07.Love U my friends
08.元気全開DAY!DAY!DAY!
09.P.S.の向こう側
10.GALAXY HidE and SeeK
11.LONELY TUNING
12.コワレヤスキ
13.Guilty? Farewell Party 
14.SELF CONTROL!!
15.Believe  again
16.届かない星だとしても
17.MIRAI TICKET
18.青空Jumping  heart
19.恋になりたいAQUARIUM
20.君の心は輝いているかい?
21.僕らのLIVE 君とのLIFE
22.アニメスペシャルメドレー
  僕らは今のなかで
  No brand girls
  START:DASH!!
  それは僕たちの奇跡
  ユメノトビラ
  KiRa-KiRa Sensation!
23.Snow halation
 

◆Day2

01.未体験HORIZON
02.TOKIMEKI Runners
03.あなたの理想のヒロイン
04.Evergreen
05.ダイアモンド
06.めっちゃGoing!!
07.CHASE!
08.Love U my friends
09.近未来ハッピーエンド
10.夜空はなんでも知ってるの?
11.トリコリコPLEASE!!
12.ときめき分類学
13.Guilty Eyes Fever
14.Guilty Night, Guilty Kiss!
15.SELF CONTROL!!
16.Believe  again
17.僕らのLIVE 君とのLIFE
18.アニメスペシャルメドレー
  僕らは今のなかで
  No brand girls
  START:DASH!!
  それは僕たちの奇跡
  ユメノトビラ
  KiRa-KiRa Sensation!
18.Snow halation
19.届かない星だとしても
20.WATER BLUE NEW WORLD
21.未来の僕らは知ってるよ
22.HAPPY PARTY TRAIN
23.君のこころは輝いているかい?
 

突き刺さった歌詞

今回のフェスは個人的に曲の歌詞が刺さった場面が多く、曲中に要所で時間が止まったような感覚に襲われて歌詞の内容がスッと入ってきたことがとても印象的でした。
それはまさにフェス中の「今」であったりラブライブ!という「歴史」を感じさせてくれる意味も含み、あの空間でしか絶対にハマらないと言っても過言ではありませんでした。

記念すべきラブライブ!フェス開幕1発目の曲は

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"未体験HORIZON"

正直度肝を抜かれました。何故なら全く予想していなかったから。
開幕からμ'sが出てくるとは思っていなかったけれど、"TOKIMEKI Runners" あたりがくるのかなと油断していました。

何故未ホラ??

と正直何とも言えない感情を抱いた1日目の僕ですが、"その意味" は曲名と歌詞に全部詰まっていました。
ラブライブ!フェスというキャストもファンも「未体験」なお祭り

ラブライブ!フェスへようこそー!」

高槻さんが第一声を発した瞬間に全て理解しました。

新しくなれ! 動き出したミライ
またはじまるよ 準備出来た? もうできてる!

『未体験HORIZON』 

Aqours」だけのミライではなくスクールアイドルとスクールアイドルを愛する全ての人が望む新しいミライ
 まさにこのフェスの始まりを告げるに相応しい曲でした。

きっと あとで笑えるからさ
きっと ぜんぶ乗りこえてくよ
今日は 一度しかない
やり切って生きていこう

『未体験HORIZON』

ただここはAqours自身を指していることがより印象的で。
かつてμ'sという偉大な存在からバトンを受け取ったAqoursは過去の色々なことを「ぜんぶ」乗りこえていくと高らかに宣言して、一度しかない「今日」、ラブライブ!フェス始まりの号砲を鳴らしてくれました。


"No brand girls"

悔しいなまだ No brand
知られてないよ No brand
なにもかもこれから 熱い気分

No brand girls

地球上の全ラブライバーが心から叫びたかった曲

盛り上がる曲なのは間違いないけれど、当時μ'sにはその人気を "0" から積み上げる重圧があって、そのときの穂乃果やえみつんの言葉を表したのがこの曲であり歌詞だと思います。

 

壁は Hi Hi Hi 壊せるものさ Hi Hi Hi 倒せるものさ
自分からもっとチカラを出してよ
Hi Hi Hi 壊せるものさ Hi Hi Hi 倒せるものさ
勇気で未来を見せて

No brand girls

だからこそこの "壁" は

「μ'sにとっての越えるべき壁」

として表現されてきたけれど、このラブライブ!フェスにおいて表現された "壁" は

ラブライブ!の世代間を隔てる壁」

と考えたらもう涙が止まらないんですよね。
それを穂乃果たちがぶっ壊してくれたんですから。

メディア等で取り沙汰されてるように箝口令が敷かれていると囁かれた時期もあったこのコンテンツ
遂に開催されたスクールアイドルが一同に会する夢のイベントで、そんな壁私たちが壊してやる!とどこかワイルドテイストなμ'sが先輩として自らその壁を壊してくれたと考えると "フェスらしさ" と同時に全身全霊な "μ'sらしさ" を感じました。

だからこそ、このフェスは"はじまり"なんだと僕は確信しています。


"届かない星だとしても"

この曲にこれほどメッセージ性を感じたことはありませんでした。
フェスで両日歌われたことに意味を感じずにはいられませんね。

届かない星だって (Star light, I hope you)
手を伸ばす勢い持って
届かないって決めないで (Star light, I hope you)
手を伸ばせ!それから悩め!

 『届かない星だとしても』

1日目の披露では

μ'sが "憧れの星" という形で描かれ、その背中を追い求める言わばアニメ1期当時のがむしゃらだったAqoursを思い起こし

2日目の披露では

ラブライブ!を経て輝きの正体を知った千歌たちが、自ら輝く星となって虹ヶ咲の手を伸ばす先に在る

そう感じ取りました。
これはもちろん1日目がAqours→μ's、2日目がμ's→Aqoursという構成になったからこそ生まれたストーリー性なわけで。
普段ライブで盛り上がる曲としても定番で、歌詞中の "星" が案にμ'sを指しているとは感じ取っていましたが、「後輩」と呼べる存在ができて現に憧れの存在となっているAqoursが知らぬ間に輝く星になっていた姿は何とも感慨深いです。

千歌たちAqoursは "Brightest Melody" を歌ったことで、自らが "他人に輝きを与えることのできる存在" になったことを表現していましたが、伊波さんたちキャストとしてのAqoursもまたそういう存在になったと感じさせてくれる瞬間でした。

 

 

History of LoveLive!

ラブライブ!フェスで見事に体現された

ラブライブ!の歴史」と

2.5次元で描写されるストーリー」

これには改めて感銘を受けました。
一曲一曲歌詞を味わえば楽曲の数だけラブライブ!の素晴らしさを紐解くことができますが、僕は大局で見たセットリストに驚きを隠せませんでした。

特筆すべきはAqoursのセットリストで以下3曲が1日目、2日目で入れ替わりました。

MIRAI TICKET ⇔ WATER BLUE NEW WORLD

青空Jumping Heart未来の僕らは知ってるよ

恋になりたいAQUARIUMHAPPY PARTY TRAIN

 

だたこれは今までのライブで前例があるように1日目の時点で「あっ2日目はこっちに変わるな」と予想できるセットリストであり、深く考えることもありませんでした。

…しかし2日目で大きな番狂わせがありましたね。

そう、μ'sとAqoursの歌唱順が逆になりました。

これがなかったらただ "セットリストが変わっただけ" で話は済んでいたわけです。


Day1

"μ's" の背中を追い求め始めた "Aqours" はその届かない星に手をのばそうとする

夢が生まれ 夢の為に
泣いたときでも
あきらめないことで
つながった

MIRAI TICKET 

どれだけ追いつこうとしても突きつけられた "0"
でも諦めなかった "Aqours"

あこがれ抱きしめて
次へ進むんだ
僕たちだけの新世界が 
きっとある

MIRAI TICKET

あこがれは "抱きしめる" もの
AqoursAqoursらしくあれ」
そう心に決めて自分たちらしく、見たことない夢の軌道追いかけて

はじまったときの (sunshine story)
ときめきずっと 大事にね

青空Jumping Heart

それでも "あのとき" の純真無垢なときめきは忘れずに



Day2

自分たちだけの輝きを見つけたAqoursはμ'sが最高潮にボルテージを高めた会場を、それに負けず劣らないパフォーマンスで再び会場を魅了した。

この瞬間のことが
重なっては消えてく
ココロに刻むんだ
WATER BLUE 
『WATER BLUE NEW WORLD』

"あのとき" 歌ったときとは全く違う意味となった響いた
憧れで偉大な存在のμ'sの姿をしかと目に、ココロに刻んだ

I live l live LoveLive! day!!

未来の僕らは知ってるよ

このフェスの代名詞

μ'sもAqoursSaint Snowも虹ヶ咲も会場のファンも全員が心の底から思い

「今この瞬間ラブライブ!のために生きている」

と実感した。この日のための伏線かのような曲名もより感動を誘った。

 

レールはどこまでつながるか
まだまだわからないね
ずっと走っていたい PARTY TRAIN

HAPPY PARTY TRAIN

未来のことは分からないけれど、ホンキでぶつかった先にあった答えを知って、なおまだ先の見えないレールを走るAqours
それはAqoursだけではなくμ's、Saint Snow、虹ヶ咲…



ーーーーーーーーーーーー

そしてどちらの世界線を辿っても辿り着く "君のこころは輝いてるかい?"

「まだ」輝きを知らなかった頃でも

「もう」輝きを知った今でも

また "みらい" が変わる予感に誘われて新しい夢が始まる

 

今、みらい、変わり始めたかも!
そうだ僕たちは まだ夢に気づいたばかり

 君のこころは輝いてるかい?

 いつだって夢の始まりを予感させてくれる君ここはAqoursの代名詞であり、
ラブライブ!フェスのフィナーレに相応しい楽曲でした。

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両日でμ's、Aqoursの入れ替わりによって、今を走り引っ張っているAqoursという存在と成長がより際立った気がしました。

これは自分の想いになりますが、今回のラブライブ!フェスはAqoursの存在が無かったら実現しなかったといっていいと言っても過言ではないと思います。

「今」を先陣切って走るAqoursがフェスのド真ん中を突っ走って
「これまで」と「これから」がたくさん詰まったグループが

自分らしく、でもどこかAqoursを支えるようにパフォーマンスをして…
そんな風に見えました。

μ's     ーKiRa-KiRa Sensation!

Aqours   ーWATER BLUE NEW WORLDー

Saint Snow  ーBelieve againー


思えばラブライブ!決勝曲を披露してくれた3グループ
このときだけはお互いバチバチのスクールアイドルとして対決しているようにも見えて…

まるで時空を超えたラブライブ!の決勝戦を見ているようで、どのグループも自分たちの "一番" をここにぶつけてくれました。
 

限られた時間のなかで精一杯輝くことってこんなにも素晴らしいことなのだと見せつけられた気がしました。

 

 

あの頃と変わらないもの

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「μ'sは永遠」とはよく言ったものだと思いました。

だって彼女たち4年前と何も変わっていないんですよ?


「変わらないもの」とは違うけれど

ところどころキャストが歌詞やダンス間違えたりしてるところを見ても全然不安にならないというか「らしさ」というか、曲を披露することへの久しぶり感が伝わってきてほっこりしました。

 

僕はライブ中何度も「懐かしい…」と呟きました。
それはキャストの姿やコーレス、披露された楽曲全てに対してですが、「懐かしい」という言葉を発する程の月日が流れているのにも関わらず、そこには当時と変わらない立ち振る舞いのμ'sがいました。
本当に色んな意味で変わっていなかったんです。

 「私は正直ただいまだとは思っていないです。
μ'sは2016年4月1日のファイナルライブを迎えて一区切りを付けたけれど、私たちはずっとみんなのそばにいたと思っています」

「私たちはいつまでもμ'sです」

「μ'sic forever!! これからももっともっとよろしくお願いします!」

新田恵海

やっぱりえみつんの言葉は心の奥の方にズンと重みを感じる部分があって

久しぶりだけど「ただいま」ではない

ライブという表舞台から一線を退いたけれど「いつだってそばにいたよ」と言ってくれた。それは9年という月日を穂乃果たちと生きていたからこそ出る言葉だと思うし、どんなに月日が経ってもμ'sとして在れる所以だと感じました。

 

 

32人が紡いできた物語

「32人のスクールアイドルたち」

佐藤日向

「μ's、A-RISEAqoursSaint Snow、ニジガクのみんなでラブライブ!を紡いできた」

田野アサミ

2日間誰も触れなかったA-RISEに言及してくれた佐藤日向さんと田野アサミさんはやはりさすがだと思った。
あの空間にいたのは29人だったけれど、この物語を紡いできたのはやっぱり32人。

それができたのは同じ "主人公たちのライバル役" という立場だったからかもしれないし、いや彼女たちの気質ならたとえそうでなくても伝えてくれたでしょう。
彼女たちがどういう人かは僕たちが一番よく知っていますしね。

 

僕がこのフェスを "はじまり" だと確信したのはこれが理由でもあります。

そして恐らく誰もが思った "SUNNY DAY SONG" の披露

確かに残念ではあったけれどまだ足りないピースが埋まっていないからだと思いました。

 

こんな素晴らしいフェスは『みんなが繋いできたから実現できた』と思っています

伊波杏樹

9年前、μ'sが0を1にして、今は虹ヶ咲が100とその先の未来を切り開こうとしています。
でも

「μ'sの戻ってこれる場所」

「虹ヶ咲が羽ばたける場所」


を作れたのはやっぱりAqoursAqoursらしくがむしゃらに突っ走ってきたからなわけで。このフェスはAqoursにとっても本当に特別な場所だと改めて感じました。

 

 

これから

ラブライブ!ってまだまだこれからだな

僕が率直に感じたフェス後の想いです。
僕がラブライブ!から受け取ったものは余りにも大きいし、好きなものをずっと応援できていることには感謝の気持ちしかありません。


ラブライブ!が大好き」

その気持ちさえあれば何でも叶う気がする。
だってこんな素晴らしいフェスが開催されるなんて誰が予想しました?

夢は声に出せば叶うと言うけれど、それはやっぱり本当で、これからも自分の「好き」には正直にラブライブ!を応援していきたいと心からそう思いました。

 

I live I live LoveLive! days!!