沼津愛ミーティング & おとぬま-2018.9.17-

先日の祝日9/17(月)、通算12回目となる沼津に行ってきました。
今回の来沼はもともと「音で沼津を照らしたい」通称”おとぬま”の第2回コンサートが開催されるということで、そちらに参加するのが目的でした。話は遡り7/14(土)。この日にかのがわ風のテラスでおとぬまの記念すべき第1回コンサートが行われたのですが、自分は都合が付かず残念ながら行くことが叶いませんでした。しかし公式で配信してくださっていた動画で全て鑑賞することができ、感動や衝撃や興奮や色んな感情が溢れ出したことを覚えています。
以前からはみさんを含め、おとぬまの何人かの奏者の方は存じていたのですが、初めて様々なグループの方々が「コンサート」という形でAqoursの楽曲を演奏する様子を見て、弾く楽器や弾く奏者によって本当に十人十色の音色があって、何より奏者の思いと熱が籠っている最高のステージだったと画面越しながら感じました。そして最後に第2回おとぬまがあの!沼津市民文化センターで開催される告知があり、いやもうこれはもう何が何でも行って生で聴くしかねぇ!!と意気込みやっと、やっとこの日を迎えました。


そしてもう一つ。これは直前に決まったことなのですが、沼津市議の小澤隆さんがフォロワーさんと沼津愛を語り合おう!会を開催してくださるということで、いやもうこれ参加するしかないでしょ、ってことでおとぬま前に参加させていただくことになりました。地元沼津の方々と接する機会は数あれど、市議として沼津市で仕事されている方に自分が今思っている「心から沼津が大好き」である気持ちを伝え、逆に市議の方から見た沼津はどのような姿なのか、これを沼津が大好きな人同士で熱く語り合う機会なんてそうそう無いですし、こちらも本当に楽しみにしていました。


沼津愛ミーティング

ちなみにこの日は友人と一緒に参加しましたが、他の方はほぼ?ソロ参加の様子で、上述のとおり小澤さん+10人の沼津が大好きなラブライバーでとにかく沼津について語ろう!というコンセプトでした。場所は沼津市民文化センターから徒歩5分ほどのところにあるオシャンティーなレストラン リストランテアウラさんという場所。もちろん初めて来ました。
(↓ランチ安いし生パスタがめちゃくちゃ美味しかったので皆さんも是非)

www.risto-aura.com
まず率直な感想から言うと、本当に皆沼津が大好きなんだな…と感じました。

僕たちのように市外から何回も遊びに来ている方はもちろん、生まれも育ちも沼津の方(小澤さん含め)、既に移住して生活している方、これから移住を考えている方などなど、10人という小規模の集まりでも色々な形で沼津に接している方がいらっしゃいました。

少し落ち着いてきたところで自己紹介タイムがありました。
沼津へ移住しようと考えている方へ仕事の紹介や居住地の斡旋を行っている方がいて、このような方がいることは話には聞いていましたがお話を色々伺っていて感銘を受けました。うまく言えないんですけど本気が伝わってきたというか…他にも遠方から来たライダーさんやDJをやられている方などいました。

僕はこんなこと言ったような記憶…
最初の数回は紛れもなくラブライブ!サンシャイン!!聖地巡礼が目的で訪問していたけれど、途中から単純に沼津のよさに惹かれ、いつしか本当に普通の「観光」で来ることが目的になっていました。
最近では海辺をドライブしたり、景色のいい場所で富士山や駿河湾の写真を撮ったり、おいしいお店を発掘したり自分なりの沼津の楽しみ方をしています…みたいな。


2週目は沼津のここが好きというテーマ。
皆さん口を揃えて言ったいたのは「人が温かい」でしたね。ここは沼津在住の方からはほんとに??という感じでしたが、幾度となく沼津に足を運んでいる皆さんが口を揃えていたのでここは間違いないと思います(断言)
僕はその代表としてつじ写真館さんのお名前を出しました。沼津に行くたびにトミーさんの顔を見に行きたくなるんですよね…いつもラブライバーを温かく迎え入れて気さくに話しかけてくださり、じもトークも聞けて本当に心が安らぐ場所です。こういった”還る場所”がもっともっと増えたらいいなぁって思います。
灯台下暗しではないですが、生まれたときから住んでいると地元のこういう部分は意外と気付かないものなのかもしれませんね。
また個人的に都会と田舎どちらにも住んだことがある身として、両側面のいいとこ取りをした街が沼津だと感じます。程よく都会で程よく田舎。交通の便が良くて娯楽施設もあり駅前には商店街がある。そして海と山に囲まれて過ごしやすい気候。最高じゃないっすか。

自己紹介ターンで小澤さんも触れていましたが、たとえラブライブ!サンシャイン!!のブームが去ったとしても、僕は沼津が好きだという気持ちは変わらない!という思いを伝えました。が、このブームで多くのファンが沼津に足を運んでいる今こそが聖地以外の沼津、ひいては伊豆西部の魅力をどんどんアピールできるチャンスであるのも事実。恐らくラブライバーの多くは沼津と言っても内浦、西浦地区までしか足を延ばしていないと思います(偏見だったらごめんなさい)。でもそれより南の戸田地区、東の伊豆の国市(伊豆長岡)、伊豆市(修善寺)などなど、僕もまだしっかり観光できていない魅力のある場所がたくさんあると思っています。
世界遺産韮山反射炉もあるし、2020年には東京オリンピック自転車競技伊豆市で行われるし…これをきっかけに日本だけではなく海外の人にももっと沼津の魅力を知っていただくチャンスだと感じました。
小澤さんは他市の方から「沼津は魅力が…」といったニュアンスの言葉を受けてショックを受けたと仰っていましたが、だからこそ色々なことにチャレンジができる環境であると。それこそ”沼津自慢フェスタ”、”おとぬま”、サンシャイン!!関連のイベントであったり。でも大切なのはいかに「負」の意見を受け止めるか。いいぞ!やってくれ!という「正」の意見を聞くのは当然。そりゃ良い意見は多く耳に入りますからね。でも地元の人にとっては何がよくて、何が迷惑なのか、その線引きをうまくしていかないといけない。そんな話も出ました。市の活性化にあたり地元の人との折り合いも大事だなと改めて感じました。

また、僕個人としては歴史と地理が好きなので、沼津深海水族館には足繁く通って駿河湾や深海生物のことをより深く学んだり、廃藩置県前後でどのようにして静岡県になったかを知ったり、戸田造船郷土資料館で日露友好の足跡を辿ったり。
なんというか自分が興味がある分野をより沼津が深めてくれているこの感じがたまらなく好きで……多分これは人によって色々あると思うんですよね。

例えばドライブ、鉄道、写真、グルメ、Bar、etc...各個人が様々な切り口から沼津をより深く知って好きになっていくなんて最高ですよね。

なーんて長く書いてますけど喋れたのはごく一部です()

(言うだけかよ!と思われるかもしれませんがライバーの友人には巡礼以外にもいいところはたくさんあるぞ…毎度伝えているつもりです)
元々コンセプトがこうだったからっていうのもあるけれど、Aqoursとかサンシャイン!!の話は全く出ませんでしたね。完全に濃い”沼津”に特化した話ができて僕はもう大満足でした。また機会があれば是非参加したいです。


第2回音で沼津を照らしたいコンサート

けっこう前の方の席確保できました。セトリは3部構成になっていて第一部がアニメ一期、第二部が各グループ、そして第三部が二期をイメージしたセトリとなっていました。もちろん全楽曲最高だったわけですが、特に印象的だった曲について取り上げようと思います。


まあなんていうか劇伴やAqours楽曲が生バンドで聴ける喜びですよね。またライブとは違って盛り上がるところは盛り上がってコールするし、静かな劇伴や曲では皆聴き入っている空気感がたまらなく素敵でした。
セトリ見れば分かると思うんですけど、劇伴が入るタイミングもちゃんとアニメの流れに沿っていて、第一部と第三部は1stライブと3rdライブさながらの没入感でした。

まず第一部

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夢で夜空を照らしたい」「DETERMINATION」「想いよひとつになれ」この3つですかね。
夢で夜空を照らしたい」は1期の曲では感動部門で好きな曲なのはもちろん、”おとぬま”の皆さんが演奏される「夢で夜空を照らしたい」が本当に大好きで…今回はおとぬまのメンバー+他のグループの方も加わったバージョンが聴けて本当に感激しました。特に主音になってるサビのサックスが本当に涙を誘いますね…
「DETERMINATION」はまあこれも一期の劇伴ではぶっちぎりで好きっていつも言ってるんですけど、ウィンドチャイムって言うんですかね、時たま入るその音色が綺麗で13話の光景が目に浮かぶようでした。
そして「想いよひとつになれ」。↑の導入から完璧だったんですが、間奏でののえるさんとわーさーさんのダブルギターがカッコよすぎて惚れました。本当に原曲さながら。弾いてるときの笑顔も素敵でした。



次第二部

まず函館UCさながらのSEとルーレット。これマジで再現度すげぇ。感動。

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Aqu男さん

「おやすみなさん!」がイケメンすぎた…男の人があんなに綺麗な声でおやすみなさん!歌ってて惚れたわ。パーカッションもとても曲調に合ってて良かった。CD買おうと思ったけど忘れちゃいました。次回必ず…

よねちさん

オーボエの「Beginner's Sailing」はとても軽やかな音で聴いていてとても心地よかったです。先日静岡放送の放送拝見しましたが、まさか世界に羽ばたくアーティストだったとは…お会いできて光栄でした。

不自然なカルテットさん

第一回おとぬまでWBNWを聴き衝撃を受けたグループです。この方たちの演奏だけは座って目を瞑って聴いてました。それにさぁ…まさか「空も心も晴れるから」やってくれると思わないじゃん…僕2ndライブの名古屋、神戸でこの曲が始まる前に数十秒流れる弦楽器のライブ版イントロが本当に大好きって散々言ってるんですけれど、それが疑似体験できて?最高でした。

シューっとさん

いつもYouTubeで素敵なピアノアレンジ動画ありがとうございます。そして20歳のお誕生日(翌日)おめでとうございます。あっシューっとさんの演奏も座って聴き入っていましたね。「GALAXY HidE and SeeK」は本当に綺麗な旋律で、それと真逆な熱い曲のはずなのに静寂の中ピアノの音だけが響く「Strawberry Trapper」はとても不思議な感覚でした。

音で函館を照らしたい

まさかの函館。来てしまいましたか。「DROPOUT⁉」も「SELF CONTROL!!」もぶちあがりは半端なかったですね。「DROPOUT⁉」はドラムの圧が凄くて凄かった()
函館UC思い出して最高だと言いたいよ!でしたほんっっとに。「SELF CONTROL!!」ではまさかのよねちさんが姉さまコスで登場でしたが衣装の再現度高かったですよ!


最後第三部

3rdライブという暴力で殴られました。
劇伴では「起こそうキセキを!」「ONE FOR ALL」「0から1へ!1からその先へ!」
楽曲では「MIRACLE WAVE」「Awaken the power」「WATER BLUE NEW WORLD」

劇伴ではちゃんとコーラス担当の方が入り、そこもしっかり再現。すげぇ。「ONE FOR ALL」はダメだって言ってるでしょ…
MWはサビ前ののえるさんがギター回すところ、Atpは観客を煽る奏者とそれに答える観客のコール、そしてやっぱりイントロのギターかっけぇっすわ。WBNWはメンバー全員で演奏されたものの、やはり不自然なカルテットさんの弦楽器が際立ち、本当に鳥肌が立ちました。会場も青一面になって感動しましたね。

第一部、第三部ともそうだったのですが、スクリーンが楽曲に合った沼津の写真に切り替わっていた部分も曲に引き込んでくれる演出でした。

EW

Aqoursコールならぬおとぬまコールによって再集結。
青空Jumping Heart」は普段なら振りコピするんすけど圧倒的な演奏にそんな余裕もなく。そしてラスサビ前の静寂は本当に心地よかった。
劇伴「私たちの輝きはそこに」で確か後ろのスクリーンがエンドロールに入って、最後にSpecial Thanksとして沼津のお店とメンバー、そして
”いつも僕たちを暖かく迎え入れてくださる沼津にお住まいの皆さま”
という言葉を見て、沼津愛ミーティングのことを思い出しながらかなりうるっときました。伊波さんの言葉じゃないですけれど相思相愛なのかなって思いました。
最後はみんなで「WODERFUL STORIES」の大合唱(そういえば勇君でもそうでしたね)。ラスサビ前にまさかの銀テ発射!最後の最後までサプライズというか僕たちを楽しませてくれ、そして何より奏者の方々が楽しんでいる姿も全力で伝わったコンサートでした。本当に皆さんお疲れさまでした&ありがとうございました!

P.S. 最後にのえるさん、はみさん、レミューさんと握手して「ありがとうございました!感動しました!!」と直接想いを伝えられて嬉しかったです。



初めてコンサートを聴きにいったのもライブに行ったのもラブライブ関連、ということでこのラブライブというコンテンツには本当に自分に様々な色々な初体験をさせてくれます。この12回目の沼津訪問が今後の自分にとっての、沼津に対する思いや自分の持っている価値観の転機になりました。
これまではラブライブ!サンシャイン!!が好きだから沼津が好きだったけれど、今は沼津が好きだからより一層ラブライブ!サンシャイン!!が好きになってるな、と自分の中で変化を感じます。
おとぬまもそうですが、好きだけでは終わらない、欲を言えばProud NUMAZUじゃないですけど今後とも沼津を盛り上げていきたいと思っている一員としては沼津を愛している人はこんなにいるんだぞ!!ともっともっと沼津の魅力を世に発信すべく、お力添えしていきたいなと思った今回の来沼でした。